凶姫

まがつひめ
作品名:瑠璃色にボケた日常
使用者:有働 瑠璃

瑠璃色にボケた日常に登場する能力。
怨霊を憑けることで物理的・霊的危害から身を守る
ほぼ自殺に等しく、霊能について無知であるか桁違いの霊感を持たない限り実行されない。




術技についての詳細

来歴

  • 六体の幽鬼を取り憑かせていることからついた二つ名
    • この能力を真似したのか美濃部春喜をはじめとした怨霊師である。
      • ただし霊感が足りなさすぎて幽鬼はおろか怨霊でさえ数体がやっと。
 幽鬼。長い月日を得た怨霊が、鬼となった存在。そのアップグレードした霊たちを、瑠
璃は自身に六体も憑けている。
 最凶の鬼たちをも従わせる魔の少女。おそらくそれが『凶姫』という名の由来
だろう。

自動防衛

  • 使用者を傷付けようとするものから防衛する
    • 守護霊ではなく自分が殺して恨みを果たすため。
      • 怨霊は基本的に個人主義なので協力というものは無いを
「霊っていうのは、究極的な個人主義をしてるんだ。憎いこいつを殺すため、ここは手を
組もう……そういう概念が彼らにはない。あるのは私への恨み、殺意、害意だけだ」
 だったら何故、彼らは瑠璃を守った?
「私が他の誰かに殺されたりしたら、彼らは存在意義を失うんだよ。それは彼らにしたら
とても困るんだ。存在理由がなくなるんだ。だから」

(中略)

「抜け駆けは他の怨霊が許さない。ましてや無関係の霊が危害を加えるなんて、彼らには
言語道断だ。故に私には霊障が効かない。私が傷付くのを、彼らが許さない。(以下略)」

欠点

  • 攻撃には使えない
    • 使役しているのではなく、「こいつを殺すのは自分だ」という情念で発動すふため
      • 軽傷程度ならば発動しない。
「私が彼らを呼ぶには、一つの条件があるんだ。あの怨霊たちは、私が危害を加えられな
い限り姿を現さない……私の霊能は、あくまで専守防衛が基本なんだ」
  • 使用者が桁違いのスペックでなければすぐに取り殺される
    • そのため実用化できるのは使用者のみで真似したところで怨霊数体が限度。
「桁外れの霊感もなしにそれを試すのは、あまりにリスキーだった。何体の怨霊を憑けれ
ば、霊障の相殺が起きるのか? 与える負の意思の加減は、どの程度なのか? 霊障の頻
度は? 相殺の成功率は?
 その全てを手探りで調べている間に、並みの霊能者なら取り殺されてしまうわ」


使用者との関連性

有働瑠璃の場合

  • 負のエネルギーを超える正のエネルギーを生み出せる者
    • お笑いに情熱を注いでいるため負の情念を超える正の情念がある。
「怨霊というのは、強い『負の情念』で凝り固まった存在だ。ならばそれに対抗できるの
は『正の情念』──すなわち笑いだ」

(中略)

「怨霊なんて何体憑けていようと、マイナスを超えるプラスのエネルギーがあれば抑えら
れる。祟る人間に手を出せない以上、せいぜい彼らにできるのは互いを邪魔することくら
いだ。霊障の相殺なんて、その程度の理論だよ」


関連項目

怨霊たちの攻撃・防衛術技。

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最終更新:2018年05月09日 00:15