日輪よ、死に随え

ヴァサヴィ・シャクティ
作品名:Fateシリーズ
使用者:ランチャー(= ランサー = カルナ)

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する武器。
宝具のひとつ。形状は槍。真名解放時は雷の槍。
雷神に黄金の鎧を施すカルナの姿があまりにも高潔であったため鎧と引き換えに与えられた槍。
神格さえ滅ぼせる対神宝具。
真名解放しなくても使用者の武芸ならばAランク相当の物理ダメージが出る。

+ 詠唱
神々の王の慈悲を知れ

インドラよ、刮目しろ

絶滅とは是、この一刺

           ヴァサヴィ・シャクティ
焼き尽くせ──『日輪よ、死に随え』





武器についての詳細

来歴

  • インド神話の雷神が授けた槍
    • 本来ならば一方的に黄金の鎧を剥ぎ取るだけだったがカルナがあまりにも
      高潔であったため、感嘆したインドラが授けた槍。
 そして、それらを全て予め知りながら──カルナは速やかに、自身と癒着している黄金
の鎧を引き剥がし、インドラに寄進した。
 インドラは彼のあまりの潔さに自身の行為を深く恥じ入り、一つの槍を差し出した。
 黄金の鎧と引き換えに手に入れたのは、振るえば神をも殺すと謳われる最強の槍。

基本性能

宝具のランク A++~EX(真名解放していなくとも悪竜の血鎧を貫通するためA以上)
種別 対神宝具
レンジ 2~5
最大捕捉 1人
宝具による効果 神すら殺す一撃

対神雷槍

  • 一撃で神すら滅ぼす雷光の槍
    • 黄金の鎧と引き換えに発動する。
    • あらゆる存在、あらゆる防御を威力だけで滅ぼすが世界だけは破壊できなかった。
 否、世界に存在する生物非生物含めたあらゆる物体が意味なきモノだ。
 神殺しの槍──『日輪よ、死に随え』。その威力は、確かに神を殺すに足る存在。英雄は無論、魔獣、幻獣、神獣、盾、城、結界、あらゆる存在が無意味に等しい。

その他特性

鋭利な一撃が、セイバーの体を一閃する。
巨大な槍の穂先はなめらかに肉を断ち、セイバーと、
岸波白野と彼女を繋ぐ霊子の契約まで破却した。


使用者との関連性

鎧の消失

  • 鎧と引き換えに出現する
    • 来歴となった鎧と槍の交換の再現。
(中略)槍が消失したかと思うと〝赤〟の
ランサーの肉体から、鎧のパーツが剥がれていく。

不滅の刃(ブラフマーストラ)

  • 使用者の技量を加えることで真名解放せずにAランク相当の物理ダメージが出る
 即ち"赤"のランサーの槍は──Aランクに相当する物理攻撃力を秘めている。無論、
あの槍そのものが相当な逸品であることは間違いない──だが、それだけでこの竜の身を
貫く一撃を放てるはずもない。凄まじい膂力と、卓越した技があってこその破壊力。


元ネタ

ヴァサヴィ・シャクティ(Vasavi Shakti
マハーバラタにおいてインドラがカルナの黄金の鎧を奪った際に代わりに与えたとされる槍。
しかし最後の戦いの前に野戦にてガトートカチャへ投擲したことで失い、
最後の戦いで使われることなく戦車の御者の裏切りによりカルナは戦死した。


関連項目

日輪よ、死に随えの武器分類。

カルナの別の宝具。

カルナの別の宝具。
Fate/EXTRAではただの術技として登場する。

カルナの別の宝具。
Fate/EXTRAではただの術技として登場する。


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最終更新:2018年01月02日 17:17