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■行動内容
警官服を入手し、衣装チェンジして戦う。
(着衣ポイントを3に戻します)
脳震盪を治療して刑務所へ移動。

転校生とは絶対に連戦でも戦わない
以下のキャラのどれかがいれば戦う。
(優先度は上から順)

01 超時空軽空母『綾鷹』DEATH
02 迷ド探偵たまき
03 魔技姫ラクティ☆パルプ
04 宇多津 泡沫
05 神足 光璃
06 グレイシー川井
07 リオレイア希少種
08 めがみ
09 クリムゾンロータス

HP180以上のキャラ、一発で150ダメ以上の必殺技持ちとは戦闘を割ける。(勿論転校生と戦うぐらいならこちらと戦う)
連戦は転校生以外と可能であればする。
連戦の優先度は残りHPが少ないキャラ優先。

【行動提出SS】

「……で、お嬢さんはつまり着るものもお金もなく、彷徨うはめになったと」
「はい……、それで私どうすることもできなくて……」

ここはとある刑務所内の一室。
コート姿の刑事と、水着姿の赤髪の女の子が椅子に座り、机を挟んで向かい合って話している。
暗い部屋を照らすのは机の上の照明ひとつ。典型的な尋問スタイルである。

「まあ、苦労したもんだねえ。世界格闘大会かい。そんなものに出たのはいいが、お嬢さんみたいな娘にはまだ早かったんじゃないか?」
「でも私、自分の力を試したくて。お師匠様もお前には期待してるって」
「けど、そのお師匠様からも連絡なしなんだろう?」
「それは! あの、電話が壊れてしまったからで……」

水着姿の女の子は林紅虎(リン・ホンフー)。
砂浜で自らのチャイナドレスと師匠から授かったスマートファンを失ってしまった彼女は、そのまま水着姿での徘徊を余儀なくされた。
遠い異国で言葉を通じさせることも困難になった彼女は、そのままどうすることもできず……。

(やれやれ、自分で言うのもなんだが、魔人って奴は本当に世間に迷惑をかける存在だな)
(こんな女の子を、怪しげな大会に参加させて、着るものもなくほっぽっとくとは)
(まあ、聞く限り、この娘の側にも相当問題があるようだが、いずれにしてもこんな怪しい状態の魔人を放っておくわけにはいかないしな)

そのまま警察に保護されていた。
そして今は魔人公安所属の刑事に尋問を受けているところである。
ちなみに刑事の名前は『南』という。

「ふむ、まあお嬢さんの言うことは大体信じるよ。確かに壊れた電話の破片も持ってたしな」
「他の所持品は……おもちゃのボールに、戦艦と女の子のイラスト? なんでこんなもん持ってんだ?」
「それは、大会の人が『おめでとうございます!あなたにはそれが当たりました!』って……」
「格闘大会でなんでこんなものを渡すんだ? 嫌がらせか?」
「わかりません~~。お師匠様ならなにか……分かるかもしれないけど。」
「ふむ……」

やっぱり魔人ってよく分からないな……という思いを新たにする南刑事であった。

「で、後の所持品はミニスカート……一応着るものはくれたのか……って、水着にこんなもん履いてたらますます不審者じゃねーか」
「それは……履こうかとも思ったんですけど~、お師匠様が大事な時まで取っとけって」
「こんなもん取っといてどうすんだ」
「分かりません~~、うう~~」

そして紅虎は顔を押さえて泣き出してしまった。
南刑事はやれやれ、といった感じで、涙にくれる紅虎を見つめる。
見たところ、頭の足りないところはありそうな感じだが、周囲に害を及ぼすような様子は無さそうである。
このまま釈放して待っても問題はなさそうだが……。

「まあ、とりあえず涙をふきたまえ。お嬢さん」

南刑事はポケットからハンカチを取り出して、紅虎へそっと差し出した。

「ありがとうございます……! うう……へっくし!へっくし!」

紅虎は受け取ったハンカチで顔を洗うと突如、くしゃみを始めた。

「ん……ああ、寒いか。そういえばずっと水着姿のままだったな」

魔人犯罪者は、一般の警官ではなかなか扱い難い上、どんな危険があるか分からないので、逮捕直後のまま、専門の魔人公安の尋問に回されることが多い。
そのため、紅虎は未だ水着状態のままで南刑事の尋問を受けていた。

「悪いな、気がきかなくて……。えっと……」

南刑事は周りを見回したが、当然、ただの刑務所の一室に都合良く女性用の服があるわけない。

「仕方ない、とりあえずこれを着てくれ」

南刑事は結局、近くにかけられていた警官服を取ると、それを紅虎へ渡した。

「男物だし、サイズが合うかは分からんが……」
「あ、ありがとうございます! んっしょ、んっしょ」

紅虎は手渡された警官服を身に着ける。
服は偶然にも紅虎に割とぴったりのサイズであったが、元が男物のためか、
胸元がかなりぱっつんぱっつんに強調されてしまう感じになった。(紅虎の胸は平均的なサイズではあるが)

