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パワーアップイベントSS


『……のうせい……天王星……聞こえますか』
「ん……。」

謎の声に起こされた。
目を開けると、辺り一面に綿菓子の様なふわふわとした雲がいっぱい浮いている。今まで寝ていた場所も雲の一部の様だ。柔らかくて温かい。
声の聞こえてきた方を向くと、ペットボトルに羽の生えた物が丁度天王星ちゃんの目線と同じ高さに浮いていた。いや、ただのペットボトルではない。

「や、やさすい!? しかもこのパッケージ、旧やさすいだ!」
「そうです。私は旧やさすい神。やさすい神話において、『味が濃く後味が残る』というやさすいの魅力を台無しにした愚か者、新やさすいによって排斥されてしまった者です。」
「あぁ……! なんて可哀想な旧やさすい神様! しかし旧やさすい神ともあろう方が何故私の元に来てくださったのでしょう? 新やさすい体制を覆す革命のお誘いですか!? 手伝いますよ!」
「いいえ、私はもはや時勢に逆らうつもりはありません。私は信者に救いを施しに来たのです。」
「救い……? もしや最寄りのコンビニに旧やさすいを置いてくれるのですか!」
「ごめんなさい、それに関しては力になれなさそうです。しかし貴方が参加している世界格闘大会で、あなたが少しでも勝ち進めるようにしてあげましょう。具体的には必殺技の強化をしてあげましょう。」
「おおー!! ありがとうございます! 旧やさすい神様流石です! ありがとうございます!」
「ふふっ。私は貴方みたいな敬虔な信者を持てて嬉しいですよ、天王星。」

◇◇◇

「えへへ……旧やさすい神さまぁ……うふふふふ……」

「冥王星ちゃーん!そろそろ起こさないといけない時間なんだけど、天王星ちゃんの眠りっぷりがあまりに幸せそうで……」
「あら、カロンは優しいのね。あと5分だけ寝かせてあげよっか。」
「うん、そうしようか」

▽ 天王星ちゃんはスキル『必殺技熟達者』を覚えた! 

【END】