花月分かつは、錆びた涙雨

メタ概要

PBW経験が長いが、TRPGは初心者と豪語する玲PLが主役となった第3話。
だが、初心者とは思えない熱演で局面を乗り切った。『ある経験』に葛藤する演技が見所。

シナリオ概要

止まぬ雨に閉ざされた天月市。
梅雨明け前独特の気候の中、支部にはある作戦命令が下達され、四十九院・玲は深夜、鷲見・聖と共に街中を警邏していた。
妙な状況である、と言うやり取りをしている最中、ワーディングの気配。駆けつけると、そこには二人の少女が只ならぬ気配で対峙していた。

一方その頃、神谷・幸一も同様の指令から、天理・剣を伴い、別の場所を警邏していた。
そんな中怪しい人物を発見し、これを制圧。剣の能力を使い『強制自白』を行わせると、やはりFHの手の者だった──。

やせいのおうこくも、此方は、比較的安全と予想される市街地近辺の巡回を担当する事になっていた。
西九条・七海他二名の西九条班は、その中の1つである学生街を担当している。
巡回中、一本の電話が入る。相手は別働隊の班長の水原・礼央だった。
それによると、メンバーの一人が何かを見つけ、急に駆け出していき行方知れずだと言う。

明けて早朝、自宅に居る火浦・和樹の元に一本の電話が入る。
相手は異端審問官と揶揄されるローザ・パスカヴィル。彼女は1つの指令を彼に伝える。
その内容は「天月市内に潜伏しているFHを殲滅せよ」と言うものだった。

その頃支部に居たDracheは藤條市支部のUGNエージェント、真北・昭憲から霜月・雪の状況について問い合わせを受けていた。
更に、真北は彼が住む市内にあるアールラボの施設が壊滅、その施設に居たオーヴァードが集団で失踪した事を告げる。
彼はその集団の追跡を持ち掛けてくるのだった。

鈍色の雨が降る街で起きるのは嘗ての悲劇の再来か? はたまた過去の清算か?
その答えは──未だ見えない。

シナリオ情報

話数 進行状況 開催期間 ストーリー名 施行人数 シーン合計数 レギュレーション シナリオタイプ 判定 PL獲得経験点平均
第3話 終了 2013年8月28日~2013年10月9日 花月分かつは、錆びた涙雨 5人 18シーン 基本Ⅰ、Ⅱ、上級、IC、EA ※ Lyrical, Denouement 成功 128点/5人=25.6点

※レギュレーションとルールに関する注記:個別のルール設定は以下の通り。
  • このシナリオから【Sロイス】【メモリー】導入
  • このシナリオから【FS判定】導入
  • このシナリオから独自のスキル〈知識:大規模覚醒事件〉〈知識:天月市〉〈情報:天月市〉を導入
  • このシナリオから『サポートキャラクター制度』導入 →詳細は基本事項の中に一項目として記述しています

また、レギュレーションとは無関係ですが、このシナリオからシーンタイトルが付されるようになりました。

PCとPC番号


本編(ダイジェスト版)

  • トレーラーとハンドアウト
  • オープニングフェイズ(S0~S5)
  • ミドルフェイズ(S6~S9)
  • クライマックスフェイズ(S10)
  • エンディングフェイズ(S11~S17)

シーン数 フェイズ 進行状況 シーン名 シーンプレイヤー PC1(玲)  PC2(幸一) PC3(和樹) PC4(七海) PC5(Dra) 戦闘の有無その他
シーン0 OP 終了 錆びた雨の中 マスターシーン
シーン1 OP 終了 二人の少女 四十九院・玲(PC1)
シーン2 OP 終了 過去の傷跡 神谷・幸一(PC2)
シーン3 OP 終了 Crying Wolf 西九条・七海(PC4)
シーン4 OP 終了 非情な指令 火浦・和樹(PC3)
シーン5 OP 終了 友人からの依頼 Drache(PC5)
シーン6 MD 終了 暗中模索 四十九院・玲(PC1)
神谷・幸一(PC2)
シーン7 MD 終了 血錆びた花のゆくえ 四十九院・玲(PC1)
シーン8 MD 終了 詰めの一手 神谷・幸一(PC2) ◎、FS
シーン9 MD 終了 花、散るさだめならば マスターシーン
シーン10 CL 終了 赤い雨を止めて 全員
シーン11 ED 終了 涙雨、上がって 全員
シーン12 ED 終了 日常へ帰るために 神谷・幸一(PC2)
火浦・和樹(PC3)
シーン13 ED 終了 彼女の流儀 マスターシーン
シーン14 ED 終了 電子世界の友と Drache(PC5)
シーン15 ED 終了 変わりゆく世界の上で 西九条・七海(PC4)
シーン16 ED 終了 花の名前 四十九院・玲(PC1)
シーン17 ED 終了 影に在る者 マスターシーン
最終更新:2013年12月28日 18:58