日向市について

▼概要

「日向」の読みは『ひなた』。
天月市の北部に隣接し、規模としては田舎町と言うに相応しい風情の地区。
当然のようにレネゲイド事件の発生例は殆どなく、稀に起きるそれもEXジャームやレネゲイドビーイング等、人類の干渉がない、または少ない事件例ばかりである。
管轄は藤篠市支部だが、UGN上層部では天月市への移管も検討されているとかいないとか。

▼地理

天月市に隣接する小さな街。過去は郡であったが、彼の大合併の折に隣接町村により日向市へと昇格した。
その影響で市全体の形は扇のような奇妙な形状になり、市の中心となる街区は大分西寄りになる。
総人口は8万人ほどだが、市域は天月市以上であり、その7割ほどは山林、残りの3割ほどを街区と田園や果樹園などが占めている。
高い山を挟んだ東部には過去に致命的な公害を引き起こし、その後閉山となった梯根鉱山(ていねこうざん/旧:梯根町)及び精錬設備が残っている。
尚、この公害の影響は河川の系統が違って居た為、当時の天月市にはそれほど深刻な影響はでなかった。
旧日向郡日向町がこの市の中心街。典型的な盆地形状。
前述の通り市域として見た場合は西部寄りであり、天月市中央線の終着駅もこの街まで延びている。

日向山輪王寺(ひなたやまりんのうじ)は中心街から程近い場所にある、嘗ての将軍を祭った著名な寺社。
首都圏からの年配者の参拝が多く、上州温泉と共に親しまれている、定番の観光地の1つ。
盆地型ではあるものの、標高も高い為夏の暑さは天月市ほど厳しくはない。
その為、一部の地域は避暑地としても利用がなされている。

▼歴史

林業と鉱業、更に小規模な農業及び牧畜業が長らく主要産業だった長閑な地区。
旧くは所謂貴族階級(高級公家・武家)の荘園・避暑地・隠棲地などとしての利用もされてきた。
地理の項で述べた通り、梯根鉱山は日本の産業革命期の負の遺産としても名高い。
当時の梯根町はかなりの人口を保持しており、活気ある街であったが現在は衰退している。

かの平成大合併の最中、2004年(平成16年)に日向郡日向町を含む付近の8町2村という非常に大きな合併を果たす。

▼交通

地理的な事情で東部の方が発達しており、藤篠市から延びるJR線と自動車道が鉱山近くまで延びている。
自動車道はその後山脈を越え、日本海側まで延びている。
日向市中心街になる、旧日向町付近は天月市からの国道と私鉄線が延びており、此方は先の通り、観光目当てでの利用が多い様子。
国道はその後、自動車道と交わる形でインターチェンジが配置されている。

駅名 読み 準急 急行 特急 快特
日向市 ひなたし
今泉 いまいずみ
南日向 みなみひなた
物部 ものべ
薗田 そのだ
上美里 かみみさと
↓(隣街:美里スキー場)
最終更新:2013年10月07日 21:54