ルシフェル(PARADISE LOST)

作品名:PARADISE LOST
使用者:ネロス・サタナイル

神座万象シリーズに登場する能力。
シンの一つ。
万象を具現化する能力。シンとしてはベルゼバブべリアルよりも更に下の地獄にある。
創造・召喚以外にも殺傷能力があると思われるが作中では視界を漂白する白い光としか表現されなかった。

+ 罪悪の王召喚詠唱
ディエスミエス・イェスケット・ボエネドエセフ・ドウヴェマー・エニテマウス
我は汝を召喚す──闇の焔王、悪辣の主よ

アクセス──我がシン

来たれ無価値なる者、罪悪の王

BEFORE ME DARKNESS
されば我が前に闇よ在れ――ヘメンエタン・エル・アティ・ティエイプ・アジア・ヴァイ・バー・ハイ・ヴァー・カヴァフォット


+ 這う虫の王召喚詠唱
イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモー・アルティマフ
主が彼の父祖の悪を忘却せぬように。母の罪も消えることのないよう

アクセス――我がシン。来たれ偽りの神、這う虫の王





能力についての詳細

暗黒の造物主

  • 万象を具現化するシン
別に驚くことじゃない。こいつなら、たとえどんなに理不尽なモノで
も具現化する。傲慢のシン……神の玉座を狙う男、ルシフェルの分
身、古き蛇……
こいつは暗黒の造物主だ。

被造物召喚

  • 天使・反天使を召喚する
    • 高次元接続装置(テスタメント)等の環境が整えば全部同時に召喚できる。
床に描かれた六芒星と、周囲を囲む環状列柱。
これは単なるオブジェじゃない。
王国の地脈──すなわちセフィロトの径を解放し、高次のセフィラー
へ干渉する接続装置。他ならぬ、召喚の方陣だ。

(中略)

サタナイル……造物主であるこいつがここにいる限り、総てのシンと
総ての元素は奴の僕だ。それは無敵と言っていいだろう。


元ネタ

明けの明星
明け方に観測できる金星のこと。
ラテン語で「ルシフェル」(Lucifer) といい、
キリスト教において他を圧倒する光輝と聖性から唯一神に仕える最高位の熾天使「光をもたらす者」を意味する。

ルシファー(Lucifer
キリスト教に登場する悪魔ないし堕天使。
名はラテン語で「明けの明星」を意味し、「光を運ぶもの」(lux + foro)とも訳される。
悪魔サタンと同一視され、サタンの堕天前の名前とされる。
堕天前は最高位の天使だったとされる。(エゼキエル28-12)
神の似姿であるアダムに拝礼せよという命令を拒絶したため神の怒りを買い、天から追放された。
『イザヤ書』12:14では明星はバビロニアの専制君主(サルゴン二世あるいはネブカドネツァル)の失墜を指していたとされる。
イタリアのトスカレーナ地方の神話では闇の女神ディアーナから分かれた光の男神とされ、二人は結ばれて魔女の女神アラディアと万物を創造したとされる。
ダンテの『神曲』においては地獄の最下層第九圏の更に最底辺ジュデッカで氷漬けにされている。


関連項目

ルシフェルの能力分類。

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最終更新:2018年12月13日 19:49