フローニカの手記


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フローニカの持つ薄皮のメモ帳だ。見た目通りの小さくころころした字が所狭しと刻まれている)

黄金暦212年 10月  ○鉱脈捜索依頼
  • 柄にもなく、ほっとしちゃた。
  • 報酬の金貨2400枚。宝箱からはショートボウが見つかったけれど、話し合いで他の同行者が持つことになった。
  • いいわ。いいの。ひとまず鉄鉱は見つかった。金も入った。それでいいわ。
  • やっぱり、依頼って言うのはきちんと成功させてこそね。
  • …そういえば、今回いた狼はいつも見かける狼と動きが違っていたわ。
  • あっさり倒したのは倒したんだけれど…やっぱり油断はよくないわ。きちんと見ておこう。

黄金暦212年 9月  ×珍しい茸捜索依頼
  • も う い い !   (ころころした字があらぶっている)
  • わかったわ!やっぱり珍しいのね!どこが珍しいのと軽く見ていた私が悪かったのねそうね!
  • 報酬が多い依頼を選んだ結果がこれだわ!
  • …はあ。
  • …。
  • 最近の依頼は失敗続き、成功しても報酬の望めない依頼ばかり。
  • 冒険家業を選んだのは後悔していない。初めは何度か命の危うい場面もあったけど、今は近辺の魔物なら難なく倒せるぐらいにはなった。
  • 出向いた先の財宝も非常においしい。今回だって、魔法書が私の取り分となった。後で売り払う。
  • でも。
  • …私って短気なのかしら? 単純に冒険者に向いていない?
  • まだ1年半。もう少し、もう少しだけがんばってみよう。 幸い暫く遊んで暮らしてもいい程度には金は溜まった。
  • 命さえあれば、何とでもなるわ。そうよ、命さえあれば。
  • 私は死にたくないもの。魔物に食われるのも、罠にかかって死ぬのも、飢え死にするのも絶対いやよ。

黄金暦212年 8月  ○珍しい茸捜索依頼
  • 信頼できる依頼ってなんだか報酬が少ない気がするわ。
  • 茸なら多少信頼できなくても報酬の多い物を選ぶべきかしら?
  • というか、一度村の人誰かが行ったんじゃないの? せっかく見つけた宝箱がまた空だったのだけど!
  • …遺跡や洞窟ならともかく森になぜ宝箱があるのかは考えないことにしているわ。
  • あっさり目的の物が見つかってよかったけれど、まあ森だし…そりゃ茸なんてそこらじゅうに生えてるわよね…。
  • 前も思ったけれどほんとに珍しいのかしら。

黄金暦212年 7月  ×鉱脈捜索依頼
  • …鉄鉱って見つからないものね。
  • 前回の轍は踏むまいと思って、もう少し信頼度のある依頼を選んだのに…。
  • やっぱり茸が一番安定しているわね。できるだけ茸を探そう、というか…
  • 鉱脈と茸しか欲しい物がないのかしら、この地方の人たちって。
  • もっとこう、即物的な…私たちが貰ってる財宝とか、そういうのはいいのかしら。よくわからないわ。
  • それにしてもにくらしい。あの鍵のかかった宝箱、粉砕してやればよかった。

黄金暦212年 6月  ×鉱脈捜索依頼
  • あ…ありえない…。
  • あれだけ歩き回って鉄鉱石ひとつ見つけられないなんて…。
  • 断崖の上の細い足場をおっかなびっくり進んだり罠踏んで狼に襲われたりしたのは何だったの…。
  • もう今日はゆっくり休もう…。
  • 宝箱を3つも見つけて、財宝だけでも金貨2200枚分あったのが救いね…。
  • … いつもあれぐらい歩き回ればたくさん宝箱に出会えるってことかしら?
  • いや駄目ね、探索すればそれだけ襲われる危険も高まるのよ。危ない橋は渡らないに越したことはないわ。
  • そういえば、毛皮の…セプテムが先月冒険家業を引退したんですって。
  • とてもいい判断だと思う。私も別の稼ぎ口を模索したほうがいいかしら…。

黄金暦212年 5月  ○珍しい茸捜索依頼
  • こういう依頼を探していたのよ!こういう依頼を!
  • 私が受けたいのは狼の只中に飛び込む依頼でもゼリーをつぶして変な音を立てる依頼でもないわ!
  • 命の危険が危ない仕事なんだから、こっちだってえり好みさせて貰いたいわよね。
  • ちょっと大鼠がいた程度で、財宝はあるわ茸がすぐに見つかるわ、最高だわ。ため息しか出ないわね!
  • だけど…。
  • … 久々に依頼が楽に終わったから、これは飲むしかないわって思って意気揚々と酒場へ向かったの。
  • でも、入れなかったわ。
  • …マジアトゥイが泣いてたの。
  • ミラベラと話してた。ムー、死んじゃったのね。
  • 1年前みたいに、無鉄砲な戦い方しちゃったのかしら。それとも、罠にかかっちゃったのかしら。
  • …声を掛けられなかった。そっと帰るしかなかったわ。
  • 私は、弔いの方法を知らないのだもの。

