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テレビキョクマエ・インフェルノ


奇声を喚きながら逃げ惑い破壊の限りを尽くす人々(ぐみんども)には目もくれずひらりと着地。
暴動の渦の中で呑気にひっくり返っている張本人を
『おい、起きろエビ!』
蹴り起こす。
「…んぅ!? エビじゃないですっ!」
『だったらカニか? …どっちでもいいが、まずは自分がしでかした事の結果を見ろ』
爆発音。悲鳴。墜落しTV局に突っ込む飛行船。
TV局前が炎上している。

────超時空軽空母『綾鷹』DEATH VS 魔技姫ラクティ☆パルプ ────

光の軌跡を残し、『綾鷹』が放った発剄を鮮やかに回避する魔法少女。
『ほう。なかなかやるではないか。――だがその程度の動きで“スズハラの眷族”に挑もうとしていたのは無謀だな』
「…承知の上です」
『はっ! 捨て石になる覚悟だったか。立派なもんだ――お前が単なる兵隊エビだったらな』
攻撃をかわされても『綾鷹』の余裕綽々な態度は全く崩れない。

「…パルプ☆マジカニカ!」
躊躇なく放たれる極大呪文! 両者の精神エネルギーが暴発して衣類が弾け飛んだ!
スレンダー(婉曲表現)な『綾鷹』のボディを包む水着が破けてかなり際どい状態に!

『後先考えぬ全力投球か。そんな奴も嫌いじゃないが…ドッソイ!』
「ンアーッ!」
スモトリめいた強烈な張り手がパルプを突き飛ばす! KAWAIGARI!
『…女王エビならそれじゃあいかんな! 女王たるもの…ドッソイ!』
さらに追撃の張り手!
「イヤーッ!」
パルプは間一髪のバック転回避!
連続バック転で距離を取ってチャント呼吸で精神集中しようとするが……できない!

『ドッソイッオラーッ!』
「ンアーッ!」
ハヤイ!『綾鷹』の横綱(せいきくうぼ)級ぶちかましが命中!
『…常に一歩先を考えて動かなければならぬ』

「トゥインクル☆イリュージョン!」
魔法技術で光のカーテンを周囲に作り出し、眩惑しようとするパルプ!
しかし『綾鷹』は惑わされない!
『破ァッ!』
「オ…オゴォーッ!」
発剄炸裂! 胃の中の物を全て吐き出しパルプは倒れた!
『心せよ! 他人を捨て石として、その屍を踏みしめて進む覚悟も女王には必要なのじゃ! お前は未熟だが見所はある! せいぜい足掻き、強くなるがいい!』
愛情込めて(?)指導する『綾鷹』。
パルプは再び消えゆく意識の中で思った。
(女王とかエビとか…正体ばれちゃうからあんまり言わないで…)