ナラクヴェーラ

作品名:ストライク・ザ・ブラッド
使用者:グリゴーレ(小型機)、クリストフ・ガルドシュ(女王機)

ストライク・ザ・ブラッドに登場する武器。
インド神話の"天翔ける戦車(ブシュバカ・ラタ)"、道教の人造神
ナタ太子のモデルになったと考えられる無人戦闘兵器。

大型の女王機(マレカ)と小型機が存在し、女王機専用の機能もある。




兵器についての詳細

来歴

  • 太古の無人戦闘機
    • インド神話のブシュバカ・ラタと道教の哪吒太子のモデルになったとされる兵器。
「現代風に言うところの無人戦闘機って感じかしらね。多数の武装と飛行能力を持っていたと
推定され、インド神話の"天翔ける戦車"や、道教で崇められている人造神"哪吒太子"のモデ
ルになったと考えられる——って」

搭載兵器及びプログラム

標準型 女王機(マレカ)
兵器 大口径レーザー、飛行ユニット、自己修復機能、
斥力場生成機能(自己進化機能で習得)
大口径レーザー、チャクラム、飛行ユニット、自己修復機能
プログラム 自己防衛プログラム、自己進化機能 自己防衛プログラム、自己進化機能、標準型の指揮プログラム

形容


+標準型
  • 全長七、八メートル
  • 六本足+二本腕
  • 土偶や銅鐸のような質感の装甲がエビのように覆っているアリ型戦車
 高さはおよそ七、八メートルほどの、六本の脚を持った戦車である。全体的な印象としては、
エビのような甲殻に覆われた巨大アリ、といったところか。楕円型の胴体に、半球型の頭部が
埋もれるような形でくっついており、その先端に触覚のような副腕が二本生えている。
 装甲の質感は、土偶や銅鐸に似ており、古代兵器と言われればそれっぽく見えなくもない。


+女王(マレカ)
  • 八本脚で三頭
  • 女王アリのように胴体が膨らみ、中に爆発する戦輪が入っている。
 ナラクヴェーラと同じ材質の装甲をまとっているが、桁違いにでかい。八本の脚と、三つの
頭。そして女王アリのように膨らんだ胴体。その胴体を覆う装甲が割れて迫り出してきたのは、
戦輪を詰めこんだミサイルランチャー——



搭載兵器


+レーザー兵器
  • 大口径レーザー砲
    • 焦点温度二万度を超える光学兵器。
      • 吸血鬼すら灰に変えられると思われている。
 火を噴く槍———その正体は、現代で言うところの大口径レーザー砲である。焦点温度二万度
を超える光速の槍は、吸血鬼の肉体をも一瞬で灰に変えるだろう。


+戦輪(チャクラム)※女王機専用
  • 飛来する火を噴く円盤
  • 爆薬を満載したミサイルのような武器
    • 女王ナラクヴェーラのみに搭載されている兵器。
    • 都市攻撃ミサイル以上の火力を持ち、双角の深緋の突進を妨げることができる。
 その威力はおそらく都市攻撃用の巡航ミサイルと同等か、それ以上。真祖の眷獣を一撃で倒
すほどの力ではないが、少なくとも双角獣の突進を止める程度の効果はあった。


+飛行機構
  • 背中の装甲に飛翔するためのスラスターが格納されている
    • 推進力にものを言わせた方法で飛翔する。
 ナラクヴェーラのノズルが、轟音とともに爆風を撒き散らした。
 鳥や翼竜のような優雅な飛翔スタイルではない。パワーにものをいわせた強引な飛翔だ。
  • 速度は数キロオーバー
    • 下記にもあるように浮かび上がった後、一瞬で
    • 浮かびあがって一瞬で数キロを移動できる。
    • 速度が0からの加速で一瞬を100~150ミリ秒とすると速度は数千キロ毎秒以上。
 だが、ここから絃神島の市街地まではほんの数キロ。一度浮かび上がってしまえば、一瞬で
目的地に到達するだろう。



