悪意の残滓、凍れる孤影 > クライマックスフェイズ

シーン11

  • シーンプレイヤー:全員

軽口をたたき合いながら暗躍者を追い詰める一行。
叩き潰した方が早いと感じた暗躍者も足を止め、一行を迎え撃つ。
決して壊れない物は嫌いだ、と言いながら。

いよいよラストバトルである。衝動判定は全員成功。
ここでGMから、当戦闘のルールが示される。それは以下の通り。

○雪は完全なジャームとはなっていない。但し正気は失っており、敵として対峙する。
○雪はHPの3/4を失うか、3R終了時に暗躍者が健在の場合ジャーム化する。
○その際、侵食率に伴う能力強化がある。
○雪をジャームとして処断する場合はそのまま撃破して良い。
○和樹が受けた「歪んだ囁き」の解除要件は「霜月・雪が健在&正常の状態で暗躍者を撃破」。


一行は幾度か倒れ、暗躍者を削り切るも、彼女はEロイス【苦痛のこだま】を発動。
既に3ラウンド目。既に述べた通り、ここで倒せなければ雪はジャーム化する。
暗躍者は玲と幸一の攻撃を辛うじて耐えきった。そこへ七海の支援を受けた和樹が最後の一撃を放つ。
誘「……、ああ、……」
一瞬だけ、縋るように天を仰ぎ。そのまま、暗躍者──森乃・誘はその場に崩れ落ちる。
そして──その場には、我に返った雪が残された。

追加ミッションである。ルールは以下の通り。

○雪は現在、ロイスを1つしか有していない。尚、侵食率は120%である。
○一行にはこれから各々説得や声掛けロールをし、その内容に従いロイスを取得(或いは未取得)する。
○通常のプレイヤーと同じく、バックトラックを行う(※15)。

厳正なダイスロールの結果(※16)、順番は『PC番号降順』となる。

玲は「真幸の願い」を主軸とした説得。
七海は「仲間の重要性」を主軸とした説得。
幸一は「UGN支部長としての雪の処遇」について声掛け。
Dracheは「幸福の認識基準」を主軸とした説得。ついでに雪自身の意思の強さに「個人的興味」もある旨を伝える。

ラストは和樹である。テーマは「雪は真幸を守る事ができた」と言う壮大なものであった。

和樹「雪ちゃんが死んじゃったり、壊れてジャームになってしまったら真幸君が命を使ってまで雪ちゃんを守った意味がなくなってしまうんだと思う」
和樹「真幸君が命を懸けてまで守りたかったものを守ることが出来た。だから……それは真幸君を助けることが出来たって、言っても良いんじゃないかな?」

流石の熱演と発想の転換(※17)である。GMの判定は『全員成功』。
雪は各々に対してロイスを結ぶ(※18)事となった。
次に雪も含めたバックトラックへ移る。
コケたのは七海のみ。此方は追加振りで事なきを得る。


※15: バックトラックを行う
この段階では明言はされていなかったものの、判断できる範囲であったのでここに記載した。
※16: 厳正なダイスロールの結果
尚、『PC番号降順』は奇しくも七海が提唱していた。
※17: 熱演と発想の転換
この辺りは普通のプレイヤーにはなかなかできる事ではないだろう。
※18: ロイスを結ぶ
具体的な内容は次の通り。
○雪→玲:■P:親近感/□N:劣等感
○雪→七海:■P:信頼/□N:隔意
○雪→幸一:■P:誠意/□N:猜疑心
○雪→Drache:■P:好奇心/□N:恐怖
○雪→和樹:■P:憧憬/□N:不安

→→→エンディングフェイズへ続く