復讐は死ぬまで終わらない。
神は彼を哀れんだのだろうか。
終わりは程なく訪れた。
狂戦士フラグ立ったと思ったら死んでました☆
「お前と、お前と、お前と、お前と！お前らが！俺の弟達を！」
コフィン兄弟長男。
彼の味方は弟達だけだった。
彼の世界は弟達だけだった。
三男は魔物に殺された。
次男も魔物に殺された。
世界にはもう誰もいない。
奪ったのは誰だ？
復讐は終わった。彼の死によって。
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顔は怖いが兄弟思いの心優しい青年。
本人は普通にしているつもりだが、表情がいちいち怖い。
喋り方のイントネーションもいちいち怖い。
兄弟揃ってどこかしら怖いので、あまり街の人間とは馴染めなかった。
墓守の一族の長男として産まれ、死体防腐処理を学ぶ内に死体を心より愛するようになる。
愛しすぎて将来結婚するなら死体と結婚したい。
むしろ俺が綺麗な死体にしてやる。
気に食わないお前も死体になればなんてかわいいんだろう。
そんな愛が溢れてしまった結果、裏社会に首までどっぷり浸かっていた。
兄弟思いの心優しい青年
だった
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次男マリッチ・コフィンについて
「少し落ち着きが無いけど、とっても優しくていい子だ」
「けど、死んだ」
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三男ニコルズ・コフィンについて
「いつでも明るくて、笑顔に心癒されるよ」
「けど、死んだ」
【初期ステータス】
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田舎のイグジット・コフィン ID：475150
年齢 ： 17歳
性別 ： 男
出身地 ： 田舎
出身家 ： コフィン
冒険者になる前の生活 ： 墓守
冒険者になったきっかけ ： 裏社会に魅入られて
筋力 / 73 耐久 / 76
敏捷 / 105 器用 / 76
知力 / 88 魔力 / 108
感応 / 103 運勢 / 100
金銭欲 ： 貧弱
名誉欲 ： 皆無
正義感 ： 皆無
緊張感 ： 過剰
克己心 ： 普通
情熱 ： 1000
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■一緒に冒険に行く度に好感度が上がるシステム採用してるけどすでに死に設定な気もしている
ん？
復讐は終わったと思った？
残念！終わってませんでした！！
憎しみに囚われ安らかに眠ることすら出来ない、徘徊するゴースト・
イグジットの活躍をお楽しみに！！
と思ったけど黄金暦211年12月怪物討伐依頼にて成仏しちゃいました！！残念！！
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■徘徊するイグジット・コフィンの霊
知り合いのいない、名も無き冒険者が参加する予定だったPTに紛れている事がある。
無口だが落ち着いた冒険者に見える。
人型の怪物を何匹殺したか数えている。
同行者が何人死んだかを数えている。
本来参加する予定だった者の死体が見つかっている。
弟という単語を聞くと発狂する。
街で姿を見る事もある。
声をかけると、にぃ、と笑い、全身から血を吹き出し哄笑を響かせ、そのまま消えてしまったと言う者もいる。
彼にとっての死は意識の永遠の断絶であり、その意味で彼はまだ死んでいない。
xxxxx xxxxx
XXX
なんだ
俺を探しに来たのか？
まったく、物好きもいたもんだ
でも、そうか
この世界に、まだ
俺に会いに来る人間がいたんだな
分かった
いくよ
弟達が、寂しがるといけない
ありがとう
友よ
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PL:パクチ
最終更新：2012年03月11日 21:39
