※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

怪盗マタンキの最後


ガチャリ。

「たまき選手、検温をしにきました・・・きゃあー!」

病室の扉が開き入って来たナースをマタンキは押し倒した。
倒れたナースのスカートがめくれパンツが見える。

「な、なにをするんですか!」
「フッフフ、正体がばれた以上どうなるか分からないからね。
あんたの姿を借りてこの場は脱出させていただくってわけよ」

最後の戦い、少年とめがみ相手に無傷の勝利をしていたマタンキは天狗になっていた。
ラバースーツの女相手でも勝てると油断しきっていた。
その結果正体はあっけなく知られ、ファンからはボッコボコ、乱入してきた外人レスラーや
本物のたまきやたまきを工場から救出した道家やらに散々殴る蹴るされた後、
選手用の病院に搬送されたのだった。今のマタンキは全裸で満身創痍のオッサンである。

「ここに留まっていても何されるかわかったもんじゃないからね。さあその服いただくわよオカマッ」

ずりおろされるナースのパンツ!パンツの下から現れたのはテープを貼られたモリマン!

「・・・え?」
「どうしたんですかぁー?私の服を奪って逃げるんじゃなかったんですかぁー?ほらほら」

ナースが下品な笑みを浮かべて腰をクイクイと突き上げる。その度に股間が震える。
マタンキが恐る恐るテープを剥がすと、割れ目が徐々に広がっていき中からチンチンが飛び出した!

「アバー!私の変装術!ナンデナンデ?」
「あんたはマタンキとして本当によくやってくれたわ」
「ど、どういう事よ!」
「廃工場の改装、女体化薬製造、正体を隠して大会への参加、全部自分一人でやれたとでも?」

言われてマタンキは初めて気づく。自分の記憶への違和感の正体を。
二か月前の偵察の記憶、たまきとしての4日、そしてマタンキとしての3日。
それ以外の記憶がほとんど思い出せない事に。思い返せば、パルプへの推理を
整理していた時も、一か月前の記憶がおぼろげだった。

「そんな、私は確かに怪盗マタンキで」
「じゃあ、あなたの本名は?マタンキを名乗る人物、その本名は?」
「あ、あれ。私の名前は」
「さようなら、自分を天才的な怪盗と思い込んだ変態さん」

ズボォ!
マタンキの口にナースのチンチンが捻じ込まれる!
そして勢いよく射精!呼吸を封じられたマタンキは精神的ショックも手伝い気絶!

ナースはマタンキの気絶を確認すると外で待つ者達に声をかけた。

「おい、もう入って来ていいぞ」
「はーいかしこまりました五三九二(ごみくず)様」

わらわらと10人ほどのナースが部屋に入ってきて全員がパンツをおろしてテープを剥がしチンチンを出す。

「放り出せ」
「はーい」

ナースのうち二人が窓を開け、残りがマタンキを持ち上げ突き落とす。

ドコーン!

どう聞いても助かってるはずのない落下音がした直後、その場所にハゲタカの様にマスコミが集まった。

「最終日を迎え、世間はこの大会に混じりこんだ異物及びそれを招いてしまった運営への批判へ集中する。
計画通りだ。これで、この大会は、『ぶち壊されずに済む』」
「しかし、本当にこれで良かったんでしょうか?」
「私に与えらえれた任務はこの大会の運営を他組織に乗っ取られるのを防ぐ事、
及びそうなってしまった場合にその事実を外部に漏らさない事。
だからこれでいい。これから批判が集まるからそれの尻拭いが終わるまでは
他組織が取って代わろうとはしないはずだ」
「魔法少女とかかませ犬商会の人とか、多くの敵を作ってしまいましたよ」
「全ては最悪を回避する為だ、私は最悪の回避を命じられたならばその過程でなんだってしてやる。
今回の最悪は組織の手から大会が奪われる事、その為のリスクとして我が組織がどれだけ弱体化しようとも
どれだけ他人を不幸にし恨まれようと、私は真の破滅だけは回避してみせる」
「もう少しマシな手はなかったんですか」
「文句は私に命令した奴らに言ってくれ。私はこういう習性を持つ人間なんだ。
ああ、いい事をした日は気持ちいいなあ、チンコの勃起具合も一味違う。お前らちょっとケツ貸せ」

(マタンキの推理と人生終わり)

  • 一 五三九二(にのまえ ごみくず)
今大会の語られざる裏方。格闘大会への他の組織の介入を防ぐ事を目的に結成された
暗躍部隊を任せられていたが、数多くの組織の介入をシャットアウトするのは無理と
即座に判断し、怪盗マタンキという存在を混ぜ込む事で情報戦のノイズを生み出し、
今大会で暗躍する各組織の動きをぼやけさせ、さらにマスコミに対するスケープゴートとした。
『最悪の事態を防ぐために二番目に悪い状況を引き出す』という行動理念とそれに準ずる能力を持ち
それ故に同族から疎まれているが、最後の保険役としての信頼は高い。
なお、今回の行動はやはり身内からも不評であり、相談も無しにこれだけの事をしでかした責任を後に追及される。
普段のズリネタは小学生の道徳の教科書と女装した自分が正体ばれていく過程を録画したもの。