搭載プログラム


+自己防衛
  • 脅威を認識し、活性化するシステム
    • 自律行動を取る。
 神々の兵器と呼ばれたナラクヴェーラの正体は、意思を持った機械の獣だ。一度起動してし
まえば、自らの判断で敵対する者を勝手に攻撃し、殲滅する。

(中略)

「ふゥむ。ボクの眷獣を脅威と判断して、活性化したようだな。なるほど、やはり自己防衛
プログラムだけで動いているのか———」


+指揮機能(女王専用)
  • 小型のナラクヴェーラを指揮できる。
  • 女王ナラクヴェーラが機能を停止すると、小型のナラクヴェーラも機能を停止してしまう。
 動き出した女王ナラクヴェーラが、ゆっくりと増設人工島に上陸してくる。
 残る五機のナラクヴェーラも動き出していた。
 彼らは見事に調和の取れた動きで、古城たちを包囲しようとする。おそらく女王ナラクヴェ
ーラが彼らを指揮しているのだろう。

(中略)

 女王が機能を停止したことによって、周囲の小型ナラクヴェーラたちも動きを止めた。


+自己進化ネットワーク
  • 受けた攻撃を学習して進化する
    • 受けた攻撃に対して有効な進化を遂げる。
  • ネットワークによって全機体とデータを共有する。
 しかもナラクヴェーラ同士のネットワークを経由して、情報は瞬時に他の期待に伝わる
らしい。たとえ一体のナラクヴェーラを行動不能にしても、他の機体はすでに攻撃への耐性を
身につけている。

+斥力場生成
  • 空間切断を行う刀に対しての進化
    • 魔力による斥力場の生成
      • 装甲の表面に斥力場を覆わせて刃を弾くことで触れられないように進化した。
 ナラクヴェーラの装甲に奇怪な紋様が浮かんで、淡い魔力の輝きが機体を覆う。その輝きの
正体に気づいて、紗矢華が呻いた。
「斥力場の結界!?」
"煌華麟"の刃は、空間の連結を斬り裂く。だがそれは、刃が触れた空間しか切り裂けない、
ということでもある。ナラクヴェーラの装甲は、表面の斥力場で覆うことで、刃が触れる前に
紗矢華の剣を撥ね返すように進化した。


+眷獣用装甲
  • 装甲の材質を変化
    • 受けた攻撃の強度を解析して耐久できるように装甲の材質を変化させる。
「自己修復……!? あんな状態からでも復活できのか!?」
それだけじゃないわ。破損した装甲の材質を変化させて、振動と衝撃への抵抗力を増してる。
あなたの攻撃を解析して対策しているのよ。



+自己修復機能
  • 周囲の元素を変換し、装甲を修復する
    • 完全修復にはある程度時間がかかる。
 その中から現れたのは、青白い光に包まれた古代兵器だ。少し形が変わっているが、破壊さ
れたはずの装甲や脚も復活している。

(中略)

「まさか、元素変換!? 増設人工島の建材を融合して自己修復してたんだわ! まだ飛行能力
は回復してないみたいだけど———」
 自分の周囲の瓦礫を融合し、古代兵器がダメージを回復させていく。


欠点

  • プログラム的脆弱性が存在する
    • 暗号式で起動する兵器であるため、解読できれば誰にでも使用できてしまう。
    • 自己修復プログラムの元素変換を暴走させて自壊させられる。
 落下の衝撃に耐えきれず、ナラクヴェーラの装甲に亀裂が走った。風化の進んだ岩のよう
に、さらさらと音を立てて彼らの巨体が崩れ出す。浅葱の造ったプログラムの仕業だ。
 自己修復機能の暴走によって、ナラクヴェーラたちが自分自身を解体しているのだ。
  • 攻撃を受けてからでなければ学習できない
    • 攻撃パターンが多様な相手には苦戦する。
    • 一撃必殺には勝てない。


元ネタ

ナラクヴェーラ(नलकुवेर,Nalakuvera
ナラクーバラの別名でクベーラの子。夜叉。
仏教の守護神として中国に伝えられ、その後は道教のナタ太子となった。



関連項目


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