人理補正式ゲーティア

作品名:Fateシリーズ
用語分類:道具分類、種族分類
英語表記:Humanity Correction Protocol Goetia

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する用語。
七十二の魔神を束ねて人類を見守る術式




詳細

来歴

  • 人理を守るために編まれたもの
    • ソロモンが人々へ存在を語り、これを仕えさせる術式の魔術書として『レメゲトン』(あるいは『ゲーティア』)を作った。
そも七十二柱の魔神とは、(人間の)魔術の祖ソロモンが創り出した“正しい道理を、効率的に進めるシステムである”

魔術師の基盤

  • 72の魔神の群体
    • 魔術師の基盤となるべく創造された最初の使い魔。
魔術王の分身であり、魔術王が創り出した機構であり、
おまえたち魔術師の基盤として創り出された最初の使い魔。

全能

  • 七十二柱の各魔神の力とソロモン王の能力が合わさり全能となった
    • 魔神自体が「神」や「悪魔」として人間を超えた存在だった。
我々はもとより人間の精神活動の歪みとして生まれ、
名称と能力を獲得した魔神を束ねた群体。
私は初めから超越者であり、
我々になった時、全能の力と視点を得た。

ソロモン王との同化

  • 肉体の能力を強制的に共有する
    • 見たくもない過去・現在・未来の人々の末期を見続け、絶望する。
    • 「啓示」などの魂に宿るスキルは使えない。
    • ソロモン王と精神は共有されない。
過去と未来を見通す眼。世界の全てを識る瞳。
我々はその男の影となり、その男と同じ視点を得た。
───いや。
その男の守護霊体である我々は、同調せざるを得なかった。


人理焼却式ゲーティア

ビーストⅠ:憐憫

  • ソロモンの死後に遺体に残留し続け、人々の末期に悲嘆し憤怒した
    • “人間の不完全性”を克服すべくソロモン王の遺体を使って復活し、人理焼却を開始する。
ソロモンと共に国を統べるも、
ソロモンの死をもって置いていかれた原初の呪い。
ソロモンの遺体を巣とし、
その内部で受肉を果たした“召喚式”。
  • 人間を上回る存在でありながら人間に仕え、利用されねばならない
    • 「人間に仕える」という目的を資源として、「この星で最高の存在」という証明を惑星そのものになることで達成しようと試みた。
人間に仕えるという目的の再設定。
この星で最高の存在であることの絶対証明。
ソロモンにもなし得なかった極点への到達。
すなわち、神に至る大事業の始まりである。
  • ソロモンや対話者の性格に合わせた性格になる
    • 基本的には理知的。
ソロモン王がベースなので(恐ろしいが)理知的な性格。
とはいえ七十二柱の魔神柱の集合体なので、その性格・性質は七十二に及ぶ。

+ 魔神柱
  • 受肉した魔神
    • 各時代へ打ち込まれる楔として柱の形をしている。
    • 魔力はサーヴァントを遥かに上回る。
哀れだな。時代の先端に居ながら、
貴様らの解釈はあまりに古い。
七十二柱の魔神は受肉し、新生した。
だからこそあらゆる時代に投錨する。
魔神どもはこの星の自転を止める楔である。



人理昇天式

無名の魔神柱

  • 無名の大量養殖された魔神柱
    • 魔神柱を飼育することで魔神柱を支配する魔人となったキアラは体内に無限に養殖している。
ゼパルを吸収し、体内で魔神柱を飼育する事で、キアラは魔神柱を支配する魔人となった。
キアラが扱うのは『七十二柱の魔神』ではなく『名も無い、無個性の魔神柱』。だがその数は無限とも言えるもので、キ
アラはこれを自在に操る。


元ネタ

ゲーティア(Goetia
魔道書『レメゲトン』における第一の書。
名前はギリシャ語で「呪術」を意味するゴエテイア(γοητεία)が由来とされている。
悪霊とそれを使役する術について記載されている。


関連項目

ゲーティアの行った所業。

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最終更新:2019年11月13日 22:36