Noli me tangere(Dies Irae)

ノリ・メ・タンゲレ
作品名:Dies irae
使用者:ルサルカ・シュヴェーゲリン=マレウス・マレフィカルム=アンナ・マリーア・シュヴェーゲリン
神座万象シリーズに登場する術技。
誓約を誓わせ、それらを守らせる呪い、作中では櫻井螢に使用した。




術技についての詳細

誓いの呪い

  • 誓約と罰則の呪い
    • 互いに誓約を取り決め、呪いの聖痕を埋め込む。
      • 縛られる側も誓約に対して例外を提案することも可能。
      • 誓いを取り決めながら指で複雑な模様を描き、呪いを植え付ける場所に突き刺すと完了。
言いながら、ルサルカの指が宙に複雑な模様を描く。何かのシンボルなのだろうが、螢にはよく分からない。
とん、とその指先が臍のすぐ下、子宮の辺りに据えられた。

呪いの蠍

  • 誓約破った場合、内側から食い破る
    • 呪いは紅い蠍のタトゥーを形状をしている。
    • 自我を持っており、触れた者の頭蓋に直接怨念を届ける。
      • 罰の行使を妨害する者にもハサミを使って攻撃する。
 それまで二次元的な平面だった紅蠍……その鋏が俺の右小指に食いついてい
る。骨まで達する痛みに眉を顰めるが、問題ない。

解除・対策

  • 被呪者以外の人物が外側から呪いを解除する
『───眠れ!』
同時、鋏は指から離れ、手の下で脈打っていた蠍の蠕動は沈静した。どうや
ら上手くいったらしい。
  • 魔術の常套手段として体液交換
    • 互いの体液を交換する事で呪いを制御できる成年版ではアレをよこせだったが
「っ──だから! 藤井くんの、唾液なり、汗なり、血液なりがないとダメ
 なのよッ」


使用者との関連性

汚泥の魔女

  • 使用者が死ぬと弱まり消える
    • 通常の呪いは死んだ方が強力になるが、使用者は自分の生存を疑わなかったため呪いも弱まった。
「おまえはマレウスに呪われていた。良かったな、そいつが消えてよ。普通は
死んだほうが強くなるもんらしいんだが、あいつは自分が死ぬことなんか考
えねえ。そこは運が良かったってことだ。(以下略)


元ネタ

Noli me tangere
ヨハネの福音書20章17節に登場するラテン語。意味は"私に触れてはならない"


関連項目

Noli me tangere同様に使用者の使う魔術。

使用者の魔女としての使い魔。

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最終更新:2021年07月09日 18:39