《四銃奏》

カルテット
作品名:蒼柩のラピスラズリ
使用者:霧谷 アリス、霧谷 雪哉、リリィ・ヴァレンタイン

蒼柩のラピスラズリに登場する武器。
《魔女の遺産》の一つ。形状は大口径リボルバー。遺産No.8。
四段階に分けて爆炎の弾丸を撃てる銃




武器についての詳細

炎弾

  • 炎の弾丸を撃ち出す
    • ファースト、セカンド……と段々威力が増していく。
「もちろん。《四銃奏》の能力は──焔弾。簡単に言っちゃえば、炎の弾丸を撃ち出す能
力。ちなみに、四銃奏の名前通り弾丸には四つの種類があるんだ」

焔弾の名前 大きさ 威力
ファーストショット ピンポン玉 銃弾相当
セカンドショット サッカーボール 手榴弾相当
サードショット 大きさ十メートルを越す巨大な鳥 八階建てのビルを一棟焼き払って倒壊させる

ラストショット

  • 己を炎の弾丸にして燃え尽きるまで戦う最終形態
    • 使用者は自分か相手が死ぬまで戦い続ける。
    • 命を媒介にした暴走であるため《封殺拘束》などの魔力殺しが通じない。
「ラストショットの効果は──所有者自身を炎の弾丸に変えて、強制的に戦わせること
。ああなったら、もう《封殺拘束》の後遺症なんかじゃ押さえきれない。文字通り、自分
の命が燃え尽きるまで暴れ回る怪物になっちゃうの」
  • 他の三つの弾丸を使用できる
    • 指先からファーストショットを連射する。
    • 掌からセカンドショットを発射する。
    • 自身が燃えて飛び立ち急降下することでサードショットになる。
 直後、響き渡る数発の銃声。驚くことに、再び上昇したラストショットがこちらに右手
の人差し指を向けた瞬間、その指先から炎の弾丸が飛び出したのだ。
  • 炎を纏う
    • 触れるだけで焼失する炎を纏う。
    • 見た目は完全に悪魔である。
 現れたのは、四枚の巨大な炎の翼。全身を鎧のように覆う業火。そして、炎が造りだし
た額から伸びる二本の角。
 ──悪魔。


使用者との関連性

霧谷雪哉の場合

  • 残留思念として復活
    • 所有者の精神が《封殺拘束》によって弱まった際に身体を乗っ取り生前できなかった「闘争」を行った。
「──うん。久しぶりに吸う外の空気は美味しいね。《封殺拘束》のおかげでこの子の体
力と精神力が弱ってたせいか、思ったよりも簡単に意識を奪えたよ」

霧谷アリスの場合

  • 家族愛による正気の継続
    • ラストショット使用後も戦闘衝動に振り回されず戦い抜いた。


元ネタ

カルテット(英:quartette
英語で「四重奏」という意味の語。


関連項目

《四銃奏》の武器分類。

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最終更新:2019年10月13日 00:19