作品名:Fateシリーズ
使用者:李 書文
別呼称:見えざる拳
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する術技。
気配遮断の上位互換スキル。
魔術を用いない体術の隠密のスキル。
気の流れを制しての「姿の透明化」(トランスルーセント)
スキル「周天、気を収める」でこのスキルを使用している描写がある。
術技についての詳細
来歴
- 清朝末期から中華民国時代の極めた拳法家が修めた体術
- 気を巡らせて天地と己を一つとする中華の合理の体現であり完全な達人の証。
- 環境と一体化した拳法家は対手に姿を知覚すらさせずに倒したという。
中国において
清朝末期から中華民国時代に活躍した
八極拳の使い手など、
数少ない達人の境地。
世界との同化
- 気によって周囲に自らの存在を透けこませる瞑想の極意
- 周囲を感知し、適応して存在を消失させる。
- 透明化は圏境による瞑想の極意。
- 合一化により気配も匂いも感知できない(あるいは周辺環境と同じになる)。
気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させ
る技法。
極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませる事す
ら可能となる。
- Fate世界における李書文の一撃必殺の正体
- 自身の気に満ちた空間を形成し、相手を呑み込んでいたとされている。
- 呑まれた者は緊張状態に陥り、神経に衝撃を与えられた瞬間にショック死していたとされる。
李書文はこの行法によって相手を「気で呑む」、
つまり自身の気で満ちた空間を形成することで完全に
自分のテリトリーを作っていたのではないか、と考察される。
魔力による感知不能
- 「気配遮断」スキルを超えた隠密スキル
- アサシンのクラススキル「気配遮断」は透明化しても魔力を消費するため、魔術師に察知可能。
- スキル「圏境」は純粋に体術であるため、魔術師でも察知不可能。
何の魔術も使わない透明化である為、魔術理論に
生きる者たちにとっては“絶対に感知できない”達人の技だ。
対策
- 気功の反射
- 作中では対精神炉もしくは対精神トラップによる罠で神経剄を破壊して使用不可能にした。
- 神経剄を破壊されるとこのスキルは使用ができなくなる
「この通り、我が圏境が破れおった!
ここまで神経剄を傷つけられては、
三日四日では治るまい!」
使用者との関連性
アサシンクラスの中国拳法家
- 中国武術の達人であるアサシンが生前修得していた技能と思われる。
- ランサーとして召喚された場合、完全な気配遮断ほどに到達しない。
「気で呑む」技法は、技法としては固定された名称がなく、
わずかに仙道修行の周天行における空周天に
酷似した発想があるのみである。
周天行とは気(エネルギー)を心身に巡らせ、
それによって全身を活性化した上で気を共鳴・増幅して
養っていく鍛錬法の一種。
そのひとつの到達点が全身を気で満たすものであり、
また、周囲の空間に自身の気を満たす事にある。
関連項目
アサシンの宝具。
上記にある「気で呑む」を相手に行うことで牽制の突きだろうと相手をショック死させた武勇伝が宝具と化した
同作品に登場した隠形の宝具。こちらは気配や視線が駄々漏れである。
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最終更新:2021年01月28日 20:36