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神藤振子

ステータス ス キ ル プロフィール
攻撃 0 1 聖人 名前の読み しんどう ふりこ
防御 0 2 魔弾の射手 性別 女性
体力 5 3 蒲柳の質 衣装 プロテクター付きラバースーツ
精神 5 胸のサイズ 震えるほどの巨乳
反応 0 格闘スタイル 対魔人格闘術
FS 20 FS名 傷つけない覚悟 武器

必殺技 『バイブレード』 (消費MP:5)

効 果 : ノーダメージ弱攻撃×2回

制 約 : 必殺技のクリティカル判定が失敗するたびに自身にHP15ダメージ

説 明 :
毎秒1兆回の震動を起こす手刀で相手を撃つ(震動回数可変)
相手の身に纏うものを構成する全分子間で共振を起こし、その構造を破壊する。ただし、この効果は生き物に影響を与えない。
世界で一番やさしい拳。

キャラクター説明

対魔人格闘技を継承し洗練してきた神藤一族(ただし、一族の6割が魔人化)の娘。
幼少時から魔人に対抗するための格闘術を虐待じみた方法で教えられ、生来聖女のごとき優しさをもった彼女はその理念や理想に共感できずに苦しみならながらも、己の宿命としてソレを吸収していく。
その挌闘家としての才能は全国に轟き、小学校の段階で高校や大学、果てはプロチームからのスカウトが引切り無しだった。

しかし、彼女が魔人化したことでスカウトの手は止むことになる。彼女が魔人化したことによって超人的な力を手に入れ、常人と試合が出来なくなったため・・・ではない。魔人挌闘家はそれはそれで使い道があるにも関わらず、彼女の挌闘家としての道が閉ざされたのは彼女の魔人としての性質にあった。

彼女の魔人能力とは、『生き物以外を破壊する』。そう、彼女のコブシはどんな対魔人バリケードだろうとダイヤモンドだろうと粉々に破壊できるが、相手が生き物であるならば一切の破壊的現象が発生しないのである。魔人自衛隊や魔人警官ならともかく、挌闘家としてはもはや彼女は使い物にならないのだ。さらに、彼女自身も理由はどうあれ人を傷つける公的魔人機関に属する気にはなれなかったので、人の世界からも魔人の世界からもいらない子扱いされている。
このような魔人能力に目覚めたきっかけは皮肉にも生家の教育にあった。魔人に対抗する、ひいては人の手で魔人を殺すという思想は彼女に『誰も傷ついてほしくない』という真逆の信念をもたらしてしまったのである。

今回の大会参加も誰も傷つけられない自分が勝ちあがることで、参加者を(身体的には)傷つけずに敗退させるため。また、賞金も魔人の社会的地位改善のために全額投資する予定である。

エピソード

神藤振子は孤独であった。
彼女の生まれた世界では魔人は忌むべき存在であった。彼らはその能力を
社会のために使うことを強要され、従わなければ反社会的存在と見做された。
生来の優しさゆえに魔人を倒せと叫ぶ神藤家を拒否し、魔人でありながら魔人を
憎み暴力を振るい問題を魔人ごと潰す魔人警察魔人警官を拒否し、そして魔人の
暴力を見世物にする者たちを拒否した彼女に居場所はなかった。
社会の爪弾きものである彼女がその格闘術で悪漢を倒すなど人助けをしてみても
感謝されることはなかった。善意の魔人の人助けではなく、野犬がたまたま不良
に噛み付いた。その程度の認識しかされなかった。
果たして魔人は魔人としてシステムに組み込まれなければならないのか、そうで
なければ誰にも認めてもらえないのか、と常に彼女は自問自答していた。
だが、その答えはいつまでたてど得られなかった。

ある日、表通りが騒がしかったので覗いてみると、大きな人だかりが出来ていた。
いつもはない大きな即席の舞台の上で1人の、神藤振子と対して年齢の変わらな
さそうな、青年が演説をしていた。ただ、騒がしいのはその青年の演説ではなくて
彼に対する賛同の声と野次であった。しかし、その喧騒を超えてはっきりと神藤振子
の耳に彼の言葉は届いていた。
いわく、魔人であっても魔人能力に頼らずに社会に貢献できる。
いわく、社会は魔人を1人の人間と変わらない尺度で見るべきだ。
いわく、魔人能力は個性であり、それの利用は本人にのみ委ねられるべきだ。
    結果の責任は問われるべきだが、利用のあり方を問われるべきでない。
まるで目から鱗が落ちる気分であった。彼の言葉を得るたびに、神藤振子は啓示を
得るような陶酔感を味わった。彼が演説に来れば、そのたびに彼女は見に行った。
ついには、彼のために何かをしたいと思うようになったが、彼女には金も学もなかった。
だが、武力があった。人をけして傷つけることのない、武力が。
そんな武力でも勝利を掴める大会があると風の噂で聞いた。
その莫大な賞金があれば、どれだけ彼の助けになるだろう。
彼が自分に悟りを与えたように、彼の力になりたかった。
彼の実現する、彼女を1人の人間として肯定してくれる、システムの中で生きてみたかった。
そして、彼女はその大会に参加を決意する。


…彼女は気付いただろうか。その運命に、人智を超えた存在が関わっていたことに。
人の思いの結晶として顕現した女神、その導きによって、彼女は彼と邂逅したことを。
いや、そもそも彼女の魔人能力、彼女の生まれそのものが女神によるものなのかもしれないことを。