浅野そのか

名前 浅野そのか
読み あさのそのか
出典 大阪府ばんざい

概要

ドコモ携帯のiアプリで動く、知る人ぞ知る名作アクション格闘ゲーム「大阪府ばんざい」の主人公。
東京から大阪に引っ越してきた女の子で、背中に大きいヤコウガイの貝殻を背負っているのが特徴。

初出作品はよく「大阪府ばんざい」が最初と思われがちだが、実はMS-DOSのゲーム「パン屋さん」でお客さんとして出たのが最初だったりする。
余談だが、漫画「哀愁と旅」ではきつねのきいちゃんの飼い主という設定でゲスト出演している。

ただ、残念なことに作者は2011年に夭折したので、今は「大阪府ばんざい」のダウンロードは出来ない。

大阪府ばんざいとは

「巻き貝と二枚貝が対立している」という単純なテーマの元、故・PHLAT氏の率いた同人サークル「こめつきむし」によって製作されたアクション格闘ゲーム。
今回の主人公である浅野そのかはかつて巻き貝(ヤコウガイ)だったのだが、
王から「大阪に行って、敵である二枚貝の頭領イウトを倒してほしい」という願いを受け入れて、
元の巻き貝に戻れないことを知っていながら自ら人間になった。
背中に巻き貝があるのはその名残のため。
(ただし最後は「自分の意思で人間にも巻き貝にもなれるようになった」というハッピーエンドな結末であった)

使用キャラクター(といってもそのかを含めて6人しかいないが)の操作は共通して、
2,4,5,6,8ボタンを「陸上」「空中」「しゃがみ」の三つの状態で使う、携帯ならではの独特な仕様になっている。
その中でもそのかは操作が簡単で、しかもやり込むと数々のテクニックが使えたりするからファンの間で一二を争う人気となっている。

また、この作品には会話のシーンがあるのだが、所々にいじめの問題等といった社会問題を織り交ぜた重い話が存在するため、「芸術だ」と賞賛するファンもいるとかいないとか。

単純だけど重いストーリーや会話、斬新な操作性、素朴なキャラクターデザインなどから今でも大阪府ばんざいは人気があるようだ。

ドコモのiアプリは他の携帯アプリと違いプログラミング関連で汎用性が高く自由である。
なぜならauのEZアプリのようなサイズ制限や、ソフトバンクのS!アプリのような公開制限がないからだ。
だからドコモのiアプリには、やっつけ仕事のようなクソゲーもあったりするが、このような名作も多い。

ごちゃまぜファイトでの浅野そのか

最終更新:2012年07月12日 12:55
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