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菊一文字 朱蓮の大会1日目


vs迷ド探偵たまき

「ピギャ!ピギャ!ピギャー!!ブベベベベ!!」
背後から恐ろしい音を立てながら、とてつもない速さで飛んでくる物体を認識した迷ド探偵たまきであったが、
妖薙刀「徒花」の仕込み刀がメイド服を貫いて、さらに自身の菊の門をも貫いた瞬間であった。
「い、痛いんですぅ~!!」
涙目の少女の顔は恥ずかしさと苦痛で歪んでいた。

朱蓮のあまりにも汚い先制攻撃。しかし、戦いとはそういうものなのだ。
やられる前にやる。例え相手がうぶな少女でも容赦はしない。

それは迷ド探偵たまきにも言えることだった。
探偵術で尾行者に気づき、銀のトレイを投げつけた刹那、圧倒的なスピードで辱めを受けたのである。
フリスビーめいた銀のトレイは朱蓮の頬をかすめ、赤い雫が滴り落ちていた。

「あら、予想外だわ・・・意外と武闘派な事もするのね・・・」
「トリッキーといってくれますぅ~???」

「っぐ・・・」朱蓮の背中に激痛が走った。
先ほど投げた銀のトレイは弧を描き、再び獲物を捉えたのだ。

前のめりに倒れかける朱蓮はしかし、不敵な笑みを浮かべていた。
「あらあら、お陰で射程にすんなり入れたわ」
「ビルブリピギャルブベベベベ!!」
あろうことかその反動で射程を詰めた薙刀本体が迷ド探偵たまきの菊の門を貫いたのであった。

「こ、こんなのって初めてですぅ~!!」
全身をぐったりさせた少女は立ち上がる事もできないでいた。

「ではトドメだ」
突っ伏した少女に油断したのか大きく振りかぶった薙刀は・・・空を切った。
代わりに朱蓮に起きたのは頭部への爆発!!
「対マタンキ砲ですぅ~マタンキなら一撃で沈むはずですぅ~」
「・・・残念だったな、私はマタンキなどという者ではない!!」
ゴキッ・・・薙刀の柄で少女の戦力を奪い勝負は決した。

「ピギャー!!ビギャヤヤヤ!!!ブベベベベ!!!」
「あらあら、忙しい子ね・・・」
妖薙刀「徒花」が近くで戦っていた者を発見し、連れて行けと催促しているのだった。