クリッター・ウェンディゴ

作品名:赫炎のインガノック
使用者:-

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する存在。
クリッターのひとつ。
病原、感化能力を持つクリッター
クリッターの特性として、恐慌、クリッター・ボイス、弱点以外の物理無効化の特性を持つ。




存在についての詳細

来歴

  • 名前は東北大陸北部に住まうという伝説の猿が由来
    • 地球の北米が東北大陸北部?
外見が似ているとの報告から、
東北大陸北部の雪山に住まうという伝説の
猿の怪物の名が割り当てられている。
  • 5年前に感化能力を使って《生贄教団》を作り、人間の生け贄を運ばせたクリッター
    • ストリートナイトに教団は滅ぼされ、その時にウェンディゴも消失した。
かつて、5年前には、
これの配下になった人間たちによる
恐るべき《生贄教団》が存在したという。
大量の犠牲者を生み出した《教団》は、
ストリートナイトによって壊滅させられ、
ウェンディゴも姿を消したとされている。

形容

  • 緑色の大猿
    • クリッターの中では小型とされる。
    • インガノック生まれのクリッターなのでゼンマイ捻子を持つ
    • 口には28の乱杭歯を持ち、赤い涎を滴らせている。
      • 医者いわく人間の頭蓋ならば軽く砕けるとされる。
ひどく歪んだ大猿に似た巨躯
石の天井に頭を擦りながら前進する肉体を
覆う毛皮の色は、黒ずむ血に彩られた、緑。
口蓋から見える乱杭歯の数は大小で28。
人間の頭蓋程度なら、軽く砕ける。
腐った吐息を吹いて、それは笑う。

体質

  • 夜行性で人食い
    • 自ら捕食をすることはない
      • 感化能力を使って作った信者に生け贄となる人間を運ばせる。
めったに自分から人間を襲うことはせず、
感化能力──催眠の能力を用いることで
配下とした人間に犠牲者を運ばせるのだ。
  • 精神捕食
    • 犠牲者の精神を取り込むとされるが不明
犠牲者の精神と恐怖を自らの滋養として
取り込むと言われているが、詳細は不明。

感化能力

  • 対象の頭脳を破壊し、自分の手足とする
    • 作中で登場人物が脳髄を破壊され狂気に囚われていた。
    • 現象数式を操る脳の持ち主でさえ持ちこたえられない。
クリッター・ウェンディゴの能力。
それは物理作用の無効。
それは恐慌、病原、そして感化。
──感化能力に頭脳を破壊されたのか。
──サレムは。

病原能力

  • 爪に死の現象を発現する粘膜がついている
    • 純粋な爪の攻撃も《猛虎》や神経改造を受けた者以外では回避不能。
    • 爪の攻撃を回避や防御をしても攻撃で飛散した粘膜が当たれば死ぬ。
野太く鋭い硬化爪にまとわりつく黒の塊、
あれこそが死だ。死の集合体。粘液。
病原菌のように人を殺す、死の現象。

弱点

  • ウェンディゴの唯一の弱点は太陽光
    • 太陽光以外の物理は無効化される
    • 作中世界は蒸気技術による排煙で太陽が現れないためほぼ無敵
──ウェンディゴの場合──
──唯一の破壊方法は──
──太陽光、あるいは──

元ネタ

ウェンディゴ(Windigo,Wendigo,Whitikoなど)
精霊、未確認生物、クトゥルフ神話における邪神の化身等で登場する。

精霊としてのウェンディゴ

カナダおよびアメリカ北部に住むクリー族やオジブワ族の神話で伝えられる精霊。
1人で旅をする旅人の背後に忍び寄り、気配だけを悟らせ、かすかな、はっきりとは聞こえない声で話し掛けてくる。
そして、旅人がその不気味さに耐え切れなくなるまでそれは続けるとされる。

未確認生命体としてのウェンディゴ

人肉を好むとされてる大きな巨人。

クトゥルフ神話に登場するウェンディゴ

《イタクァ・ザ・ウェンディゴ》(Ithaqua The Wendigo)
<旧支配者>の1つとされ、風の精ともいわれる。北極圏やツンドラ地帯に目撃例がある。
その姿を見たものは連れ去られ、何ヶ月後かに、氷漬けで半分土に埋まった状態で
発見される。
なお、スチームパンクシリーズはクトゥルフ神話の単語が多く登場する。


関連項目

ウェンディゴの種族分類

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最終更新:2020年08月06日 23:25