竜に喰われて終わるはずだった十八歳は、
魔物に喰われて終わった二十四歳になった。
わずかなその間隙に、
彼はいつも、楽しそうに笑っていたという。
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他人の存在を知り。
人と触れ合う喜びを知って。
もっと話していたいと手を伸ばして、
その手を下ろせないまま、彷徨いはじめた。
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●徘徊する亡霊
「もっと、話させてください、… もっと、話して、」
襤褸を被った、長い髪を血まみれにした人影。
冒険者がよく行く遺跡、洞窟や森などに出没する。
人の姿を見かけると寄ってきて、手を伸ばしてくる。
拒絶されると、悲しそうに表情を歪めて消えてしまう。
冒険者の一団に、いつの間にか紛れていることがある。
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冒険開始時年齢:23歳 性別:男
出身: 海港/漁師 きっかけ:一攫千金を狙って
「初めまして、レミフェンといいます、俺。よろしくお願いします」
「もっと、話してていいですか?」
●現在
明るくよく笑い、人と話すのが好きで、慕った人の後をよくついていく。
そんな子供っぽい青年。時折スキンシップ過剰。
目的意識がとにかく弱く、明日の方針さえ立てられない有様。
十八歳まで育て親としか話したこともなかったため、一般常識にも相当疎い。
騙されやすい性格であり、初仕事の報酬300Gは早速誰かに取られてしまったとか。
なんとか残飯・宿の隅生活は脱出したようだ。
苗字はなく、ターナは育て親の名。
●過去
海辺の村で、沖に棲む海竜の生贄として育てられた青年。
十八歳の夏に海竜に喰われるという運命のもと、海上の小屋で育ってきた。
が、十八歳の春。
血気盛んな冒険者がやってきて、海竜を倒してしまい。
突然生を拾って。ついでに海流が変化して魚が捕れなくなり、村ごと食い詰めて。
海竜に喰われて終わると思っていた十八歳。目的も意味もない、完全なノープラン。
とりあえず「冒険者」になれば飯が喰えるかと、計画もなく村を出て歩き出してみた。
迷いに迷い、人の善意に救われて、なんとか街へ辿り着いた二十三歳。
●好感度
モーリス・アーバーさん +1
ラン・グールさん +1
ティモ・アルドゥーラさん +1
パラキパ・ハリカリさん +1
ヴィオラ・シデレアさん +3
●初期ステータス
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筋力/ 117 耐久/ 123
敏捷/ 101 器用/ 97
知力/ 91 魔力/ 89
感応/ 106 運勢/ 29
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PL:闇司祭ファラリス(twitter:faralis)
●イメージ
211年10月時点のレミフェン。
ミラベラさんの忠告により、タカり冒険者と縁を切り
(でも、何だかんだでまた誰かに騙されていたりする)
ひとまず、無事に服を買うことができたらしい。
髪は後回しで、伸びっぱなしの髪を包帯で上げている。
冒険中に貰った帽子を大事にしていて、冒険時にだけ被って行く。
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冒険開始時点のレミフェン。
宿の主の温情で髭くらいは剃らせてもらったが、髪は伸び放題。
衣装はそのへんの襤褸なので、金が手に入ったら変わる可能性あり。
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●過去話
レミフェンが村にいた頃から、村を出るまでの話です。
最終更新:2012年03月15日 22:21