にのうちいらず
作品名:Fateシリーズ
使用者:李書文
別呼称:七孔噴血の毒血、気功の真逆
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する術技。
宝具のひとつ。形状は気功。
逆気功による呪毒で相手の内側を破壊し、死に至らしめる
術技についての詳細
来歴
- 与えられた称号が宝具へと昇華した
- 李書文の打撃は一撃で相手の命を奪うことから「李書文に二の打ち要らず」と呼ばれていた。
李書文の剛打は、牽制やフェイントの為に放ったはずの
一撃ですら敵の命を奪うに足るものであった。
「李書文に二の打ち要らず(神槍无二打)」
无二打は、そんな彼の称号がカタチになったものである。
明確に言うと宝具ではなく、武術の真髄。
- 生前修得していた術技が宝具化した
- 使用者のみが使える唯一無二の技であるため宝具として昇華した武技。
その英霊が修得した武術が唯一無二の至宝となった時、“技”そのものが宝具として昇華する事がある。この宝具もそ
のひとつ。
基本性能
+
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无二打 |
宝具のランク |
- |
種別 |
対人宝具 |
レンジ |
1 |
最大捕捉 |
一人 |
宝具による効果 |
一撃必殺 |
|
+
|
神槍无二打 |
宝具のランク |
- |
種別 |
対人宝具 |
レンジ |
2~5 |
最大捕捉 |
一人 |
宝具による効果 |
一撃必殺 |
|
一撃必殺
- 相手を気で呑み、触れただけでショック死させる武術が宝具となった。
- ただし気を呑む→気を送る→魔力を送ると変化している。
彼によって絶命せしめられた者たちのほとんどは
内臓の破壊ではなく、現在で言うところのショック死状態で
あったと伝えられる。
(中略)
「気で呑まれた者」は、一部の感覚が眩惑され
緊張状態となり、この状態で相手の神経に直接衝撃を
打ち込んだ場合、迷走神経反射によって心臓は停止する。
即ち、ショック死である。
+
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魔術的視点で見た場合 |
- 逆に気功(魔力)を送り込み相手の内部を破壊する
- 気(魔力)を送ることで相手の体を内側から破壊する。
セイバー「あれは打撃の瞬間、拳に乗せた己が
魔力を相手の体内に巡らせ、
全身の剄脈を乱す技。」
セイバー「あれは天地万物と武を同一と見る、
中華の奥義。
貴様、拳法家であろう。」
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+
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気功として見た場合 |
- アーチャー曰く、「気功の真逆」
- 相手の陽気と陰気を逆転させ内側から崩壊させる中国拳法の奥義。
アーチャー「初戦に一合。
あれは中国武術に見られる、
発剄の奥義だな。」
アーチャー「己が剄を相手の体内に巡らすコトで、
全身の陽気と陰気を逆転させる。
本来、治療で使われる気功の真逆だ。」
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+
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呪術として見た場合 |
- キャスター曰く、「七孔噴血の毒血」
- 相手の陽気と陰気を逆転させ内側から崩壊させる呪術の一種。
キャスター「その透明サーヴァントの攻撃は、
陰陽螺旋に基づいた逆気功———
七孔噴血の毒血でしょう?」
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使用者との関連性
ランサーの場合
- 槍から放たれる
- レンジが拳ではなく槍の分の数値となる。
- 精密動作性は変わらないとされている。
効果はアサシン召喚時の『无二打』と同じだが、槍を持つ分レンジが幅広い。
「壁に止まった蠅を壁を傷つけずに貫いた」との逸話から、精密動作性も素手とさして変わらないと推測される。
元ネタ
二の打ち要らず
アサシンの元となった李書文が実際に牽制だけで相手を殺してしまった
武勇伝が存在する。その際に李書文は
「二の打ち要らず、一つあれば事足りる」と謳われている。
関連項目
无二打の術技分類。
アサシンのスキル。
同じく体術の極み。
バーサーカー化した使用者の宝具。
周天気法を使えなくなった使用者が物理的破壊力を使って
相手を砕く術技。
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最終更新:2019年10月31日 18:58