※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

林 紅虎

ステータス ス キ ル プロフィール
攻撃 10 1 大器晩成 名前の読み リン・ホンフー
防御 0 2 性別 女性
体力 5 3 衣装 チャイナドレス
精神 6 胸のサイズ 普通
反応 1 格闘スタイル 獣拳+中国拳法
FS 3 FS名 獣心 武器 なし

必殺技 『技名:獣心氷牙拳(ショウシンビンヤーチュエン)』 (消費MP:4)

効 果 :強攻撃(デメリット無し、回避不可、ガード不可)

制 約 : なし

説 明 :
獣の如き熱き心と氷上の如き素早い動きで牙の如き鋭い一撃を敵に叩き込む、紅虎最大の奥義。
非常に独特な動きであるため、回避も防御もできない。

キャラクター説明

中国とロシアの国境近くにある極寒の貧しい村で生まれ育った少女。
小さい頃から武術が好きで、日々アルバイトで家族を支えつつも、村の道場で日々修業に励んでいた。
武術の腕は精々、中の上程度であり、魔人大会に参加できるレベルでは無かった。

しかしある時、ロシアにて前回世界格闘大会にて準優勝した魔人が道場を開いたという噂を聞き、一念発起して、その元へ弟子入りしにいく。
紆余曲折を経た後……、彼女は師との組手の中で遂に獣の動きを活かした獣拳と中国武術を組み合わせた独自のスタイルを確立する。
そして師の推薦状を手にし、師の姿が描かれた特注のチャイナドレスを身に着け……、彼女は今大会へと名乗りを上げたのだった。
(推薦状が大会参加の役に立ったかどうかは不明である)

なお、大会参加の目的は一応賞金を手にして、家族や自分の生活を楽にしたいというものだが、別に重病な母親がいるとか、借金苦で一家離散寸前とかそういった重い背景は無い。、
どちからといえば自分の腕試し目的の方が強い。
貧しさをあまり感じさせない、小さなことが気にならない竹を割った明るい性格。(そうでなければ虎に弟子入りなどできない、とも言う)
なお、師匠の影響により獣語を少々操れる。勉強熱心なので日本語、英語も片言なら喋れる。
前回大会を生き抜いた師匠によると、ガオガオガウ(まだまだ未熟だが大器の片鱗はある)と太鼓判を押されている。
大の辛党で、好物は麻婆丼。髪型は赤のロングヘアー。

エピソード

とある建物の一室。
果たして世界のどこであるかは謎であるが、そこではある人物、この第四回世界格闘大会の主催者が、今大会のエントリー人物の一覧に目を通していた。
机の上には今大会にエントリーした人物の経歴書が束となって積まれている。
傍には、その秘書と思われる、黒服の人物が直立不動で立っていた。

「覚悟はしていたが……、やはり大会を趣旨を理解せんエントリーが多いな」
「世界格闘大会である以前に、魔人の大会である以上はやむを得ないことでしょう」

大会主催者は指を額に当てて、悩ましい表情を浮かべる。
黒服の人物は、その主催者のぼやきに対して、なるべく刺激しないように声をかけていた。

「それにしても……名前を見ただけで問題大有りな者が既に何人もいるのはやはり気が滅入る」

今大会の参加資格者は『美少女』『美女』のみと宣伝されている。
そのため、エントリーしている格闘家達の性別は皆、表向きは「女性」となっていた。

しかしその経歴を見るまでもなく、名前の時点で既に『美少女』『美女』とはとても疑わしい人物が既に何人もいた。

「とはいえ、「女性」を語っている以上、参加資格の審査は行われなければなりません」

「分かっている……。だからこそ、こうして一人一人経歴をチェックしているんだ」

主催者は、参加者の経歴をチェックし、彼らがこの大会の参加者にふさわしいか……、あの「少年」に辿り着く資格があるかどうかのチェックをしなければならない。
その上で、とてもその資格なし、という者は、参加を拒否することまではないが、『逸脱者』の烙印を押さなければならない。

経歴に目を通すと、名前こそふざけているようで、意外とまともである人物もいるが……無論、その反対もいる。
主催者は紙の束をめくり、次の経歴書に目を通した。

「さて、次の名前は……「林紅虎」。中国人か。経歴は……、中国の地方都市で武術の修業を積んだが、その時期の成績はそれ程際立った者は無し」

経歴書には、手でピースのポーズを取る紅虎の写真が貼られており、その横には彼女のプロフィールが記されていた。
主催者がそれを読み上げる。

「しかしその後、ロシアに渡って獣拳の修業を行う……? そして獣拳と中国拳法とを合わせた独自のスタイルを会得……? これまた胡散臭い経歴の娘だな」
「どうもこの娘、推薦によるエントリーのようですね」
「推薦……? 一体、どこの誰からだ?」
「それが……前大会の、準優勝者です」
「ほう、前大会の……。待て! 準優勝だと!!? それは確か……」
「はっ……この者です」

黒服の男は主催者の机の上にバサッと紙の束を置いた。
束の一番上もまた、一枚の経歴書であった。そしてそこに貼られた写真は……。

「虎……だな」
「虎ですね」

しばし、沈黙が部屋を支配する。

「おい、この娘、経歴は確かなんだろうな。というか、本当に人間の娘なのか?」
「娘の方の写真はまぎれもなく人間のものですね」
「偽造写真ではなかろうな」
「あるいは、戦いになった瞬間、虎に変身するという可能性もあります」
「ううむ……、果たして参加を認めてよいのか」

主催者は顔を曇らせつつ、別の紙の束……、前大会準優勝者、虎の経歴書の方に目を向けた。

「確か……この虎が良い評判を聞かんな。前大会準優勝などど標榜しているが、前回の運営者によるとひたすらセコイ行動を繰り返し、他人のおこぼれを拾って賞金を稼いだ、とある」
「虎の癖に随分と小賢しい知能のようですな」
「ああ。そもそも格闘大会にアイスホッケーで挑んだというふざけた輩だ。そしてその弟子が、この娘というわけか……」

主催者は更にペラペラと紙をめくっていく。
そして、最後の一枚のところで目が止まった。そこには黒い筆書きで「ガウ、ガーウ、ガオ!!」と書かれていた。

「おい、なんだこれは」
「ああ、その虎が書いたその娘の推薦状です」
「これが推薦状だと?? 一体何を書いているんだ」
「魔獣人(※動物魔人の名称の一種)文字の一瞬ですね。意味は、『この娘、虎の魂を、継ぐ者なり!!』とのことです」
「(どうしたらそう読めるんだ……) 虎の魂……か。やはりろくな予感がしないな」

主催者の表情は、ますます苦々しい方向に歪んでいった。

「いかがなさいますか。『逸脱者』の疑い強し、ということであれば、更に詳しく経歴を調査致しますが」
「いや、いい……。忌々しいことだが、逸脱者の疑いが強いのはこの娘だけでもないしな。そんなに労力を割く余裕もない。これは一応、人間の娘を名乗っているし、まあ参加を認めてやっていいだろう」
「かしこまりました。ではエントリー承認ということで」
「ああ。だが、大会中は常に監視の目を光らせておけ。文字通り、化けの皮が剥がれるようなことがあれば、すぐに『逸脱者』の烙印を押せるようにな」
「はっ」

こうして、紅虎はどうにかこうにか大会へのエントリーを潜り抜けたのだった。