作品:
Fateシリーズ
用語分類:道具分類
別呼称 :コマンドスペル
奈須きのこ作品に登場する用語。
聖杯戦争でサーヴァントに絶対に命令を聞かせる紋章型の呪文。
外付けの魔術回路であり最大3回まで使える。
主に用途としては
- 物理法則すら無視できる無理強いの命令を聞かせる
- 魔力の塊に還元してサーヴァントを強化する。
の2通り。特に前者は自害させるなどといったことも可能になる。
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詠唱:遠坂凛 |
Vertag……! Ein neuer Nagel
Ein neues Gesetz
Ein neues Verbrechen──!
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令呪(stay night系列)
絶対命令権
- サーヴァントに対して三回まで使用可能な絶対命令権
- 強く念じれば発動するため呪文は必要ない。
- 三回まで使用し、サーヴァントへの命令権を失ったマスターを
サーヴァントは裏切ることができる。
「発動に呪文は必要なくて、貴方が令呪を使用するって
思えば発動するから。
ただし一回使うたびに一つずつ減っていくから、使うの
なら二回だけに留めなさい。
で、その令呪がなくなったら衛宮くんは殺されるだろ
うから、せいぜい注意して」
- 強制する命令の持続性と具体性によって効力が変わる
- 強制時間が長く、命令が曖昧だと強制力が低く逆らいやすい。
- 強制時間が短く、命令が具体的ならば強制力が強い。
- サーヴァントの対魔力が高いと短い命令でも逆らいやすい。
「……ふう。確かに、これは私の誤算だった。
令呪というものは曖昧な命令には利きが弱くなる。
“私を守りとおせ” “この戦いに勝て”などといった、
広く長く効果が続くものには令呪の力が弱くなる。強制
は長く続くが、苦痛が小さい為逆らえるサーヴァントも
出てくるだろう」
- サーヴァントの能力以上の行動を起こすことができる
- 命令した行動を必ず実行させるため無理難題も可能となる。
- ただし限界が存在し、マスターとサーヴァントの魔力を足して可能な範囲のみとなる。
「例えば、私はここから遠くの場所まで瞬間的には移動
できない。だが令呪で“行け”と命じれば、それが私と
君の魔力で届く事ならば可能となる。
強制命令権とはそういう事だ。サーヴァント自身でも
制御できない、肉体の限界さえ突破させる大魔術の結晶が
その三つの令呪なのだ。まあ、今では二つに減ってしまっ
たがな」
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聖堂教会の保有する令呪 |
- 以前の聖杯戦争で余った令呪を保管する
- 令呪の譲渡は聖堂教会の判断で可能。
- 一度使うごとに一画が消滅するが莫大な魔力源であり大魔術の行使すら可能になる。
さらに右腕全体には、父の遺骸から回収した保管令呪の群れ。まだ契約の対象を特定さ
れずにいる無数の令呪は、サーヴァントを律するという本来の用途だけでなく、より汎用
性の高い無属性の魔力を練り出すことにも転用できる。いわば擬似的な魔術刻印として機
能させることが可能なのだ。消耗品であるという点を除けば、今の綺礼は歴代の刻印を積
み重ねた名門魔導にも匹敵するほどの魔術を、その身に備蓄していることになる。
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令呪間での共鳴・共感覚
- 令呪と令呪は反応しあう
- 出会えばマスターであるかどうかがすぐに分かる。
- 令呪で結ばれた者同士ならばどちらかが命に関わるほどの窮地にあれば片方はすぐに察せられる。
- 魔力によって作動するためマスターが魔術回路を閉じていれば反応しない。
「ええ。けど高位の術者なら、自分の魔力ぐらい隠し通
せる。いくら令呪同士が反応するって言っても、その令
呪だって魔力で発動するものよ。大本であるマスター自
身が魔術回路を閉じていれば、見つける事は難しいわ」
令呪(SE.RA.PH)
マスターの証であり参加資格
- 通常の令呪と同じ強制力を有する
- 自分のサーヴァントに命令を服従させ、あるいはサーヴァントを限界を突破して無理難題をさせられる。
- ゲーム中では相手のサーヴァントの手が全て開帳され、体力と魔力が全回復する
- 三画使用すると聖杯戦争の参加資格を失い、強制敗北=死となる。
- 決戦場でサーヴァントが敗北したとき、令呪を全て失い死亡する。
ただ、ルールはいくらか違っているようだ。
魔術師がサーヴァントと共に戦い、
敗れた者は全ての令呪を失う。
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令呪の移植 |
- 決戦場以外で殺したマスターの腕を保管し、自分に移植する
- 自分のサーヴァントのクラスが移植元のマスターと契約していたサーヴァントのクラスにプラスされる。
- 仕様外の無法であり、強力なマスターとサーヴァントでない限り耐え切れない
本来は一つだけのクラスを重ね持つ、
二属性持ち。
その強力さは容易に想像できるが。
常識外の無法に、サーヴァントの体、
それにマスターの魂が耐え切れるとは──
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不戦敗の回避 |
- 令呪を全て消費しても敗北していない限り猶予がある
- その階層で勝利し、なおかつサーヴァントが存在して、対戦相手が発表前ならばムーンセルによる消去は保留となる。
- 保留期間内に令呪を補填できればそのまま聖杯戦争を続けられる。
・令呪を失ってもサーヴァントが残っている。
・その階層での対戦相手との戦いに勝利している。
・次の階層での戦いが始まっていない(対戦相手の
発表前)。
場合、ムーンセルによる消去は保留となる。
決戦場での戦いで令呪をすべて使ってしまっても、
何らかの方法ですぐさま令呪を補填し、決戦場を後に
すればムーンセルからの処罰は免れる。
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関連項目
令呪で従わせられる種族。
関連タグ
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最終更新:2022年06月25日 10:24