TSS保証認定体験記


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TSS保証認定体験記

技適マーク及び技適番号のないアマチュア無線機を用いてアマチュア無線を開局/運用するには、TSS株式会社にて当該無線機の 保証認定 を受け、交付される保証認定書を添付して総合通信局に届け出る必要があります。

電子申請?紙申請?

TSS保証認定は、紙またはインターネット保証認定(電子申請)で行うことができます。どちらで行っても保証料は変わりません。(開局:4,800円、変更:3,000円)
TSSのサイトいわく、
現在、保証による電子申請につきましては、審査が大幅に遅れております(10営業日以上かかっています。)。
お急ぎの方は、用紙での申請をご検討ください。
とのことであり、紙申請を推奨している。が、私は敢えて電子申請を選択しました。
結果としては、書類不備の指摘を何度か受けたため、補正書類の提出を求められました。
結果としては、指摘と補正書類を紙でやり取りすることを考えれば、多少遅延が発生しても電子申請を選択するのがベターだと感じました。

申請手順

  1. 電子申請Liteで、申請ファイルを作成します。
    1. あらかじめ、総務省 電波利用 電子申請・届出システムLite(以下、電子申請Lite)のID、パスワードを取得しておきます。
    2. 電子申請LiteのWebサイトで「申請・届出」をクリックし、電子申請に必要な項目を入力します。
    3. 電子申請Liteにて、一通りの項目を入力したら、「入力内容保存」ボタンをクリックして、入力内容をファイル保存します。ファイル形式はzip形式で、ファイル名はshinsei_yyyymmdd.zipとなります。このファイルはTSS及び総合通信局に送付する大切なファイルです。きちんと保管しましょう。
  2. TSS株式会社Webサイトの「保証願いインターネット受付」を選択します。
    1. 表示された画面の選択肢にしたがって、「アマチュア局の無線設備等の変更の保証願書」または「アマチュア局の無線設備等の変更の保証願書」の入力画面を表示させます。
    2. 上記入力画面に、必要事項を入力し、送信ボタンをクリックします。
    3. 次の画面(必要書類のアップロード)で、先に作成したzipファイルをアップロードします。
    4. ファイルのアップロードが完了すると、「保証願い受付番号」、「保証料振込先」が表示されます。今後の手続きに必要な事項ですので、プリントアウトをすることをお勧めします。
  3. 保証料払い込み
    1. 保証料は先払いです。銀行窓口、ATM、インターネットバンキング等、好きな方法で保証料を振り込みます。この時、振り込み人の名前は、保証願いの画面で入力した自分の名前(カナ)を入力します。入金が完了しても、TSSからは通知は来ないので注意が必要です
  4. TSS審査開始
    1. 電子保証認定は、送信からおおよそ10営業日前後で着手されるようです。内容に不備があると、メールにて不備の指摘が届きます。
      1. 電子申請Liteの内容に係る部分の修正は、保存しておいたzipファイルを電子申請Liteで「保存したファイルを読み込んで編集」。必ず修正後の内容をzipファイルに保存します。
      2. TSSへの申請に係る部分の修正は、メール本文にて修正依頼をします。
    2. zipファイルを更新した場合は、新しいzipファイルをメール添付して再送します。
    3. さらに不備があれば、上記1~2の繰り返しです。
  5. TSS審査終了
    1. 晴れてTSSの審査が終了すると、TSSから総合通信局宛に保証認定書が、TSSから申請者宛てにはメールで保証認定書の写し(PDFファイル)が届きます。なんと、電子申請手続きをしたにもかかわらず、送付されてくる保証認定書は手書きです! 保証認定書の発送は、毎週金曜日にまとめて行っているようです。
  6. 保証認定書を添えて、電子申請
    1. 再度、電子申請Liteを開きます。一番最後にTSSに送信したzipファイルを電子申請Liteの「保存したファイルを読み込んで編集」で開きます。
    2. 電子申請Lite画面の2ページ目、「事項書及び工事設計書」の最下部にある「添付書類」欄にて「追加」ボタンを押し、先にTSSからメールで届いたPDFファイルを添付します。
    3. 念のため、PDFファイルを添付した状態で、再度「入力内容保存」ボタンをクリックして、入力内容をファイル保存します。(PDFを含んだzipファイルが作成されます)
    4. PDFファイルを添付したら、電子申請Liteの画面を最後まですすめ、総合通信局に送信します。
    5. 問い合わせ番号を控え、免許状受取り用の返信用封筒を申請先の総合通信局に送付します。


私が保証認定でハマったところ

紙申請だと(おそらく)許されるような些細な間違いも、電子申請では指摘されるようです。私が引っかかったポイントを以下に記します。

変調方式の選択

変調方式にF3E(FM変調)を申請する場合

変調方式のコンボボックスから変調方式を選択するようになっています。
コンボボックスには複雑怪奇な変調方式が多数書いてあり、非常に見づらいです。
やっと見つけた「上記以外の変調方式」を選択し、変調方式備考欄に「リアクタンス変調」と記入したのですが、不備と指摘されました。
ここでは、「上記以外の変調方式」ではなく、「上記以外の 周波数変調 」を選択するのが正しいとのことです。