「良かった~~。これで外も自由に歩けます~」
「いや、その服装で歩かれてはやはり困るが……」

安堵する紅虎と、苦い表情を浮かべる南刑事であった。


「南刑事!!」

バタッ!と、部屋のドアが開かれた。
部屋に警官服姿の男性が一人、入ってくる。

「ん、おお。どうした」
「は、はい。尋問の様子はいかがでしょうか」
「ああ、まあ、順調だよ。ちょっとおかしな恰好をさせちまってるが、気にしないでくれ。それよりどうした?」
「はい。まず、食事が届きましたので、そちらを届けに」
「おお、そうか……。お嬢さん、お待ちかねの麻婆丼だぞ」

南刑事はそう言って一度部屋の外に出ると、丼を持って再び部屋に戻ってきた。
そして机の上に、紅い麻婆丼がドンと置かれる。
それに目を輝かせる紅虎。

「こういう場ではカツ丼なんだが……お嬢さんのたっての希望でな。ほれ、たんと食いな」
「い、いただきますぅ~~」

紅虎は麻婆丼を見るやいなや、ガツガツと食べ始めた。
その様を微笑ましく見守る、南刑事。

「ふう。そんなに好きだったとはねえ。で、他の話ってのはなんだ」

南刑事は、部屋の中にいる警官の方を向いて声をかけた。

「はい、それがその娘の持っていたスマートフォンの修理に成功しまして」
「ほう」
「こちらです」

南刑事は警官が手で差し出したスマートフォンを受け取る。

「これは娘が持っていたスマートフォンそのものではありません。幸い、メモリー部分がほぼ無事だったので、それを別のものに移植しました」「中身は一緒ってわけか。それで、何か分かったか」
「メモリーからは、特に変わった情報はありませんでした。その娘が証言していた通り、今開催されている格闘大会に関する情報がいくつか入っているのみです」
「証言がほぼ裏付けられたってわけか」
「はい」
「てことは、釈放でいいかねえ。せめて着る物ぐらいは用意してやりたいが……」

南刑事はそこでちょっと頭を悩ませる。この少女は所持金がないのである。
ちなみに逮捕した時は脳震盪が酷く、警察署まで運ぶのも手間だったため、治療した上で連行したそうだ。その際にかかった費用20万円もこの娘に後でのしかかることになるだろう。
服を用意するとなると、その金も当然彼女持ちだが……。

(う~ん、そのぐらいは俺が用意立ててやるか)

目の前で幸せそうに麻婆丼を頬張る少女の姿を見て、つい気持ちが安らいだ南刑事はそんなことを考える。
彼は情に弱いところがあった。


その時、

        • いるよ そばに 一番近く~~♪ ----

突如。
南刑事の手にするスマートフォンから歌が流れ出す。

        • 今は ただそれだけでいいから~~♪ ----

「お師匠様! お師匠様だ~~!!」

喜びの声を上げ、顔を上げる紅虎。
この歌は、彼女の師からのコール音に他ならない。
やっと師からの指令が来た。その喜びに、思わず南刑事の持つスマートフォンに向かって手を伸ばす。
だが。

「……う、ぐ、がっ……」

南刑事の顔は、とてつもない苦痛に歪んでいた。
先ほどの温和な表情はもはや欠片も残っていない。この世の者とも思えぬ痛みをこらえる、そんな苦悶の表情へ。

「あ、あの……刑事サン?」

ただならぬ様子に手を止め、戸惑う紅虎。

「き……君は、貴様はぁ……」

南刑事は突如、拳銃を取り出した。
そして、震えながら両手でがっちりと拳銃をにぎり、紅虎へ向けて狙いを絞る。
驚愕する紅虎。

「あ、アレの……アレの関係者かっ!!」
「な、なにを言ってるネ?」

南刑事の突然の豹変と、まったく身に覚えのないいいかがりにただ戸惑い続ける紅虎。
気づけば英語などを交えつつ、自然に行えてた会話も、片言の日本語に戻っていた。

「黙れっ!! あんな歌を連絡に使っている時点で僕の目はごまかせないっ!! 一体何をたくらんでいるっ!!」
「な、なんナノ? 何ナノ?」
「あ、アレの……アレのせいで僕が尊敬していたあの人も歪んでしまったんだ!! あんなものを持ち込むなんて……」

「悪魔の使いめっ……!! 正体を暴いてやるっ!!」
「ひゃあ~~~」

そして、紅虎へ向けて南刑事は銃を乱射し始めた。
あまりの事にただ逃げ惑うしかできない紅虎。獣拳つかいとしての、魔人格闘家としての嗅覚か、何とか銃弾を躱しきることには成功したかが……。

「逃がさんぞ~~~、フハハ!!」
「い、一体なんなの~~もう~~」

尚も銃を撃ちまくり、追いすがる南刑事に対し、紅虎はほうほうのていで逃げ出し、
警官服姿のまま、刑務所を後にしたのだった。

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一瞬の安堵も束の間! またしても歌によって追い詰められしまう紅虎!!!!!
警官服姿となった彼女はこの後どうなったのか!!!!
果たしてこのターン、彼女の前に姿を現す敵とは!!!
奪われたチャイナドレスの行方は結局どうなったのか!!
そして南刑事という名前が分かる読者は一体何人いるのか!

さて、どうなる3ターン目!!!