薔薇の指先

ロドダクテュロス
作品名:ストライク・ザ・ブラッド
使用者:アスタルテ

ストライク・ザ・ブラッドに登場する使い魔。
眷獣のひとつ。
作中で唯一、吸血鬼以外の存在が使っている人工の眷獣。
魔力を捕食する能力 を有しており、眷獣の魔力を喰らって成長する。
初期は仄白く輝く透き通った腕の眷獣。弱い眷獣を瞬殺できる。
中期では虹のような色に輝く、半透明の巨大な一対の腕の眷獣。
翼長数十メートルの爆発そのものを象徴とし、直径数十メートルの火球を繰り出す眷獣を仕留めた。
最終的に虹色に輝く半透明の顔の無いゴーレムへと変貌を遂げる。
雪霞狼の"神格振動波駆動術式"を取り込み、魔力無効化能力を持っていた。

+起動命令文
執行
    エクスキュート ロドダクテュロス
    執行せよ、"薔薇の指先"
実行
    エクスキュート ロドダクテュロス
    実行せよ、"薔薇の指先"





共通性能

魔力吸収

  • "薔薇の指先"が持つ能力。
    • "薔薇の指先"の成長と使用者の延命のために魔力を喰らう。
「魔力を……喰ってる!?」
 その異様な光景に、雪菜は戦慄した。倒したほかの眷獣の魔力を喰らう———雪菜が知る限り、
そんな眷獣の存在は聞いたことがない。


第一形態

形容

  • 仄白く輝く透き通った腕の眷獣
    • 使用者よりも大きい。
それは仄白く輝く透き通った腕だった。少女の細い身体よりも巨大な腕だ。

戦闘能力

  • 並の眷獣を瞬殺
    • 生きた蛇のようにしなって、灼蹄を刺殺した。

防御結界

(前略)法衣の男の前に見えない壁
のようなものが出現し、灼熱の妖馬の攻撃を防いでいる。殲教師の隣に立っていた少女が、奇
妙な結界を張って彼を守っているのだ。
 その結界に阻まれて、眷獣の炎は男に届かない。
 しかし少女の防御結界にも、眷獣を完全に弾き飛ばすほどの力はないようだ。
 ぶつかり合う壁と炎の圧力が、大気をギシギシと軋ませる。やがて激突の負荷に耐えかねた
ように、少女の唇から弱々しい吐息が漏れた。


第二形態

形容

  • 虹のような色で輝く半透明の一対の腕
    • 生身の肉を感じさせない魔力の塊。
 それは虹のような色に輝く、半透のな巨大な腕だった。

(中略)

 少女が絶叫した。彼女の細い背中を引き裂くようにしてもう1本の腕が現れる。
 眷獣が二体、というわけではなく、左右一対でひとつの眷獣なのだろう。

戦闘能力

  • "旧き世代"の吸血鬼は若い世代の吸血鬼より数倍強いため
    戦闘力も第一形態より数倍強化されていると想われる。

防御結界

  • "旧き世代"に打ち勝っているので、相応に強化されている。


第三形態

形容

  • 虹色に輝く無貌の巨人
    • 半透明の人型で体長四、五メートル程度
    • 使用者を身体の中に取り込んでいる
 彼女の小さな身体から、巨大な眷獣が陽炎のように姿を現した。
虹色に輝く半透明の巨体。今はもはや腕だけではなく、ほぼ全身が出現している。それは体長
四、五メートルほどもある巨人だった。全身を分厚い肉の鎧で覆った、顔の無いゴーレムだ。
 宿主である少女を身体の中に取り込んで、人型の眷獣が咆哮する。

戦闘能力

  • 特殊合金の隔壁を引き裂く膂力
    • 呪砲や儀式魔術と等しい威力を発揮する。
      • 呪砲や儀式魔術の爆発がどの程度か不明
      • 特殊合金なら引き裂くと記載されている。
 その拳は最大級の威力を持つ呪砲の一撃に等しく、その蹴りは儀式魔術が引き起こす爆発を
も凌駕する。そして、その腕は分厚い特殊合金の隔壁すら引き裂いてみせる。
  • 再生能力
    • 浅い傷なら一瞬で再生する。
 魔族に対して致命傷を与えるはずの雪霞狼の攻撃は、眷獣の肉体を浅く傷つけるだけ。それ
すらも一瞬で再生する。

防御結界

 アスタルテの眷獣"薔薇の指先"の表面が、雪霞狼と同じ光に包まれている。まったく同種
の、降魔の聖光の輝きに。

(中略)

 未完成とはいえ、かなりの技術水準に達していたアスタルテの"神格振動波駆動術式"は、
雪霞狼の比較データを手に入れたことで、ついに完全なものとなった。
  • 魔力を反射し、獅子の黄金の攻撃を喰らって無傷
    • 同じ術式を使う雪霞狼の攻撃も浅い傷しかつけられない。
その瞬間、アスタルテの眷獣を包む虹色の光が輝きを増した。
神格振動波の防御結界が、古城の眷獣の攻撃を受け止め、反射する———!

欠点

  • 起動命令を唱えるまで無防備
    • 眷獣の召喚まで完全無防備。
    • 使用者が吸血鬼でないために生じている欠点。
 アスタルテの体内には、圧倒的な戦闘能力を持つ人工眷獣が棲んでいる。なんの予備知識も
なくその気配を察知して、眷獣を召喚する前に、宿主を戦闘不能にした。
  • 長時間戦闘が不可能
    • 使用者の肉体が吸血鬼と違い、脆弱なため、長時間の召喚に耐えられない。
——理屈の上では無敵に近いアスタルテの眷獣にも、弱点はある。
 それは宿主であるアスタルテが、脆弱な人工生命体であることだ。
 長時間の召喚には、彼女の身体が耐えられない。吸血鬼の肉体を持たない彼女には、眷獣
の召喚は負担が大きすぎるのだ。


使用者との関連性

眷獣を使うためのホムンクルス

  • 眷獣を扱うために調整された人造人間
    • 生命力を吸い尽くす眷獣を使役できる。
      • 作中で唯一吸血鬼以外が使役する眷獣となる。


元ネタ

ロドダクテュロス(古ギリシャ:ῥοδοδάκτυλος、ラテン語:rhododaktylos
ギリシャ神話に登場するエーオースの別名。

+別名一覧
名前 意味
エーオース
ロドダクテュロス 薔薇色の指を持つ
クリュソパクス 黄金の指を持つ
クリュソパクス 黄金の御座にまします




関連項目

薔薇の指先の種族分類。

薔薇の指先が宿した術技。

関連タグ


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