投影(奈須きのこ作品)

グラデーション・エア
作品名:奈須きのこ作品全般、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
使用者:衛宮 士郎、アーチャー(= エミヤ)、ライネス・エルメロイ・アーチゾルテなど

奈須きのこ作品Fateシリーズに登場する術技。
魔術の一種。
魔力を物質化させてものを一時的に再現する




術技についての詳細

物体複製

  • オリジナルの外面だけを数分間複製する魔術
    • 投影されたものは“架空のもの”として認識されるためすぐに消失する。
 オリジナルの鏡像を魔力で物質化する魔術。
 本編で凛が語っていたように、まっこと効率が悪い。
 投影でオリジナルからレプリカを作るのなら、ちゃ
んとした材料からレプリカを作った方が手軽で実用に
耐える為だ。
 本来、投影は既に失われたオリジナルを、本当に数
分間だけ自分の時間軸に映し出して代用する魔術。

存在強度

  • 投影者に否定されることによって霧散する
    • 投影後にイメージが綻ぶ(コレジャナイ感)と存在強度が落ちる
遠坂凛「はい、いいところに気が付きました衛宮くん。
 それが投影の限界、存在における強度ってヤツよ。
 いい? 投影はあくまで投影。創造じゃない。投影を
作り上げるのは術者のイメージだけだから、イメージそ
のものに綻びが生じた時、本物と同じ性能であろうと霧
散するの


アーチャーの左腕

投影できるものが多い

  • 武器のみならず投影した武器の持ち主の性能も再現する
 左手を広げ、まだ現れぬ架空の柄を握り締める。
 桁外れの巨重。
 衛宮士郎ではその大剣は扱えない。
 だが———この左腕ならば、敵の怪力ごと確実に複製
しよう。


使用者との関連性

衛宮士郎(エミヤ)の場合

  • 武器の真贋が判る
    • 神秘の深さも感覚で判断できる。
 あの、山のような宝具を見て、それぞれが間違いなく
本物だと読みとれた。
  • 憑依経験
    • その剣で実際に戦い抜いた記憶と経験を共有する
 剣を複製する際、その記憶まで再現したのが幸いした。
 長く戦い抜いた剣には意思と経験が宿る。
  • 永久的にこの世に残る
    • 外面を数分残す本来の魔術を遥かに超越して性能を再現し、更に現世に残せる。
 わずか数分間の、外見だけのレンタルな訳であるか
ら、士郎・アーチャーの投影がどれだけデタラメかは
言うまでもない。
  • 原始的な武器のみ投影可能
    • 原始的な防具も投影できるが瞬間的かつ消費魔力も多くランクも下がる。
    • 近代兵器は一切投影できない。
 もっとも、士郎が投影できるのは武器関係のみ。そ
れも剣に限定された武装で、近代兵器は投影さえ出来
ない。
 盾や鎧はかろうじて引き出せるが、効果は瞬間的な
ものであり、その代償は大きい。



関連項目

投影魔術の大分類

いわずもがな。

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最終更新:2024年02月10日 23:06