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恵比原静穂はレズかもしれない


「あらあら……こんなにベトベトにしちゃって……ハルコったらはしたない子ね……」
そう言って静穂は、ハルコの中心へと顔を寄せていった。
「ひゃっ!? 何するのシズ!?」
ハルコは静穂の顔を押さえて拒絶しようとしたが、その手の力は弱々しく抵抗は失敗に終わった。
あまりにも予想外の行動だったので、冷静な対応ができなかったのだ。

静穂の舌がゆっくりとハルコの上を這い回り、とろりとした液体を舐め取ってゆく。
ハルコは身を固くして、なすがままになっていた。
やがて静穂の舌は、滑るようにハルコの中心にある突起の先端へと向かい、そこに触れるか触れないかのうちにすっと離れた。

「ぁ……」
ハルコは、溜め息のような声を漏らした。
「うふふ……甘くて美味しい……」
そんなことをしておきながら、静穂は屈託なく笑った。
ハルコは顔全体を真っ赤に染めながら言った。
「ダメだよ……そんなとこ舐めたら汚いよ……オシッコの出るところだよ……?」




「えっ?」
「えっ?」
ハルコは失敗をしでかしたことに気付いた。
「なっなんでもない! 軽いジョーク! ジョークなの!」
そんなジョーク絶対おかしいよ……とハルコは自分自身でも呆れるが、ここは誤魔化すしかない。
こんなことで正体がばれたら、稀に見るお馬鹿さんとしてマジカニア史上に名を残してしまう。

「ふうん……?」
幸いなことに、静穂はちょっと変な顔をしただけで、またお菓子作りに戻ってくれた。
瑠璃奈はにやにやして二人の様子を見ていたが、こちらも特に追及する気はなさそうだ。

今日は三人でホワイトチョコを使ったお菓子作り。
うっかり者のハルコは、湯煎中にボウルをひっくり返してしまい、鼻の頭に跳ねたチョコを静穂が舐め取った。
ただそれだけのことである。

収斂と適応によってマジカニア人は外見上、人間とほとんど同じに見えるが、その身体構造は大きく異なっている。
例えば、鼻の位置に付いているのは呼吸・嗅覚器官ではない。
これは触角腺と呼ばれる器官で体内の老廃物や水分を排出する器官――すなわち人間の泌尿器にあたる器官なのだ。

気を付けろ! ラクティ☆パルプ!
脱衣負け以外にも正体ばれの危険はいっぱいだ!

挿絵