ノーフェイス・メイキング
作品名:Fateシリーズ
使用者:アーチャー(= ロビン・フッド(のモデルになった義賊))、アルターエゴ(= パッションリップ)
別呼称:無貌の王
奈須きのこ作品の
Fateシリーズに登場する道具。
宝具のひとつ。形状は外套。
包んだものを透明にするマント。
Fate/EXTRAでは特に深い言及は無かったが、CCCでは、宝具として活躍する。
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ライブラリーの伝承 |
「顔のない王」
古代ケルトにおいて、春の到来を祝うベルティーン祭に現れるもの。
森の精霊とも、自然の化身とも言われる。
グリーンマン。ジャッコザグリーン。
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情報マトリクスの伝承 |
ケルトの習慣であるベルティーン祭を受け継いだ五月祭(メーデー)に現れる、透明の王。森の人。
彼は緑色の異象に茶色のアクセントをつけた、姿の見えない自然の化身とされた。
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道具についての詳細
来歴
- ロビンフッドの伝承を使用者が行ったことで得た宝具
- 使用者が常に顔と姿を隠したままで戦ったこと、ロビンフッドが緑の男と同じ風体であることから宝具となった。
二度目からは、村人たちの願い、希望を背中に感じての奮戦となった。
……ただし、その顔と姿を緑の衣で隠したままで。
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ロビンフッドの伝承 |
- 五月祭の五月王との関連付け
- 五月祭で年頃の男性が着る五月王の衣は葉の緑と幹の茶色が混ざった衣。
自然の化身であるロビンフッドは、成立後にそのま
まケルトの風習であるベルティーン祭(春の祭り)を
受け継いだ「五月祭」に取り入れられた。
(中略)
この祭りでメイキングがまとう衣装は緑色の肌に
ぴったりした衣装に茶色のアクセントが定番とされて
いる。いうまでおなく葉っぱの緑と幹の茶色(グリー
ンマン)であり、ここでもロビンフッドは自然の化身
であることが強調されている。(以下略)
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気配遮断
ギルガメッシュ「強制退出ではないな……
魔力は感じ取れるが、
音も匂いも完全に遮断している。」
欠点
- 隠せるのは姿のみ
- 使用者の発する魔力は感知可能。
- 視線や殺気などは駄々漏れで、作中での奇襲を殺気で感知された。
- 物理的に遮断するわけではないため触れることが可能。
使用者との関連性
パッションリップの場合
- マントの切れ端を所持
- マントを切り取ることで宝具の持ち主以外の複数名が使用することができる。
元ネタ
五月の女王、緑の男
古代ケルトにおけるベルティーン(五月祭)に登場する役割。
太陽と大地の結婚を祝うベルティーン祭において植生の女神、植物精霊の化身として村の乙女は「五月の女王」が選ばれ、
その相方となる男は全身に緑の葉を纏った「緑の男」として街を練り歩く風習があった。
ジョン・コリアによって王妃グネヴィアが五月の女王として描かれている絵画がある。
関連項目
顔の無い王と同様にアーチャーの宝具。
作中に登場する姿を空間ごと隠すスキル。
姿と魔力の使用痕跡以外の全てを隠すスキル。
関連タグ
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最終更新:2023年01月31日 15:58