天魔剣

ストーンカ帝国で作られた魔剣で、正式名称は「天魔剣・流星」。
(ソウルズシリーズでは合成で天魔剣から天魔剣・流星になるが元々同じ。ちなみにコミックスペクトラルフォースの時点で「号は流星」という設定が存在しており、後付けではない)
刀身が一種のエネルギー発振器になっており、四源精(風・水・火・土)の力を同時に放つことができる。
魔剣の中でも最高の力を持っており、その波動はあらゆる物質を原子レベルまで分解する事も可能。

紀元前1000年頃、コリーアヘルガイアを封印するときに使用。
その後コリーアによって「世界の卵」という形に変えられ、冥界に封印された。

984年、冥界に入った五勇者がムゲンに勝利。その際に「世界の卵」を入手し、スペクトラルタワーに封印した。

993年、前述の五勇者の1人グレイの恋人カミシアが、ある村に伝わる賛歌から「世界の卵」を天魔剣に戻す秘術を見つけた。
グレイとカミシアはスペクトラルタワーに登り、秘術を使って「世界の卵」を天魔剣へと戻した。
その際カミシアは死亡。
994年、グレイはスペクトラルタワーで出会ったラーデゥイの弟子・シフォンに天魔剣を託した。

996年、シフォン・クリス・ランジェの三勇者ジャネスの城に突入。
シフォンが天魔剣を使いジャネスを倒した。
が、倒されながらもジャネスは天魔剣を奪い、ヒロゲート・オブ・ヘヴンによってジャネス・プラーナともども冥界へ送られる。

以降、天魔剣は少女アルムの姿をとり、冥界王ムゲンに付き従っていた。

※もともと天魔剣に意思が宿っていたのか、それとも冥界の誰か(ムゲンが最有力)が意思を与えたのかは不明。
また、1012年にムゲンは地上に侵攻・敗退したが、天魔剣は使用していない。
この時はまだムゲンの手になかったのか、持っていたが使わなかったのかは不明。
ムゲンはこの後のクライスの反乱の直前にソルティ帝たちに敗れているが、その際も天魔剣は使用しなかった。

1025年、シンバ帝国のソードマスターであるクライス・フローネ・エクアトーレの3人が、ヒトゲノムの調査のために冥界を訪れる。
クライスは「魔剣を破壊すれば全ての種族が共存できるかもしれない」というムゲンの考えに同調。アルム=天魔剣はクライスに同行し、力を貸すことになる。
2人は帝国のソードマスターたちの魔剣を破壊しつつ、ソードマスターのフローネ・テモワンの助成も得て、「人類による魔剣独占」を主張するソルティ帝を追う。
そして聖光師団長ギルスターとの戦いの最中、アルムは天魔剣本来の姿に戻る。
クライスはこれを使用してソルティ帝を討ち果たした。が、この戦いで天魔剣は砕け散ってしまう。

失われたはずの天魔剣だったがクライスの元でなぜか復活。この復活には、ソルティ帝暗殺の後にクライスと共に行動していたヒトゲノム・マフィンが関わっているらしい、という情報が伝わっている。一応、『スペクトラルブレイド』のエンディングではほんの少しだけアルムらしき少女が出てきているが、セリフも何も無く、推測不可能。

ところが1035年、シフォンの子供夫婦がクライスを襲撃し、天魔剣を強奪。夫婦は天魔剣をシフォンに預け、シフォンは天魔剣と孫のミュウをラーデゥイに預けた。なお、夫婦はこの戦いの傷がもとで他界し、クライスは狂戦士となってしまった。

ブレイジング ソウルズアブソリュート~ブレイジングインフィニティ~においてミュウの息子であるアレックスの装備になっているが、シナリオでの出番はない。

  • 歴代使用者
コリーア→シフォン→クライス→ミュウ→アレックス
最終更新:2013年11月04日 03:31