リオレイア希少種SS


ナレーション「ここはよくある拳と能力の格闘ゲームの世界。」

BGM:BATTLE3(通称・高橋邦子のテーマ)

怪物「俺は…埋翼の暴王竜(バリードウイング・タイラントドラゴン)! どこにでもいる普通のレア・モンスターだ!」
埋翼の暴王竜「特に理由はないが…今から魔人一家を破壊するぜ!」
埋翼の暴王竜「受けよ! ジュラ紀最強魔法!」
埋翼の暴王竜「ギガデス……フレアァァァァァァァァァァァァ!!!!」

SE:爆発音
BGM:ハンガリー舞曲第5番の1フレーズ

埋翼の暴王竜「破壊………………完了!」
埋翼の暴王竜「ふー。見たか魔人ども。これが俺の実力だ。」

???「クックックックッ!」
埋翼の暴王竜「! 誰だ!?」

SE:ワープ音
BGM:BATTLE1(クックックッのテーマ)

???「私は…リオレイア希少種!」

埋翼の暴王竜「リオレイア…希少種だと!?」
リオレイア希少種「その通り! 史上最大のレア・モンスターとは私のことだ!」

埋翼の暴王竜「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 素材目当てに狩られるだけの雑魚モンスターのくせしやがって!」
埋翼の暴王竜「俺こそが世界に一体しかいない究極のレアモン! 希少価値でも! 実力でも! 貴様は俺の足元にも及ばん!」

リオレイア希少種「ならば貴様を倒し、名実ともに最高のレアモンの座を戴くのみよ。」

BGM:決戦のバトル・フィールドのテーマ(通称)

埋翼の暴王竜「舐めやがって…いいだろう! 格の差を思い知らせてやる! 決戦のバトル・フィールドでな!」

リオレイア希少種「やってみろ…やれるものならなぁぁぁぁぁぁ!」
埋翼の暴王竜「望むところだぁぁぁぁぁぁ!!」

リオレイア希少種「では行くぞ! 決戦のバトル・フィールドへ!」

SE:ワープ音

埋翼の暴王竜「行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

BGM:BATTLE3(通称・高橋邦子のテーマ)

リオレイア希少種が出現!

埋翼の暴王竜「往生せいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

埋翼の暴王竜はギガデスフレアを唱えた!
リオレイア希少種の筋繊維が1,048,575本断裂した!!

埋翼の暴王竜「どうだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

リオレイア希少種「フッ…その程度か?」
埋翼の暴王竜「強がるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

リオレイア希少種「愚か者め! 我らは火属性に耐性を持つ! ギガデスフレアで倒すことは不可能だ!」
埋翼の暴王竜「な、何だと!?」

リオレイア希少種「今度はこっちのターンだなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

リオレイア希少種の尻尾回転!
埋翼の暴王竜の筋繊維が4,294,967,295本断裂した!
リオレイア希少種の連続回転!
埋翼の暴王竜の筋繊維が6,227,020,800本断裂した!
埋翼の暴王竜は生命活動を停止…死んだのだ。

埋翼の暴王竜は絶滅した――

埋翼の暴王竜「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

SE:爆発音
BGM:ハンガリー舞曲第5番の1フレーズ

リオレイア希少種「所詮は井の中の蛙よ!」

リオレイア希少種「…ん?」

SE:ワープ音

リオレイア希少種「何だ貴様はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

BGM:BATTLE1(クックックッのテーマ)

謎の魔人「私は…『一 九二五(にのまえ くにこ)』! 一家の魔人だ!」

リオレイア希少種「馬鹿な!? 一家は破壊されたはず!」
一 九二五
「冒頭で破壊されたのは何の変哲もない魔人一家(まじんいっか)の家だ。
 一族における魔人の割合が99%を超える我ら一 (にのまえ)家はトカゲごときの攻撃では滅びん!」

リオレイア希少種「なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
一 九二五「ん? どうした?」
リオレイア希少種「貴様…いまトカゲと言ったな!?」

