スミュルナ(剣の女王と烙印の仔)

作品名:剣の女王と烙印の仔
使用者:ヒエロニヒカ

剣の女王と烙印の仔に登場する能力。
刻印の一つ。
テュケーの血液を保存する能力
保存中はあらゆる外傷に対して時間回帰能力が発動し、死から免れる。




能力についての詳細

テュケーの守護者

  • テュケーの血脈が絶えそうになった際、その血を肉体に貯蔵する
    • 使用者の血は女王と同一のものになり、時間回帰能力により不死身となる。
 ヒエロヒニカはたしかにシルヴィアを殺したのだ。その血のすべてを自分の身体に取り
込んで保持した。女神スミュルナの力は、実にそのためだけにあったのだ。テュケーの血
脈を守り、その滅びに瀕しては贄として、苗床として、身を捧げること。

不死化

  • テュケーの血液を使って自己の肉体の時間回帰が可能
    • 如何なる傷を与えられようと回帰させて傷を無くすことができる。
「この者の血は、テュケーの娘らのものとほぼ同じということ。ゆえに自らの肉体をいく
らでも過去に遡らせることができる」


元ネタ

スミュルナ(ギリシャ:Σμύρνα、英:Smyrna
ギリシャ神話に登場する王女。キュプロス王の娘。
ある時、美神アフロディーテの怒りを買い(祭儀を忘れたとも、美しさを自慢したとも)、父親に激しい恋心を抱かさせられる。
乳母の協力もあって父の寝床に忍び込んだが、キュプロスが燭台に火を灯したことで発覚、キュプロスに殺されそうになる。
しかし、隙をついて脱し逃げ出し、その後に自分の罪を悔やんで没薬を生む木になった。
その没薬の木から生まれたのがギリシャ神話一の美少年アドニスである。


関連項目

スミュルナの能力分類。

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最終更新:2018年09月02日 04:40