黄金鹿と嵐の夜

ゴールデン・ワイルドハント
作品名:Fateシリーズ
使用者:フランシス・ドレイク(=テメロッソ・エル・ドラゴ)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する武器。
宝具のひとつ。形状は船団。
フランシス・ドレイクの黄金の鹿号(ゴールデンハインド)およびスペインの無敵艦隊を破った「火船」の逸話と、
ヨーロッパ全域で伝承される「嵐の夜(ワイルドハント)」の逸話がミックスされた宝具。
黄金の鹿号(ゴールデンハインド)を中心に小船艦隊を召喚する宝具




武器についての詳細

来歴

  • 史実と伝承が混在した宝具
    • 史実の「火船」と伝承の「嵐の夜」がミックスした。
 スペインの無敵艦隊を破った「火船」の逸話と、ヨー
ロッパ全域で伝承される「嵐の夜」の逸話がミックス
された対軍宝具。

+ 火船
  • 史実で無敵艦隊を破ったエルドラゴの戦術
    • 引火物を大量に積み込んで突っ込ませる戦法。
      • 本来は小舟を使うが、ドレイクは最低でも百トンクラスの船を火船にして突っ込ませた。
 そして特に恐怖を持って語られたのが、エルドラゴ
の得意とした海賊戦法"火船"である。

+ ワイルドハント
  • 伝承の嵐の夜(ワイルドハント)とはエルドラゴが率いる亡霊の群れ
    • 率いる者は多数挙げられるがドレイクもそのうちの1人。
 一方、ワイルドハントとは暴風雨や吹雪など嵐の
化身で、猟犬や山羊、馬や武装した兵士、怪物などの
姿で現れるとされる。
 これを率いる者は、伝説では悪魔化したアーサー王
や古代の神オーディン、最初の咎人カインなどである
とされ、そうした者たちの中でもイギリスで広く信じ
られているのがフランシス・ドレイクである。

+ 黄金の鹿号(ゴールデンハインド)
  • 奇跡の船、世界を変えた船、フランシス・ドレイクの主船
    • ドレイクが海賊行為を行う際に乗っていたガレオン船。
      • 当時の英国の国家予算を上回る利益を齎す香辛料6トンを持ち帰った奇跡の船。
      • ワイルドハントの王であるドレイクが乗るため、艦隊の中核を成す。
当初はペリカンという名がついていたが、
世界周航を行う際、出資者の家の紋章にちなんで、
黄金の鹿号と改名された。

スペインの貨物船を多く襲撃した逸話を残している。

(中略)

……もし世界を変える存在を定義するなら、
この船は間違いなくその定義に該当する存在だろう。
ドレイクの船、黄金の鹿号は単なる一隻の船ではなく、
そういった奇跡を成しえた希望の船なのだ。

基本性能

宝具のランク A+
種別 対軍宝具
レンジ 20~40
最大捕捉 前方展開20船
宝具による効果 無数の軍用小舟を展開し、火力で殲滅する

艦隊召喚

  • 艦隊召喚
    • 黄金の鹿号を中心に火船を展開して一斉砲火を行う。
 主船・黄金の鹿号を中心に、無数の小船を展開、圧
倒的火力を持って敵を殲滅する。

武装展開

  • 作中だと「カルバリン砲」単体を出して攻撃している。
    • やろうと思えばマスト等の部分展開も可能?


使用者との関連性

所持金に応じた火力強化

  • 作中だと特定の条件をこなすと火力が強化される。
    • ハッキングで作成された財宝を手に入れた回数分だけ、船団の火力が強化された
 ドレイクが指揮していた船団を亡霊として呼び出
し、一斉砲火を浴びせる物理ダメージだが、現在の所
持金に応じたダメージになる、という妙な特性を持っ
ている。


元ネタ

ゴールデン・ハインド(The Golden Hinde
イングランドのフランシス・ドレークが使ったとされる私掠船。
名前の意味は金色の牝鹿。出資者のクリストファー・ハットンの紋章に因んでいる。

+ 実物のスペック
寸法 ・全長:36.5m
・全幅:6.7m
・喫水:4.1m
・メインマスト高:27m
・帆面積:386 m2
・排水量:305トン
船速 ・15 km/h
武装 ・ペトラ砲 (船首×2、船尾×2)
・ファルコネット砲 (船首×2、船尾×2)
・ミニオン砲 14門

ワイルドハント(Wild Hunt
ヨーロッパの大部分に伝わる伝承。
伝説上の猟師の一団が、狩猟道具を携え、家畜と共に、天地を大挙して移動していくものである
といわれている
土地によって異なるが、イングランドだとアーサー王やサー・フランシスが狩猟団の頭目とされる。


関連項目

黄金鹿と嵐の夜の武器分類。

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最終更新:2020年11月10日 15:33