変調方式にA3E(AM変調)を申請する場合

変調方式のコンボボックスから変調方式を選択するようになっています。
コンボボックスには複雑怪奇な変調方式が多数書いてあり、非常に見づらいです。
やっと見つけた「上記以外の変調方式」を選択し、変調方式備考欄に「低電力変調」と記入したのですが、不備と指摘されました。
ここでは、「上記以外の変調方式」ではなく、「上記以外の 振幅変調 」を選択するのが正しいとのことです。

変調方式にJ3E(SSB)を申請する場合

変調方式のコンボボックスから変調方式を選択するようになっています。
コンボボックスには複雑怪奇な変調方式が多数書いてあり、非常に見づらいです。
やっと見つけた「上記以外の変調方式」を選択し、変調方式備考欄に「平衡変調」と記入したのですが、不備と指摘されました。
ここでは、「上記以外の変調方式」ではなく、「SSB」を選択するのが正しいとのことです。

無線機の型番

技適制度が始まる前の「JARL登録機種」制度で認定されていた無線機を保証認定申請しました。
その際、型番を書き誤りました。先方の「登録機種リスト」に乗っていない型番を書くと、即指摘です。
正しい型番を教えてくれるわけでもありませんし、その無線機に関するその他の申請内容のチェックも行ってくれません。
この無線機については、前述した変調方式の指定や出力も誤っていたのですが、不備指摘はありませんでした。

無線機の出力

無線機の取説を見ながら記入したのですが、ハンディ機の出力を誤って10Wと申請してしまいました。(「免許される出力」と誤った)
取説を再度見ると「13.8V入力時、5W以上出力」との記述。「5W以上」と書いてあるので何W出力で申請すべきかTSSにTEL。
TSS担当者いわく「ハンディー機で10Wも出たら怖いでしょ?常識的に考えて(ウヒャヒャ)」とのこと。
結局、何Wで申請したらよいかは教えてくれず。「取説に『5W以上』とありますが、5Wで申請したらよいですか?」とこちらから聞くことに。
電話に出た担当者氏いわく、「それでよい」とのことであったが、信用できなかったので電話でのやり取り経緯をメールに書いて再申請。

電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力

今回、1200MHz帯でF3E(FM変調電話)を申請しました。FM電話しか運用するつもりがなかったからです。
ですから「電波の型式」は「その他」を選び、単に「F3E」と記入しました。が、これも不備の指摘を受けました。
一括記載コードを用いるように、との指摘でしたが、何を選ぶべきかという指示はありませんでした。

私の保証認定ログ

  • 2013/05/18:保証認定申し込み(インターネット)
  • 2013/05/18:TSSに認定料を振り込み(インターネット)
  • 2013/05/29:TSSに問い合わせ電話「入金は確認できたが、まだ待ち行列に並んでいるので待ってくれ」
  • 2013/06/04:TSSから1回目の不備指摘(変調方式、無線機の型番、電波の形式)
  • 2013/06/04:不備指摘部分を訂正したzipファイルをメール送付
  • 2013/06/07:TSSから2回目の不備指摘(前回型番誤りを訂正した無線機について、定格出力の誤り指摘)
  • 2013/06/07:TSSに問い合わせ電話
  • 2013/06/07:不備指摘部分を訂正したzipファイルをメール送付
  • 2013/06/14:TSSから保証認定書(PDF)が届く。ここまで1か月弱。
  • 2013/06/14:保証認定書(PDF)を添付して、電子申請Liteで総合通信局に変更申請送付。
  • 2013/06/15:返信用封筒を東海総通に発送。
  • 2013/07/01:東海総合通信局に問い合わせ電話。「書類の審査自体は問題なく終わっている(が、ステータスは審査中である。理由は不明)。もう少し待ってほしい」
  • 2013/07/05:電子申請Liteにて「7/4付で審査終了」の表示を確認。
  • 2013/07/06:「無線局変更許可書」「無線局免許状」および「無線局免許証票」が郵送される。ここまで49日。


コメント

  • TSSとのやり取り参考にさせて戴きました。 -- JL! (2013-12-16 05:40:24)
  • 非常に参考にさせていただきました。 -- 衰退趣味 (2015-05-27 16:47:15)
  • おかげで申請のコツがつかめました。参考になりました。 -- tibiruma (2016-12-03 20:42:11)
  • ”私が保証認定でハマったところ” -- 尾崎 (2017-04-06 10:31:27)
  • ”私が保証認定でハマったところ”私もまったく同じ 参考になり修正します -- 尾崎 (2017-04-06 10:33:28)
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