神罰の野猪

アグリオス・メタモローゼ
作品名:Fate/Apocrypha
使用者:〝赤〟のアーチャー(= アタランテ)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する道具。
宝具の一つ。形状は猪の皮。
被ることでカリュドンの怪物となる




道具についての詳細

来歴

  • 処女神アルテミスが地上へ派遣した怪物の皮
    • ギリシャ神話では素体が猪であったが、皮を被ったものがカリュドンとなる。
 アグリオス・メタモローゼ。処女神アルテミスが地
上に遣わした魔獣カリュドンの皮。一見は猪に見える
が、それは素体となる生物がたまたま猪だっただけ。

基本性能

宝具のランク B+
種別 対人(自身)宝具
レンジ 0
最大捕捉 1人
宝具による効果 怪物化(狂化、変化などのスキル獲得)

狂魔獣化

  • 魔獣カリュドンになる
    • Aランクの変化スキルを獲得する
    • 幸運以外の全ステータスが上昇する
 Aランク狂化に相当する力と環境に応じて特質を獲
得するAランクの変化スキルを獲得。代償として理性
は消失し、状況によっては己のマスターですらも識別
不可能となる。


使用者との関連性

武装の属性変化

  • 弓が「闇天の弓」(読みは同じく)になる
    • 『天穹の弓』が封印される。
    • 変化スキルを使って腕を何回転も捻り、放つ矢にむりやり旋条をつける。
 腕が翼を自分自身で雑巾のように絞り上げ、黒い矢に捻りを加えて音速で射出
する。それは疑似的施条であり、生物には不可能な矢の打ち方である。


元ネタ

カリュドーンの猪
ギリシャ神話に登場する怪物。
カリュドーン王オイネウスがオリュンポスの神々の生け贄を捧げる際に、アルテミスを入れ忘れてしまったことで彼女の怒りを買い、国土に放たれた巨大な猪。
猪はカリュドーンの家畜や農民たちを殺し、農作物に大損害を与えたため、オイネウスはギリシャ中の英雄を募り、猪を殺した者にその皮と牙を与える報酬を出した。
集まった勇士たちは犠牲を出しつつも六日間の狩りの末に猪を仕留めた。
とどめを刺したメレアグロスは「最初に猪に血を流させたアタランテーに皮を贈る」としたところをかねてよりアタランテーが気に入らなかった叔父たちと諍いになり、メレアグロスはアタランテーの前で苦しみながら死ぬ。
この出来事にショックを受けたアタランテーは結婚をしない誓約を立てたという。


関連項目

神罰の野猪の道具分類。

使用者の別の宝具。

関連タグ


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最終更新:2017年09月01日 02:47