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■行動内容
眠れない。
ハルコは布団に潜ったまま端末をいじり、賞品の少年の情報を確認する。
(はぁ。カッコいいなぁ……)
今まで、賞品の少年が誰かなんて全然気にしてなかった。
なんて迂闊だったんだろう。
現在パルプの順位は20位で、優勝には程遠い。
でも、少年は何か事情があって逃亡中だ。
それならばまだ自分にもチャンスが――もとい、助けになってあげたい。

しかし、少年のことを思うと、自分自身の弱さに向き合わなければならなくなる。
少年を手に入れるにせよ、助けるにせよ、それは孤独な戦いになるだろう。
今までの自分は、誇り高く、決して諦めず、精一杯やってきた。
その結果、たとえ力及ばず倒れたとしても、誰かが自分の想いを汲み取ってくれて、結果としてばっちり解決できた。
もちろん、これは間違ったやり方ではない。
だが、万能でもない。

例えば、自分の大切な人が誰かに捕らわれて、たった一人で救い出さなければならないとしたら?
誇り高く、精一杯やったとしても、救い出せなければ意味がない。
そんな時どうすればいいだろう。
賞品の少年だったら、答えを知ってるような気がした。
ますます、少年に会って話をしたいと思った。

綾鷹さんは言っていた。
目的を達成するため、時には他人を利用して犠牲にする覚悟が必要だと。

マリーさんは覚悟を決めていた。
いくら傷付いても前に進み、大切な人の為ならその手を血に染める覚悟を。

(私も、強くならなくちゃいけない……)
ハルコは優しく微笑みかける賞品の少年の写真を大会公式サイトからダウンロードし、待ち受け画像に登録した。


少年ゲットした場合は転校生に挑まない。
それ以外は力尽きるまで戦う。
賞品の少年保有者を優先して襲う。
転校生クエストや双方合意の決闘は邪魔しない。