断頭の刃

作品名:Dies irae
使用者:ジークリンデ・エーベルヴァイン、アルフレート・デア・フォーゲルヴァイデ、
    フォルカー・バルリング、ジェーン・ドゥ、霧咲鏡花

神座万象シリーズに登場する術技。
罪姫・正義の柱を使用した術。
エイヴィヒカイトの防御能力と諏訪原市内の人間全員の危機感の全てを無効化する。
念の強さとしては作中で最強クラスであり、対魔術に特化した聖遺物・能力であっても例外なく無効化される。

+ 詠唱




術技についての詳細

発動時の様子

  • 鐘の音が聴こえる
    • 存在しない鐘の音が耳に届く。
  • 死にたいという気分を味わう
    • 危機感を奪って自殺願望を感化させる。
 輪唱する祈りは一人のものではない。重なり合うそれが鐘の音に反響して音
叉のように夜を震わし、黒円卓の戦鬼たちから何かの感覚を奪い取る。
 代わりに感じたのは、奇妙な安らぎだった。まるでその手に抱かれ、
永劫の眠りにつきたいと狂おしく願いかけてしまうほど……こんな気分を味
わった彼らにとって二度目だった。

危機感破壊

  • エイヴィヒカイトの防御能力を無効化、痛覚などの危機感を破壊、再生も不可能
    • 危機的状況だと理解できても危機感を抱けない。
トリファ 「それが証拠に、攻めるぶんには何ら劣化していない。加え……」
ルサルカ 「何よ?」
トリファ 「銃で撃たれたのでしょう、マレウス。そしてベイ中尉も。感想をお訊きしても
      よろしいか?」
ベイ   「痛くねえ」
ルサルカ 「同じく。なんだか変な感じ」
シュピーネ「つまり痛覚という信号まで遮断された」
トリファ 「然り。痛みは代表的な防衛システムですからね。危機感をはく奪されたわけで
      すよ
      私も含め、今このときも、皆どこかしら浮ついている。頭で危険を理解でき
      ても、心の芯まで響かない
      ゆえに再生もなかなか上手くいかぬでしょう。助かりましたね、二人とも。
      頭や胸に受けていたら死んでいた」
  • シャンバラの特性を利用した呪いであるため、諏訪原市内限定
    • 黒円卓のみならず諏訪原市にいる者ならば危機感が破壊される。
シュピーネ「この国で、こうもおおっぴらに銃撃戦をしながら、なぜ一般の者らが騒がない」

 そう、それこそまともに考えて今もっとも奇妙なことで。

シュピーネ「もしやこれも、例の危機感破壊とやらによる副産物では」
フォルカー「その通り
      この世でもっとも慈悲深い死が何か知っているか? 断頭台だよ、痛みを
      感じる暇も無い。死の恐ろしさ、それを避けたいと皆が思う理由の上位は苦
      痛にある。痛みがまるでないのなら、喜んで死を願う者が数割は確実に出る
      だろう」
      (中略)
フォルカー「これはつまりそういうこと。我々が入手し、この街に運び込んだギロチンの
      呪いだよ。そしておまえ達に共通する、他者を舐めきっているという危機感の
      欠落した在り方。もとよりこのシャンバラは、おまえ達の渇望、魂、歪んだ祈
      りを黄金に錬成するための毒壺だ。平たく言えば、内面の病理が投影され、現
      象に具現されやすい特性を持っている。
      ならばこそ、他者の心に同調し、それを引きずり出せる者が音叉となれば、
      この地に限りおまえ達の鎧を剥ぐことも可能である、というだけのこと」
  • 直感は失われない
    • 破壊されるのは危機感と防衛に追随されるもののみでそれ以外の感覚はなくならない。
ベイ「ああ、マジに狙う気があるかねえかくらいのこと、後ろから撃たれようが
   分かるだろ。危機感破壊? だかなんだか知らんが、こういう勘はなくならねえよ」

耐久不能な念の質量

  • 作中最強クラスの神格に匹敵するとされる
    • 同じく神格クラスでなければ弾き返すことは不可能。
質として正反対の位相でありながら、念の規模は劣らない。
つまり、黄金と水銀に匹敵するほどの何かだという……


使用者との関連性

精神感応と思念同調

  • 諏訪原市の内面を投影しやすい特性をジークリンデ・エーベルヴァインの能力で増幅させている。
    • ジークリンデの精神感応、思念同調能力を音叉として発動させる呪い。


元ネタ

+ 詠唱元ネタ



関連項目

断頭の刃を発動させる聖遺物

関連タグ


リンク