《機怪》デフェクシオン

作品名:白光のヴァルーシア
所有者:ヒルド・ロメ・ダルク

スチームパンクシリーズ(Liar-soft)に登場する存在。
《機怪》の一つ。
巨大で異形な姿をしており、広範囲索敵能力と時間牢獄を創造する「《許されざる呪詛の眼光》」を持つ機械仕掛けの巨人




詳細

基本性能

宿主 ヒルド・ロメ・ダルク
サイズ 3m~30m以上(可変)
能力 巨大、装甲、高速機動
守護(宿主を守る)
《許されざる呪詛の眼光》
索敵範囲 ヴァルーシア都市全体

+ サイズの描写
  • ヴァルーシアの水市居住区全域を影が覆い尽くす
それは天へと届く巨体。
それは、空さえ覆う巨体。
水市居住区をすべて覆い尽くすほどの影。


形容

  • 人型を崩した紫黒の巨人
    • 頭部に赫眼を持つ。
    • 多関節の長い腕を持つ。
    • 下半身はスカートのように網(檻)が広がっている。
      • 檻の中央には巨大な歯車があり、チクタク音を鳴らす。
ひとよ、異形を見るがいい。
その上体は骨格と成り果てた人型の如く、
その上体はあまりに長い“両腕”の異形
ひとよ、異形を見るがいい。
その下肢は異邦の少女人形が如く広がり、
その下肢は巨大な歯車と檻とで成る異形
複数の関節を有する“両腕”は揺らぐ。
  • 赫い眼を持つ
  • 耳障りな金属音を出している。

索敵能力

  • 広範囲索敵能力を持つ
    • 先端技術を含めたほぼすべての技に対しても有効な防諜対策に対しても有効。
    • ヴァルーシアの都市全域を掌握することが可能。
ヒルドは第2の“体”を操って、
ヒルドは第2の“腕”を操って、
都市全域のすべてへと索敵の網を放つ。

(中略)

忌まわしき“彼”を見つける。
遠く愛しき“彼”を認識する。
異邦の先端機関技術を含めたほぼすべての
ひとの文明、ひとのわざに対して、
完全な防諜対策が施された“彼”の所在。
  • 索敵時は大気が揺れる
    • 一般人には風が吹いた程度にしか認識できない
言葉に応えて大気が揺れる。
誰もが、ただの風であると認識するだけ。

《許されざる呪詛の眼光》

  • 任意の範囲を時間牢獄に変える
    • 《結社》の総帥アルトタス=トート=ヘルメースによって製造された。
遺跡と迷宮そのものを、
時間と空間の彼方へと閉ざすものだ。

(中略)

───歪みの神なるもの。
───許されざる、呪詛の眼光を伴って。
───迷宮のすべてが閉ざされる。
───遺跡のすべてが閉ざされる。
  • 本来ならば精神を清めるための機能
    • 心理的感染の被害者の精神を洗浄するために《結社》に作成された。
本来は、心理的感染によって人を人たらしめる心理的傾向と機能を解体され破壊された者の精神を洗浄するために《結社》によって作成された


元ネタ

デフェクシオン(défection)
フランス語で「背信」を意味する語。


関連項目

《機怪》デフェクシオンの種族分類。

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最終更新:2020年01月24日 21:13