ダイヤモンドエッジ
作品名:
蒼柩のラピスラズリ
使用者:辻峰 梨央、辻峰 真由香、辻峰 冬夜、リリィ・ヴァレンタイン
蒼柩のラピスラズリに登場する武器。
《魔女の遺産》の一つ。形状は日本刀の柄。遺産No.9。
大気中の水分を集めて凍結し、氷を生成する能力。使用者が能力を引き出すほど形成できる氷の種類が増える。
武器についての詳細
来歴
- 辻峰家に与えられた「女性しか使用者になれない」ウィッチクラフト
「冬夜、気にしちゃダメ。コイツ、昔からこうだったもん。女の子には優しいんだけど、
男にはとことん冷たいヤツなのよ」
「そ、そうなのか?」
「もちろん。だから女性しか《月華氷刃》の所有者になれないの」
形容
白い柄と黒い鍔、そして銀色の刀身。重騎士と同じく時代錯誤な凶器を構えた(以下略)
凍結能力
- 大気中の水分を奪って凍結させる能力
- 広範囲に凍気をばらまくのではなく刀を中心に任意の形で水分を凍結させる。
- 形成された氷の強度は金属を上回る。
「そう、この刀の能力は──氷結。この刀身は、金属以上の硬度を持った氷で出来ていま
す。それこそが私のウィッチクラフト。《Ⅸ》の末席にして、遺産No.9──《月華氷
刃》の能力です」
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《氷縛》(ロック) |
- 刀身だった氷の破片を媒介に再凍結することで拘束する
「──《氷縛》」
「………っ!?」
真由香の呟いた言葉とともに、俺の両腕に付着した無数の氷の破片が凍り付いていく。
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《氷壁》(ディスコネクト) |
「はい。《月華氷刃》の能力で、十一層からなる氷の壁を瞬間形成しました(以下略)」
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《双璧》(ディスコネクト) |
コンマ数秒後、魔女の零式結界弾が二重障壁を直撃。
しかし、砕けない。
血と氷で造られた二重障壁は魔女の拳を受け止め、彼女の動きを一瞬だけ食い止めてい
た──!
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《氷矢》(アロー) |
- 氷の矢の生成・射出
- 使用者の実力で矢の本数が変わり、辻峰冬夜と真由香では数十本。魔女は数千本出せる。
澄み切った声で告げられた言葉とともに、氷で作られた何本もの矢が一斉に俺の身体へ
と殺到する。
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《氷鎖》(チェイン) |
庭に響く真由香の言葉。
今度は庭に突き刺さった矢から何本もの氷の鎖が発生。こっちの動きを拘束しようと次
々と迫ってくる。これも三週間前の真由香にはなかった戦術だ。
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《氷刃》(ブレイド) |
所有者の声に応えるように刀身の形状が変化。
現れたのは、細身の刀とは違う片刃の長剣。
《円舞曲》
かつての俺の剣と同じ形状に変化していた。
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《氷柩》(フリーズ) |
- 刀身から凍気を流し込む
- 刀身に触れているものはたちまち凍てつき氷に覆われる。
いくら人形だろうと、全身が凍り付いてしまえば動けない。その証拠に、魔女の身体は
瞬く間に氷に覆われていって、
「──終わりだ」
ついには、長方形の氷塊の中へと閉じ込められた。
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使用者との関連性
辻峰真由香、辻峰梨央の場合
辻峰冬夜の場合
元ネタ
月下美人
メキシコの熱帯雨林を原産地とするサボテン。
一年に一度だけ、夜にしか花を咲かせられない。(最近では3,4回咲かせることが可能となっている)
花言葉は「儚い恋」、「秘めたる情熱」、「強い意志」
関連項目
《月華氷刃》の武器分類。
《月華氷刃》と対をなす武器。
関連タグ
リンク
最終更新:2018年04月16日 19:56