作品名:
剣の女王と烙印の仔
使用者:ティベリウス・ネロス、ガレリウス・ネロス、クリストフォロ
別呼称:幻惑の神
能力についての詳細
自意識のコピー・ペースト
他者の肉体に、自らの意識を植え付け、乗っ取る。
乗り移るのではない。殖えていくのだ。乗っ取った者にもまた刻印が顕れ、他者の肉体
を奪う力を有するようになる。
- 元の人格が失われるわけではない
- モルフェウスで他者に意識を植え付けている間、肉体の支配権は元の人格に戻る。
- 元の人格に戻っても乗っ取られていた間の事は覚えている。
モルフェウスの力は、肉体だけを奪う。その肉体の本来の持ち主の魂は、支配権を失い
意識の片隅に押しやられ、王太伯ティベリウスの魂と同居することになる。肉体を乗っ取
られている間、ジュリオは自分の身体が触れ、あるいは見聞きしたことをすべて知ってい
るのだ。
欠点
「ふん。たしかにな。そなたの刻印、心を見透かす力は、我がモルフェウスに唯一足りぬ
点よ。そなたの精神の城壁が厚すぎるがゆえに、奪えたためしはなかったが」
使用者との関連性
ガレリウス・ネロスの場合
- 人格をコピーして既に持っていたため人格を乗っ取られなかった
「おわかりにならぬか? 私の中にはすでに兄上の記憶と思考があった。私の意識はとう
に兄上と同居していたのだ。今さら兄上の魂が植え付けられたところで手綱は渡さぬ」
元ネタ
モルフェウス(古ギリシャ:Μορφεύς、英:Morpheus)
ギリシャ神話に登場する神。モルヒネの語源になった。
名前は「形作るもの」という意味で、夢を司る。
眠りの神ヒュプノスの子。薄暗い洞窟に住まい、ケシの花に囲まれた黒檀の寝台で眠る。
モルペウス、ポベートール、パンタソスの夢神三兄弟のうち、人間にイメージや発想を与える夢を見せるという。
関連項目
モルフェウスの能力分類。
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最終更新:2018年09月02日 04:42