ヘブライ語

ヘブライ語(ヘブライ語: ??????)、ヘブル語、ヒブル語は、
アフロ・アジア語族のセム語派に分類される言語。

19世紀にロシアからパレスチナに移り住んだエリエゼル・ベン・イェフダー
(1858年 - 1922年)は、ヘブライ語を日常語として用いることを実践した人物であり、
ヘブライ語復活に大きな役割を果たした(彼の息子ベン・ツィオンは生まれてから
数年間はヘブライ語のみで教育され、約二千年ぶりにヘブライ語を母語として
話した人物となった)。

しかし、彼が聖書を基に一から現代ヘブライ語を作ったわけではない。
彼の貢献は主に語彙の面におけるものであり、使われなくなっていた
単語を文献から探し出したり、新語を作ったりして、現代的な概念を表すことが
できるようにした。そのために全16巻からなる『ヘブライ語大辞典』を
編纂したが、完成間近で没し、死後に出版された。世界各地からユダヤ教徒が
イスラエルへ移民しているため、イスラエルにおいてはイスラエルへの
移民であるか否かを問わず、またイスラエルへ定住する意思の有無を問わず、
誰でもヘブライ語を学習することができる成人を対象とした
ヘブライ語の教育機関としてウルパンが設立されている。

最終更新:2013年09月08日 12:02