リオレイア希少種「異種族とはいえ、竜種を馬鹿にすることは我ら一族に対する侮辱! 生かしてはおけん!」
一 九二五「あっはっはっは! 何を言い出すかと思えば…」
一 九二五「爪と延髄と火袋を採取されるだけの下等動物の分際で…片腹痛いわ!」

リオレイア希少種「貴様…死にたいようだな!」
リオレイア希少種「受けよ! 必殺…ウルトラブルカノ砲!!」
一 九二五「効かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
リオレイア希少種「何!」
一 九二五「教えてやろう…私の能力は『DH4(ドエロ変態ランド4)』! 領域内を川越にする能力だ! そして射程距離内では私は世界の創造主! すなわち無敵の存在となる!」
リオレイア希少種「な、なんだと!?」

一 九二五「欠点は直接攻撃ができないことだが…問題ない! 貴様のようなモンスターなど…川越市内では一般市民や猫以下の存在なのだからな!」
リオレイア希少種「何という恐ろしい能力だ!」

一 九二五「さあゆけ! 我が部下、アビゲイルの手によって蘇ったゾンビ軍団! あの化け物を肉片にしろ!」

BGM:BATTLE3(通称・高橋邦子のテーマ)

ゾンビ軍団が出現!

リオレイア希少種の尻尾回転!
ゾンビ軍団が9,999体吹っ飛んだ!
リオレイア希少種の連続回転!
ゾンビ軍団が9,999体吹っ飛んだ!

新たなゾンビが9,999,999体現れた!

「ぐしゃああああああ!」
ゾンビ軍団の噛みつき!
リオレイア希少種の肉が500g削ぎ取られた!
「肉ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
ゾンビ軍団の噛みつき!
リオレイア希少種の肉が500g削ぎ取られた!
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ゾンビ軍団の噛みつき!
リオレイア希少種の肉が500g削ぎ取られた!
「ぶぽっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ゾンビ軍団の噛みつき!
リオレイア希少種の肉が500g削ぎ取られた!
「がるるるるるるるるるる!」
ゾンビ軍団の噛みつき!
リオレイア希少種の肉が500g削ぎ取られた!
「食わせろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ゾンビ軍団の噛みつき!
リオレイア希少種の肉が500g削ぎ取られた!

リオレイア希少種はウルトラブルカノ砲を発動!
ゾンビ軍団が9,999,999体吹っ飛んだ!

新たなゾンビが9,999,999体現れた!


リオレイア希少種「く、くそ! キリがねぇ!」
一 九二五「どうだ! 手も足も出まい!」

リオレイア希少種「この状況を打破する方法は…一つしかない!」
一 九二五「! 何をする気だ!?」

リオレイア希少種「大爆発で…岩盤ごと地層を吹き飛ばす!」

一 九二五「何だと!?」
リオレイア希少種「できればやりたくはなかったが…仕方がない!」
一 九二五「よ、よせ! やめろ…!」

リオレイア希少種「ンゴェヤッヨ砲!」

SE:爆発音

BGM:オーラリー

ナレーション「こうして東京は焦土となった。」

ナレーション「かくのごとく…SS一本でいとも簡単に世界設定は崩壊する。」

ナレーション「もちろんSSで何を書こうと自由だ。それを真面目に受け取るかどうかも自由。」

ナレーション「しかし、自由とはなんだろう? 何をしてもいいということだろうか?」

ナレーション「自由とは自らに由ると書く。何かに依存するのではなく、自らをよりどころにするということだ。」

ナレーション「そこには同時に自らを律し、制する。自律・自制の精神が求められるのではないだろうか。」

ナレーション「世界の荒廃、キャラクターの死亡を書きたければ書けばいい。しかし、本当にその描写が必要なのか? なぜそれを書きたいと思ったのか?」

ナレーション「それを読むことで、共に参加している人にどんなことを思ってもらいたいのか? 手を止めて、考えてみるのもいいのではないだろうか。」

ナレーション「とりあえず…今日も希望埼学園は平和だった…」

BGM:ハンガリー舞曲第5番の1フレーズ







レズ・ナイト「うわぁぁぁぁぁぁぁ! 東京が滅びるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

レズ・ナイト「はっ!? 夢か……」

――おしまい。



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最終更新:2013年11月13日 02:34