幽鬼(瑠璃色にボケた日常)

作品名:瑠璃色にボケた日常
用語分類:種族分類

瑠璃色にボケた日常に登場する用語。
幽霊が負の情念を蓄え続けた結果、大怨霊と化したもの




詳細

来歴

  • 現世に引き留めた人間が死んだ状態で数多の負の情念を浴び続けた幽霊
    • 大怨霊であり時に荒御霊とも呼ばれる。

「もともと『鬼』とは霊魂のことを指すんだ。それも強い霊格を持つ、時には荒御霊とま
で呼ばれる大怨霊の名称だ。……幽鬼ってのはね、この世に引き留めた張本人がすでに死
んでしまい、果たすべき目的を失い、その後も様々な人間から負の理由を与えられ続けて
きた怨霊のことなんだ。幽霊のアップグレードだと思ってくれればいい」

成仏耐性

  • 蓄積された負の情念が濃すぎる存在
    • 言葉一つでは成仏できず、並みの霊導師では太刀打ちできない。
「ただね、何十年も何百年も負の情念を蓄積させた怨霊ってのは、なかなか一筋縄じゃい
かないんだ。霊導師の言葉一つなんかじゃ、彼らはとても納得しない。レアでありケアの
難しい存在なんだ」

誘引

  • 低級霊を引き寄せる
    • 強力な幽鬼との戦いにおいて邪魔な存在になる。
「強力な鬼は、低級霊を引き寄せる。朽縄さんの霊気に誘われて、この辺の低級霊が集ま
ってきてるのさ」
 そういえば以前、「霊感がある者には霊が寄ってくる」と言われたことがある。霊とは
霊能者だけではなく、上位霊にも引かれるものか

  • 一体でも憑けば死ぬ
    • 朽縄のように封印するか、成仏させるしかない。
    • 有働瑠璃は例外。
「並大抵の力では不可能な術です。そもそも鬼とは、一体憑くだけでも死を意味する最凶
なる存在。(以下略)」

瘴気

  • 瘴気を垂れ流して霊力を消し去る
 孝巳が体内で練り上げた僅かな霊力が、その禍々しい黒煙に当てられあっという間に消
失する。多少なりとも修練を積んだ今だからこそ、明確に分かる。


元ネタ

幽鬼
死者の霊魂、亡霊を指す語。


中国では死霊、死者の霊魂を指す。


関連項目

幽霊の種族大分類。

作中に登場する幽鬼。

関連タグ


リンク

最終更新:2019年12月22日 14:15