黄金暦212年 4月  ○狼討伐依頼
  • もう、私がこの家業をはじめてから1年が経つのね。
  • …その記念すべき時に受けられる依頼がこんなものしかなかったのは、不幸以外の何物でもないわね。
  • 狼、おおかみ、オオカミ! おまけに大きなオーカーゼリー! 嫌になるわ!
  • しかも…しかもよ…せっかくの宝箱も中身が空っぽなのよ…。しかも何とか回避したけど罠だったのよ。
  • ため息しか出ないわ。また一緒だったミラベラも同じような目で空の宝箱を見ていたわね。
  • そのミラベラ、男なんですって。…嘘よね? 待って、でも、確かに言われてみれば声が低かったような、えっ?

黄金暦212年 3月  ○狼討伐依頼
  • …今は捜索依頼が切れているのかしら…。報酬1000枚だけかあ…。
  • お宝があるっていわれて期待してたのに、私のより質の悪そうな盾しかなかったし。いいとこないわ。
  • そんなことより、なにあれ!あんなのがいるなんて聞いてないわよ!
  • なんだか、すごくおおきな、ぷるぷる!なにあれ!
  • ほかの同行者はオーカーゼリーだって叫んでたけど、私のハンマーを軽くはじき返したなんて…。
  • 一人で出会ったら生きて帰れる気がしないわ。
  • そういえば、あの黒服の人は最近見られなくなったのだそう。…多分、いいことね。

黄金暦212年 2月  ○珍しい茸捜索依頼
  • どうして宝箱っていちいち鍵がかかっているの!?
  • おかしいわ!財宝は見つけられなければ財宝じゃないのよ!初めから鍵なんて必要ないじゃない!
  • …いいのだけれどね。きちんと茸を見つけて報酬はもらったし。
  • 途中同行者が罠のようなものを踏んで大きな音を立てるものだから、耳が死ぬかと思ったわ…。
  • そういえば別の同行者だけれど、毛皮だらけの人がいたわ。…鼠の皮はないわよね。やめてよね。
  • あと先月見かけた色白の人…ミラベラもいたわ。あの人きれいなのに武器が怖すぎるわよ。なにあれ。

黄金暦212年 1月  ○狼討伐依頼
  • もう!また討伐だわ!
  • そういうのはもっと血の気の多くて命より金や名誉が大事な人たちに振り分けてほしいわね。
  • …捜索ものを探しそこねた私が悪いのだけど。
  • 途中食料庫のようなものがあったわ。洞窟の中だったのだけれど、誰か住んでいたのかしら?
  • あれぐらいだったら十分食べられそうだったけど、他の皆に置いて行かれると大変だからあきらめたわ。
  • 色の白いきれいな人も鼻をつまんでいたしね。
  • 一番の狼は相変わらず私より大きいけれど、何とかなってよかった。
  • …でもごねたわけでもないのに見つけた盾をくれたのは私が小さかったからかしら…。

黄金暦211年 12月  ○人型の怪物討伐依頼
  • よりによって討伐依頼しか残ってなかったなんて…。
  • 生きて帰れたからよかったけれど、宝箱は空だわ罠はあるわオークは臭いわやってられないわ。
  • ジャンドゥイヤとまた鉢合わせた。お互い息災なようでなによりね。
  • 彼女とは半年振りぐらいかしら? 相変わらず頼りになるわ。

黄金暦211年 11月  ○鉱脈捜索依頼
  • ふう…。最近楽な依頼ばかりだったけれど、やっぱりそう簡単には行かないわね。
  • 報酬1800枚で文句はないのだけれど、やたらモンスターは出るわなかなか鉄鉱が出ないわで歩き疲れちゃった。
  • オークにコボルドに大蝙蝠と… あの大蝙蝠、蝙蝠のくせに私より大きかったから腹いせにドタマかち割ってやったわ。
  • …そうだわ、その帰り!
  • 泣きながら笑う変な黒服の人、生きてるじゃない!街の中で見かけたわ、先月の話はガセ情報だったのね。
  • あの顔と雰囲気は一見とはいえ忘れづらい…から、間違いないとは思うのだけど、
  • …でもやっぱり見間違えの可能性もあるわね。においがなんというか、ううん、…なんて言ったら良いのかしら?もう!
  • とにかく次の依頼を探すことに集中しましょう。私には関係のないことだもの。

