能力についての詳細
生体のハッキング
- 接触した対象の脳をハッキングする
- ゼロ距離による完全なハッキングを行わずとも顔を合わせるだけで感覚の共有や監視が可能。
- 一度も会わなくても一定範囲内の生体探査が可能であり、過去にあった人物のパターンと照合する事ができる。
先ほどの階上の一室で行われたやり取りを、彼女は一部始終その知覚領
域に捉えていた。
生体の脳を完全にハックするには零距離での接触が必要だが、視覚や
聴覚を重ねるだけなら一度顔を合わせるだけで事足りる。
- ハッキング時に暗示を埋め込むこともできる
- ハッキング後の暗示は人格に影響を及ぼすため、身近な人物だと看破される恐れがある。
「それはないかと思われます。先ほど、ヴェーラ・クロスを敵視する
よう無意識下の暗示を埋め込んでおきましたから」
存在の複製
- 接触した相手の人格・因子を自分にコピーする
- 状況に応じて使い分け、“式”を発動する。
- 天使の因子を発動した場合、素体の性質(気性)に影響を受ける。
- 使用されるまでどんな能力が発動するか分からないため対策ができない。
当時のまま機能を残しているのなら、小柄な体躯に二万を超える天使
の力を封入していることになる。
何を出す? 何を使う?
魔境が行使する能力は、出されるまで判別できない。
使用者との関連性
- コピーした因子を基に過去に遡って力を限定的に復活させる。
それを改竄し、作り替えるのがアスタロスというシステム。未来を
視、過去を遡ってその存在を無効にする素粒子分解装置……彼女がす
でに滅びたはずの天使達を、限定的に復活させられるのはそこの所に
因がある。
関連項目
魔境の能力分類。
アストの真の能力。
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最終更新:2019年01月07日 23:47