第5回ウディコン終了記念のインタビューについてまとめたものです。
TGDのあなすさんにはノリノリで答えて頂きました。
あなすさんの絵もあります、プバー&アバーのファンなら必読ですッ!
オレはオレのやりてェことをやりてェようにやるだけだッ! そのやり方に構っていられるかよッ!!

Another Saviourトータルゲームデザインあなすさんにインタビューさせていただきます。

トミー
手前
精神年齢10歳。身長10000km(最大伸長時)。
好きなゴリラ/プバー冒頭の慈愛のゴリラ
嫌いな魔獣/届きそうで届かない攻略本と設定資料集。

頭の悪いことが大好きな少年もどき。
此度のインタビューに備えて自演インタビューを経験する謎の行動力を発揮する。こともある。

です、よろしくお願いします!!(期待の眼差し)

Another Saviourのトータルゲームデザインを自称するあなすです。
自傷と変換しかけたのでコワイデスネ。

あなす
ゴリラ級TGC(拙作御免)
※画像はイメージです、実際のあなすさんとは異なる場合がございます。(参考)

精神年齢中学2年生。身長16t
好きなカットリオン/グルグル回るカットリオン
嫌いなキャラ/騎士王。

面白いことで大好きです。
作中の悪ノリの理由は全部そういうコトです。

ありがとうございます!
以降真面目にインタビューしますね…(笑)

まず、ウディコンお疲れ様でした。
結果も踏まえ、Another Saviourについてお聞かせください。

まず、結果に関しては私の予想以上に良かったです。
前作とは違って大分短期間で作ったわりにこの結果は驚きです。(参考、なおウディコンは八月から。プバー参照 。)
いや、前作は無駄に頑張りすぎたのが良くなかったのかもしれませんが。
制作期間は置いておいてAnother Saviourの企画自体は前作を作り終えた時点で考えていました。
イラストのスバルイチさんに優花のイラストをもらって、聖女時代の小生のイラストをもらって、これで何か一本作りたいなーと。
で、今年のウディコンに出たくなって短い期間でそれなりのクオリティにするにはその企画を使う必要があるなーと思ってAnother Saviourの制作に取りかかりました。
期間以外にも当時イラストを描いてくださったスバルイチさんが忙しいのもあるなど、あれやこれやと事情があったりなかったりです。

呼び方は"小生"なんですね(笑)
嫌いなキャラは騎士王ということですが、好きなキャラは誰でしょう?

小生は一人称を思いついた瞬間、勝ちを確信したので愛着があります。
小生は本気で可愛い一人称だと一片の曇りもなく信じています。
また、Princess SaviourとAnother Saviourで名前が異なるキャラですけど、一人称のおかげで呼び方に困らない辺りもコンセプト勝ちです。
それと騎士王は最初は嫌いでしたが弄り方を覚えたので愛着を持つようになりました。
実はAnother Saviourで唯一エンサイクロペディアにいないキャラだったりします。
そういうキャラです。

騎士王は、プバーで相対したときにはここまでのキャラになるとは思ってませんでした。
では、好きな怪獣は?

自分でデザインしたカットリオンやデスキノゴンを置いておくとジャスヌマーンが一番好きです。
あの絶対に対話できなそうな倒すしかない雰囲気がまさしく怪獣であり怪人です。
あれはもうデザインしたhinataさんの勝ちです。
自分があまり関係ないものなら堂々と好きと言えるので気楽ですね。

ジャスヌマーンの章は怪獣の引き立て方が上手かったように思えます。
ところで、ずっと気になってるのですが、ゴリラへの思い入れには何か所以はあるのでしょうか。
プバーでもアバーでも、魔獣や怪獣とは一線を画した存在として君臨していた訳ですが。

最初のダンジョンのチュートリアルとして何らかのモンスターを出さないといけなくなったんですよ。
何を出すかを悩んで悩んで、頭の中にふとゴリラを浮かべたらもうゴリラ以外の選択肢がなくなりました。
そこでゴリラの素材を探していたら見つからなくて頭を悩ませていると、スバルイチさんがゴリラの絵をさっと描いて渡して、その瞬間、ゴリラは永遠に語り継ぐ必要のある英雄として存在させなければならないなと決意と覚悟を固めました。
嘘のようですがわりと本当の話です。ホントのホント。

ーー想像以上の答えに感動しました!
アバー冒頭の英語や、アウトフィールド背景の文字にはどういう意味があるのでしょう。

アバーの世界観は全ての業(アカシックレコード)によって行われた現実に限りなく近いシミュレーションという設定です。
なので、冒頭やら何やらはそれっぽさを出すための小道具となっています。
そのことについては本筋とは関係ないので作中ではあえて触れないようにしています。
誰がシミュレーションを行ったのかも好きに想像してくださいませ。

かっこいい、だけじゃなかったんですね!(笑)
どこぞの某wiki製作者に触れておいてくれと言われたので、うかがいます。
ウディコン開催と同時期にできた"Princess&Another Saviourウィキ(仮)"についてどう思いますか?