黄金暦211年 10月  ○珍しい茸捜索依頼
  • …自分で依頼を受けておいてなんだけれど。
  • ほんとに「珍しい」茸なのかしら?私先月も先々月も見つけたわよ。
  • 森の奥地で鼠やゴブリンコボルドの大盤振る舞いだから村人じゃ手が出せないってだけなのかしら。
  • 私だって元村人なんだけど…
  • でもおかげで私がお金を得られるってことで、何も悪いことなんてないわね。
  • 今回なんて報酬2000枚に財宝2700枚分!!5000枚弱だなんて言うことないわ!!
  • もう我慢なんてしない!おいしいものたくさん買っちゃう!
  • そういえば、先月例の泣きながら笑ってた変な人がとうとう死んじゃったんですって。
  • 大変ね。

黄金暦211年 9月  ○珍しい茸捜索依頼
  • 今日の報酬は1700枚…と。今日も財宝には出会えなかったけど、まずまずね!
  • …ちょっとゴブリンが鬱陶しいわね。でも見入りの良い仕事だもの、来月もこんな依頼がないかしら?
  • 一緒になったレヴィはなんだか軽そうな見た目だけれど、いざ戦闘に入ると真剣な瞳をしていたわ。
  • そういうのって好きよ。

黄金暦211年 8月  ○珍しい茸捜索依頼
  • もう!ここまで好調だと何かの罠かと疑いたくなってしまうわ!
  • 財宝にはありつけなかったけれど、きっちりきのこは見つけて報酬1600枚。
  • 先月の金もまだ少し残っているし好きなだけチーズを買ってもいいのだけどそこはそれ、油断は禁物よね。
  • いつなにが起きるかわからないのが冒険者なのだから、調子に乗るのは良くないわ。
  • 危険を承知で選んだ家業と言え死ぬのはごめんよ。
  • …死と言えば、この間酒場で大騒ぎしていたヒトの兄弟。やたらでかいほうが死んだんですって。
  • その兄弟に声をかけていたいかつい人も。
  • 他にもこの数日だけで見知った顔が減っていく、と嘆いている人がいたわ。沢山しんでいるのね。
  • 大変ね。
  • 私は…そうだわ。来月にむけて手頃な依頼を探さなくちゃね。
  • 今回のような依頼を取れればめっけものよ!

黄金暦211年 7月  ○鉱脈捜索依頼
  • ウフフ!金貨のじゃらじゃら鳴る音がとっても心地いいわ!今月も2000枚!
  • オークがちょっと襲ってきただけだったし、この依頼を選んで正解だったわ。次も似たようなのを探そう。
  • 今回もムーと一緒だったわ。こういうのを腐れ縁って言うのかしら?悪いことじゃないわ。
  • でも毎度戦い方があぶなっかしくてつい目で追っちゃうのよね…。ああいうのを無鉄砲って言うのかしら?良いことじゃないわ。
  • きぐるみ…じゃなくてジャンドゥイヤともまた会った。お祭りにでも出てきそうな名前よね。
  • 何考えてるかわからない顔をしていたけれど、聞けば言葉少なでもきちんと答えてくれる。きぐるみじゃなくて海の種だそう。
  • 海ってあれでしょう?とっても大きな水溜りのことでしょう?どうやって暮らすのかしら…。
  • それから、マジアトゥイ(口にするとなかなか発音しづらいわ)とも少し話をした。彼もなかなか変わった格好をしているわ。
  • それとも、私が変わっていて彼らが普通なのかしら?でもあの頭の羽飾りはとっても素敵。彼の弓ともよく合っている。

黄金暦211年 6月  ○人型の怪物討伐依頼
  • 今日は大成功よ!報酬+財宝でなんと金貨2000枚!先月はだいぶ切り詰めて生活していたけど、これで今月はらくらくね!
  • 敵もほとんどいなかったし(まあ、多少の怪我は負ったけれども)、毎度こんな依頼ばかりだったらいいのに!
  • 先月一緒にひどい目にあった民族衣装の子と今回も鉢合わせた。ムーというのですって、素敵な名前だわ。
  • あの時はとても世間話をする余裕などなかったのだけれど、聞けば同い年なのだそう。お互い大変ね。

黄金暦211年 5月  ×人型の怪物討伐依頼
  • ゴブリン相手に余裕だから人型の怪物って言ってもどうって事ないだろうと思ったらひどい目にあったわ。
  • 同行した仲間が一人死んで、今逃げ帰ってきたところ。
  • 相手のコボルトも残り少なかったけど…私もう立ってるのがやっとだったもの。彼女みたいに死にたくはないわ。
  • …痛む体を引きずって酒場に行ってみたら、先日一緒に冒険した子も死んでしまったそう。二人とも仇をとろうなんて思わないけれど…。
  • …そういえば、民族衣装の子はいいとして、あざらしのきぐるみの子になぜそんなものを着ているのか聞きそびれちゃった。
  • きぐるみじゃなくって、ああいう種のリカンなのかしら?山に住む種じゃないわよね…。

黄金暦211年 4月  ○はじめての冒険
  • 初めての冒険。300G、そこそこの収入だった。
  • ゴブリンに殴られた。いたい。
  • 大鼠の中にリカンの私より大きいのがいた。納得行かないわ。