虚栄の空中庭園

ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン
作品名:Fateシリーズ
使用者:セミラミス

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する道具。
宝具の一つ。形状は空中要塞。
小国家規模の予算と三日三晩の詠唱で作られる空中要塞
作中では高度7500メートルの高さまで上昇した。

+ 暴風の詠唱
ふるえ おちる
en - lil2


+ 神魚召喚の詠唱
みずの おう
a lugal


+ バシュム召喚の詠唱
みちて、あらわる
Atar gatis


+ 呪縛の詠唱
つなぎ、とめる
Ekur






道具についての詳細

来歴

  • 使用者が空中庭園を建造した伝説の空中庭園
    • 本当は建造していないが伝説として定着した。
 本編でも言及したが、セミラミスは空中庭園を建造
した訳ではない。だが、セミラミスの伝説に何時の間
にか組み込まれた「虚偽」はいつしか本物になってしま
った。

基本性能

宝具のランク EX
種別 対界宝具
レンジ 10~100
最大捕捉 1000人
宝具による効果 全能力の強化、知名度の最高化、攻撃補正

空中要塞

  • “逆しまである”という概念の下、空中する要塞
    • 植物の成長や水の流れが逆流しており、重力も逆流するため飛行が可能
「──この空中庭園が浮遊しているのは、『逆しまである』という概念によるものだ。(以下略)」

建築方法

  • 現実世界に存在する資材を集める
    • 最低でも小国を買える程度には必要。
    • 資材に金を掛ければ掛けるほど神秘度は高まる。
 ただし、現実世界に虚無の代物を持ち込むのだから
材料に関しては現実のものを使用しなくてはならない。

(中略)

 材料にはぶっちゃけ小国が買えるだけの金額が必要。
というか。お金を掛ければ掛けるほど神秘が強くなり、
庭園は強化されていくので聖杯を手に入れるためなら
ば、破産覚悟で挑むべきだぞ我が主──とはセミラミ
ス様の弁である。
  • 虚栄の空中庭園を真実とするための詠唱に三日三晩かかる
    • 聖杯戦争中であれば三日の間見つからないようにしないといけない陣地が必要になる。
(中略)問題になるのは三日三晩の
儀式。これは虚栄に真実という楔を打ち込むために必
要な儀式なのだが、この三日三晩とは別に比喩でも何
でもなく、セミラミスの詠唱が七十二時間必要とい
うことである。

要塞内部での超強化

  • 全ステータスの大幅上昇と知名度のカンスト、攻撃の有利補正が与えられる
    • 魔力ステータスに関してはEXランクとなり対魔力Aの装甲を貫通する。
文字通り、「空中を浮遊する大要塞」として顕現する。
そして要塞内部である限り、セミラミスのステータスは全ランクアップ。
知名度も最高クラスに向上し、更に攻撃の際は有利な補正が加わる。


防衛機構


+ 竜牙兵
  • 魔術の強化によって出典を無視して作成可能
    • 勿論、雑魚。ただし千体が作成可能な上に羽付きなどに改造できる。


+ 十と一の黒棺(ティアマトゥム・ウームー)
  • 空中庭園の迎撃機構
    • Aランクを上回る魔弾が発射され、近づくものを撃ち落とす
 迎撃術式『十と一の黒棺』。伝説の怪物ティアマットが産み落としたと言われる十一頭
の獣に準えて創造された巨大な黒棺。
 Aランクを上回る光弾で以て、外敵を排除する〝赤〟のアサシンの最高傑作。



使用者との関連性

二重召喚



元ネタ

バビロンの空中庭園
世界七不思議のひとつ。
ネブガドネザル2世が作らせたとも、セミラミスが作らせたとも言われる。
名前から空中に浮く庭園と思われるが実際は高地で段差を利用して作られた庭園である。
しかし、イラクは平野地帯であるためそびえ立つような空中庭園を造ることなど不可能であり、それが世界七不思議の一つとされる由縁である。

ティアマト・ウームー(Tiʔāmat Ūmū
ティアマトの11の怪物のこと。


関連項目

虚栄の空中庭園の道具分類。

使用者のもう一つの宝具。
空中庭園内だと効果が拡張される。

関連タグ


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最終更新:2018年05月09日 21:11