アイン・ソフ(アンチリテラルの数秘術師)

作品名:アンチリテラルの数秘術師
使用者:アイン・ソフ(使用者自体が能力であり概念)
別呼称:災厄の数の王(アヘイロン)

アンチリテラルの数秘術師に登場する存在であり能力。
あらゆる数を無限へと書き換えることができる




存在についての詳細

高密度の赤いスカラー光

  • 常人に視認可能な高密度の赤いスカラーを放つ
    • 封印が解かれる直前で既に高密度の赤いスカラーが溢れていた。
「……素晴らしいな。通常の人間でも視認出来る程に高密度な。傷付いた赤色のスカラーだよ。
この世の理の。外側の存在であるアイン・ソフは。この世界に現出するだけでも数の
秩序を破壊する。まさに"災厄の数の王"と呼ばれるにふさわしい存在だとも。
  • 自然のスカラーを炙り出し破壊する(不可視無効化)
    • 青いスカラーを破壊しているので数秘術等に影響が出る?
 赤い光は炎のようだった。
 その光によって、虚空に無数の青い数字が炙り出されていく。
 蒼い数字は、赤い光に呑み込まれ、砕け散って消え去っていく。
 それは赤い光の爆発が、周囲空間のスカラーを破壊していく光景だった。

形容

  • ∞状の翼を展開している
    • 水平線上の彼方まで展開できる程巨大化する
 問いかける少女の背中から─────巨大な翼が生え出た。
 正確には、それは鳥のような翼ではない。血のように濃厚な赤のスカラーで構築されたその
翼は、無限を表すアンフィニの形状をしていた。

不死性

  • "無限"の能力の基になった能力
    • "無限"と同様にアンフィニの翼を展開すると発動する
 その翼が現れるのと共に、傷付いた少女の身体は、ビデオの逆再生をかけられたかのように
見る見る無傷の姿へ戻っていく。

無限化

  • 時間経過や摂氏を無限にすることができる
 少女は片手を掲げ、パチンと1つ指を鳴らして見せた。
 それと同時に、アンフィニの形を組合せて形作られた魔法円が、少女の目前に生まれる。
 すると少女に銃を向けた内閣情報管理室の兵隊達は————見る見る身体が窶れ、骨と
皮になり、そして砂となって霧散してしまう。
 その様子を見ていたテスラが、小さく呟いていた。
「無限の時間経過を与えたのか……人生を早送りされては跡形も残らないな」

元ネタ

無限
限りないものという概念。
有限の世界に存在する我々には理解できないものとされる。

アイン・ソフ(Ain Soph
カバラにおける"無限"を意味する言葉。

アペイロン(Apeiron
古代ギリシャの哲学者アナクシマンドロスが提唱した無際限無限定な量。ト・アペイロン(To Apeiron
ギリシア語では「限定されないもの」という意味。


関連項目


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最終更新:2020年04月19日 01:11