ゲームの方同様に好き勝手楽しくやっていていいなぁと思います。
これからもこの調子で好き勝手楽しくやっていただければ幸いです。
プバーもアバーも好き勝手楽しくでできています。

Another Saviourは、Another Storyと掛かっているということですが、
インタビューといえばやはり絵、
ここはAuthor Serviceということで、あなすさんには絵を描いていただきましょう。
最初のお題は"小生"!!

かわいい!!

絵は苦手なのでこれで許してください。
勘弁してあげてください。
小生は小生でもユーカの方の小生です。
ついでに胸のリボンは先代の方の優花が付けていたリボンという裏設定があります。
スバルイチさんがこっそり教えてくれた私さえ知らなかった裏設定。

流石です、ちゃっかり新情報を出すあたりも流石です。
次のお題は"デスキノゴンの日常"です。
作者さんのサービス(強制)はまだまだ続く!

きょうふ!!

デスキノゴンは大変美味なため、乱獲され絶滅寸前にまで追い詰められています。
その戦闘力は低く狙われたら最後、ただただ狩られるばかりとなっています。
これが他の動物、あるいは植物なら発見数が少なくなると共に絶滅に瀕ししていることを悟り、保護あるいは規制の動きに入ったことでしょう。
冥王は生態系の調査も自身の目的の中に入っているため、そうするよう世論を操作していたに違いありません。
それは冥王自身がデスキノゴンを好物としているからかもしれません。
ですが、デスキノゴンは仮にとはいえ魔獣。
人類の仇敵のため、容赦することなく狩られています。
こうした大衆の動きは冥王と言えど止めることはできず、デスキノゴンは絶滅の一途を辿っています。
その一方で現在生き残ったデスキノゴンたちは絶滅の流れに抗っているいわば精鋭。
その生命力は侮れないものであり、自分たちを狙う放浪者を幾たびも迎撃しています。
本来、脆弱であるはずのデスキノゴンが作中ではなかなかの強敵となっているのはそういった理由からです。
なお、パーティーキャラに倒されたデスキノゴンはそのまんま食されてしまいます。
鍛え上げられたデスキノゴンなこともありさぞかし美味なことでしょう。
ですがこれは絶滅と引き替えの背徳の味であることは覚えておいてください。
どれほどのデスキノゴンが残っているのかはわかりません。
ですが、作中で登場したデスキノゴンはほん僅かに残った生き残りであることには違いありませんから。

デスキノゴン、絶滅せずに残って欲しいものです…。
続きまして"メガトンパンチ"です。

こっけい!!

本格的に酔っ払っているんでこんなもので勘弁してください。
殴っているのはキノコメガネ、殴られているのはマリスルナです。
なお、エリクシルの血族は外見的な特徴として髪がはねています。
これもユーカのリボン同様にスバルイチさんがアドリブで加えた付けた個性だったりします。
UMAも含めてデザイン面は私以外のエッセンスが大半を占めています。
私がデザイン面で指定したのなんて「巨乳」くらいです。

巨乳!巨乳!
では残念ながらこれが最後のお題"自画像ver.放浪者"、お願いします!

なすさん!!

放浪者関係ありませんが自画像的にはこれが近いんじゃないかなぁと。
一番自分が出ているキャラだと思います。
ものすごくどうでもいい話ですがネコルリは私が以前発表した作品のキャラクターがネコになった姿です。(ルリ?)

お題四つ、見事にこなしていただき、ありがとうございます。
気を取り直して、
アバーに込めた想い、テーマなどを熱く語って下さい!

実はテーマは今回あんまり考えていなかったりです。
強いて言えばプバーの時は各キャラの尖った部分というか歪んでしまった部分だけが強調されてしまったので、アバーでは丸い部分というか歪んでいない本来の一面を描こうとしました。
プバーだけ見れば10人の王と姫なんて人格破綻者の集まりに見えますけど、本当は普通の人なんだよー的な。
それは冥王も例外ではなくてアバーの冥王は大分素の部分が出た冥王となっています。
一方で小生に関してはどちらかというとプバーの方が本来に近いです。
アバーの小生は自責の念で完全にグレています。面倒臭い子ですね。

小生のキャラの変化は最初戸惑いました、面倒臭い子でしたね。
では最後に、次作についてポエムで表現してくださいッ!

抱いた憧憬はいつだって胸に抱いていたモノだった。
それはどこまでも大切で、愛おしく、自らを支えるモノとして生きていた。
だけど、それ故に、憧憬を喪失していたことを気付くこともなく、今をここに抱いている。

選んだその路は在りし日を踏み躙る為の路か。
喪うことは今始まる。

うおー、マジわけわかんねーですが楽しみにしておきます!
インタビュー、楽しかったです、ありがとうございました!!

酔っ払っていなければ答えられない質問ばかりでしたが楽しかったです。
次回作、ぐだぐだとお待ちいただければ幸いです。

最終更新:2017年10月22日 15:52