〈ガーディアンブレード〉

作品名:叛逆のドレッドノート
使用者:岩代 零

叛逆のドレッドノートに登場する武器。
煉機器の一つ。形状は剣と盾。
〝騎士剣〟の制限特性を持つアクセサリー
煉気によって攻撃力・防御力を底上げする。




武器についての詳細

来歴

  • 〈デモンズクロウ〉の次世代機の改良版
    • 使用者に合わせてアップグレードし、専用機に変えた。
      • 使用方法が原始的なので高度な技術を要さず、なおかつ煉気が少ない使用者にも使いこなせる仕様。
〈デモンズクロウ〉を進化させた、次世代の近距離汎用煉機器として開発途中だった〈デビル
ズブレード〉のクラスを零のCIに合わせてややあげて、全体的にアップグレードする形で急
ぎ完成させたもので、専用煉機器にしてはすこぶるシンプルな設計思想だ。だが実験要素を減
らして実用性を追求する場合、零程度の煉気の強さなら、蛇を殺すにはきわめて原始的で使い
やすいものがいちばんなのだった。

形容

  • 通常形態では三本指の指輪と手首のバンドルが鎖で繋がったアクセサリー
    • 鎖は手の甲側で繋いでいる。
    • 黒い金属製。
 ついでに、零が右手に着けている、人差し指、中指、薬指の太い指輪と手首のバングルが手
の甲の鉄鎖でつながった意匠の黒い金属製アクセサリ──〈ガーディアンブレード〉の通常形
態で感じてみても、なるほど、そこにひときわでっかい煉気がとどまっているのはわかった。
  • 戦闘時は剣と盾
    • 指輪が剣、手首のバンドルが盾になる。
    • 単独戦闘も相方と連携しての戦闘も可能であることを主眼においた形態。
 …………零ひとりで攻防のどちらも行えること、常時携帯するのに差し障りない通常形態で
あること、もしも百華といっしょに戦う機会があった場合にその性能が〈ドレッドノートドレ
ス〉と嚙み合うこと。小町がその三つの条件で懇意にしている研究所に製作を依頼してくれた
という〈ガーディアンブレード〉の制限特性名は〝騎士剣〟だ。やや気取ってつけられており、
もっと的確に表すなら〝剣と盾〟だと零は思う。

煉気の刀身

  • 煉気で刀身を自在に変化させられる
    • 短剣から最大三十メートルの刀剣が生成可能。
    • 煉気を推進力にして剣速を加速させられる。
 零の右手のなかで人差し指、中指、薬指の指輪が短剣になり、ほぼ同時にその刀身を二メー
トルほどまで伸ばす。最大でなら二、三十メートルほどまでは威力を損なわずに伸長させるこ
とが可能で、しかも振るうのに腕力はいらない。正確にいえば手で振るのだが、それを煉気に
よって加速できる。要するに、攻撃面でいえば〝煉気によって自在に伸長する剣を〟〝煉気を
推進力にして対象にたたきつける〟煉機器であり、零はそのとおりに、刃を少女の背から伸び
る〝闇〟へとたたきつけた。

煉気の盾

  • 煉気によって自在に変化させられる盾
    • 作中では巨大化・硬化といった物理的な強化や反発力の発生も可能とした。
      • 自動小銃程度ならば防げる。
〈ガーディアンブレード〉の防御面での能力は、バングル部分が〝煉気によって巨大化し硬度
を増し〟〝煉気によって反発力を生んで防御力をあげる〟盾に変化することだ。小町の説明で
は通常の小銃くらいの威力には耐えられるだろうとのことで、八月終盤のレベル2においては、
零はこの盾で幾度か下級個体の打撃をふせいだ。


その他特性

耐久力が高い

  • 損耗が激しくても最低限稼働する
    • 汎用煉機器がベースであるため耐久力が高い。
 零は、盾を半壊させられ刀身を半ばで折られ、百華にかかえられたとき通常形態に戻してい
た傷ついた〈ガーディアンブレード〉の一部を、再び短剣に変化させて握る。ダメージがおお
きすぎて使用限界すれすれだが、さすが汎用煉機器がベースになっているだけあって頑丈だ、
動作性に無理がない。



関連項目

〈ガーディアンブレード〉の武器分類。

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最終更新:2019年04月20日 00:38