作品名:
赫炎のインガノック
使用者:大公爵アステア,クルツ・ヒラム・アビフ,他アムネロール中毒者
スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する存在。
《奇械》のひとつ。
能力として集束した発振する紫電を放つ《忌まわしき暗き空》を持つ。
また大公爵アステアへ
33体のザハークの宿主の生命が供給されており、大公爵はザハーク33体の支配権と33人分の生命を持つ。
また《奇械》の特性として物理無効と物理無効化無効、再生能力および消滅耐性と非顕現時限定で不可視の能力を持つ。
存在についての詳細
形容
- 大蜘蛛に似た鋼鉄の《奇械》
- 8本の長い脚を持つ。
- 無数の複眼をもつ。
- 巨大単眼を持つ。
- クルツ・ヒラム・アビフのザハークは単眼を閉じている。
その名は《奇械》ザハーク。
人型ではなく、大蜘蛛に似た鋼鉄の異形。
無数の複眼と8本前後の長い脚を有する。
特徴は、複眼とは別に存在する
巨大単眼だが、その眼は閉ざされている。
人工《奇械》
他の《奇械》は名前ごとに1体のみだが、
この《奇械》は総数で33体が存在する。
1体は現象数式実験で顕現させたものだが、
他の32体はこの10年で研究開発された
人工的な《奇械》であると言える。
《忌まわしき暗き空》
- 集束した発振する紫電の熱線
- 胎児の死因が衝撃死だったことが基なっている能力。
- クリッター、《奇械》を全て焼き尽くす。
- 攻撃時は尖った脚部へ紫電を纏わせて攻撃する。
- 自身の影からも紫電を放つことが可能。
- 雷撃を撒き散らしており、攻撃を回避しても紫電で焼き尽くされる。
雷の名は《忌まわしき暗き空》。
摸造眼球の前へと集束する紫電は破壊の力。
鋼も人も、触れるものすべてを焼き尽くす。
欠点
- 全箇所の同時圧壊
- クルツ・ヒラム・アビフの使う《奇械》ザハークの弱点
- 暴走状態で《奇械》本来の弱点である“緒”が既に切断されてしまっている
- 《奇械》のもう1つの弱点である同時圧壊でしか破壊出来ない。
──ザハークの場合──
──破壊方法は──
──宿主との“緒”を切断──
──しかし──
──既に“緒”は途切れている──
──暴走状態にある顕現《奇械》の──
──唯一の破壊方法は──
──全箇所の同時圧壊──
- 33体の《奇械》ザハークの破壊
- 大公爵アステアの《奇械》ザハークの弱点
- 《奇械》ザハークの数=大公爵の命のストックであり、1体、2体を潰しても意味はない。
使用者との関連性
新薬アムネロール中毒者
- 大公爵によってまかれた麻薬の服用者
- ギーの現象数式でも治療が困難。
- 大公爵アステアへ生命力を供給させるための《奇械》憑きで制御不能。
大公爵アステア
- 既に死亡したアステアの延命手段
- 《奇械》ザハークを通してい命を奪っている。
- 大公爵アステアを倒すにはザハーク33体を倒す必要がある。
──そう。
──都市に顕現した《奇械》ザハーク。
──それと同じ数だけ、私は命を持つ。
- 自身に顕現した《奇械》の量産化
- 新型麻薬アムネロールを開発、流通させて《奇械》ザハークを量産した。
- 使用者はそれら33体を顕現・操作できる。
- 使用者が死ぬたびにザハークが一体消える。
──31体の我が《奇械》がきみを喰らう。
──きみはここで終わりだ。
関連項目
《奇械》ザハークの種族分類。
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最終更新:2022年06月16日 04:15