■行動内容
転校生とあたるようであれば連戦は中止。
それ以外は最初のマッチングも連戦もただ目についた奴とバトルだ!ひゃあ!

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墓森アラシが病院で戦闘を行ったことは、いかにお祭り騒ぎのこの大会でも、よしとしない風潮が強かった。
備品が壊れて患者に影響が出たらどうする・不衛生・病院にゾンビとかありふれ過ぎ、etc…
下着までさらしたにもかかわらず、もともとあまり無かった墓森の人気は急降下。
ファングッズなぞ買ってくれる人が居ないような、大会屈指の不人気選手となっていた…

「うひー、失敗失敗って感じッスよー…負けちゃうし借金もしちゃうし踏んだり蹴ったりッスねー!んへへ次からより頑張ろー!」

負けた日の夜に病院の屋上から見えた自分を応援してくれるように見えた強く輝くお星様、良い物だと思っていたが何か非常にマズイものだったらしい。
暇つぶしに一方的に話しかけては鬱陶しそうな表情をしていた病院の受付も、
その話を聞くなり血相を変え、数分後にはアラシは手術室へと担ぎ込まれていた。

手術のあとに残ったのはちょっと調子の良くなった身体と莫大な額の請求書……ちょっと墓森も落ち込んだ。

「お金を稼いで身体を買うつもりがお金がなくなるとは予想外ッスよー……ま、次はお金のかからない遊び場へ行くッスかねー!」

涼しい病院から飛び出せば、照らす太陽、真夏の熱気。
海がアラシを呼んでいる…。



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最終更新:2013年11月22日 22:44