符術(アンチリテラルの数秘術師)

作品名:アンチリテラルの数秘術師
用語分類:術技分類

アンチリテラルの数秘術師に登場する用語。
数秘術から分散した術式形態の1つ。
禁字刻印(タリズマ)と呼ばれる密字を物質に刻み、言霊を通してスカラーを蓄える事で発動させる数秘術




詳細

来歴

  • 道教の術
    • 数の異端(ヘテロナンバー)を狩るための斬鬼退魔の術
「俺も聞きかじりだがな。元は道教から伝わったとされる斬鬼退魔の術らしい。札に符と呼ば
れる密字を書き、そこに言霊を宿す事によって人智の及ばない力を発揮する。(以下略)」

東洋数秘術

  • 禁字刻印(タリズマ)と呼ばれる集数媒体を利用した東洋の数秘術
    • 術の手法が違うが、西洋と同じく道具を使ってスカラーを操る数秘術。
「そうだな。てめえにもわかりやすく言えば、東洋版の数秘術ってところだ。数式が同じ意味
を持った禁字刻印を札に描き、そこに言霊————ようするにスカラーを蓄えることで効力を
発揮する。記述の方法が違うだけで、やってる事は変わらねえよ。まあ、俺や教団の執行官は
てめえみたいに"生身でスカラーを操る"なんて芸当は出来ねえからな。周囲からスカラーを
取り込むための道具、古来から"集数媒体"と呼ばれてるもんが必要になるわけだ」

+ 禁字刻印(タリズマ)について
  • 人知の及ばない力を発揮する密字や言霊
    • 正確には密字が禁字刻印、言霊がスカラーを蓄える作業を指す。
      • 明津憲剛の禁字刻印が刻まれた銃弾は着弾等で金属変形しないように加工されている。(1発2000円)
「(前略)最近の俺たちの業
界用語じゃ、符や呪文を総じて"禁字刻印"って呼ぶんだよ。こうした術を使って、昔の符術
士って連中は、教団が数の異端と呼ぶ"悪霊"や"妖怪"の類の怪物を狩っていたそうだ」


元ネタ

符術
道教に登場する儀礼装置。
皇帝でなく高位の神や祖師の権威で、鬼神を動かす命令の力を持つことになり、
鬼神に対する符命や符敕となったり、死者の魂を送るといった事を行なう。

タリズマン(talisman
占星術で使われるお守りの一種。


関連項目

作中に登場した符術


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最終更新:2022年07月10日 13:02